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一十三十一

掲載日:2007.1.23

連載:アーティストたちのrootsプレイリスト Vol.52 一十三十一
一十三十一 NEW RELEASE
一十三十一
一十三十一 Collections Album + DVD 「TOICOLLE」
一十三十一 Collections Album + DVD 「TOICOLLE」
01. 粉雪のシュプール
02. Mangosteeeen!
03. WAKE UP!
04. DOWN TOWN
05. ウェザーリポート
06. ACROSS THE UNIVERSE
07. 渚にて
08. フライデイ
09. プラチナ
10. 煙色の恋人達
11. CHARADE
12. GO NO GO
13. おぼえているよ
    feat. ASA-CHANG
14. キラメキmovin' on
    feat.CHICADA
15. 粉雪のシュプール
    -powder snow mix-
16. デイライト

DVD収録
[PV]
01. DOWN TOWN
02. GO NO GO
03. キラメキmovin' on
    feat.CHICADA
04. ウェザーリポート
05. 粉雪のシュプール
06. 最初のひとくち
     -live at chersea hotel-
07. 時よ -live on the ship-
編集部レビュー

2006年暮れにリリースし、新たな冬の定番となった(少なからず僕はそうだった)シングルチューン「粉雪のシュプール」を含む、一十三十一初のベストアルバム。いや、“ベストコレクションアルバム”である(なにゆえ呼び方に拘るかということは、インタビューを読んでいただければわかるところ)。レーベルを越えて選りすぐられた楽曲は、鮮烈すぎたデビュー「煙色の恋人達」をはじめとするシングル表題曲と、これまでに発表してきたアルバム、ミニアルバムなかから満遍なくピックアップされているものだが、全体を通して聴いてみて感じるのは、事務的に収録、配置された感覚がまったくないということ。曲間こそ設けられているが、これは一十三十一の楽曲をフィーチャーした良質なミックスCDと呼んでも良いだろう。一十三十一の魅力をぎっしりと詰め込みながらも、スッキリと聴かせてくれる本作で、初めて彼女の魅力に触れるリスナーが増えることも大いに期待できそうだ。さらに本作は、うれしいことにDVD付き(初回生産限定なんかじゃありません! 買えば必ず付いてきます!)。収録されているのは「GO NO GO」「ウェザーリポート」といった現レーベル移籍後のシングルのプロモクリップ、「最初のひとくち」「時よ」のライヴ映像。とくに船上ライヴでの「時よ」は、奇跡的な背景も相まって、あまりにも気持ちよすぎ! でも、録ってるカメラもいっしょになって揺れてるから、見過ぎると酔っちゃうかも?(久保田泰平

一十三十一 PROFILE
一十三十一 / ヒトミトイ
壁無き音楽クリエイター、または、媚薬系シンガー。趣味はハモリ。彼女が持つ、何ものにも捕われない独自の感性はもはや音楽の枠すら超えて、多くのクリエイターを包み込み、常に新しいものを発信する。
1978年12月生まれ。FRONTIER SPIRIT(開拓者精神)が息づく北の大地、北海道札幌に生まれる。思想家であり孤高の料理家の父を持つ。幼少の頃よりインド、ネパール、タイをはじめ、あらゆるアジア諸国と欧米各国を家族と共に旅した中で類い希な感性を培った。音楽好きの家族が聴く、世界のありとあらゆる音楽…。そんな中、“歌うこと”、兄・一平と自宅レコーディングにハマる。クラブ、ローカルFMにと、その活動の場をぐんぐん広げていく。
一十三十一 ライブ情報
1月26日(金) 札幌・KRAPS HALL
2月2日(金) 仙台・MACANA
2月4日(日) 新潟・CLUB JUNK BOXmini
2月9日(金) 広島・Live Cafe Jive
2月10日(土) 福岡・BEAT STATION
2月16日(金) 名古屋・ell.FITS ALL
2月18日(日) 大阪・シャングリラ
2月23日(金) 東京・代官山UNIT

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“TOICOLLE”発売記念!インストアイベント
1月27日(土)
 14:00〜 HMV 札幌ステラプレイス店
 18:00〜 タワーレコード 札幌ピヴォ店
1月28日(日)
 15:00〜 HMV 渋谷店
2月3日(土)
 15:00〜 タワーレコード仙台店
2月17日(土)
 15:00〜 大阪 タワーレコードNU茶屋町店
※ 各会場、「TOICOLLE」購入者対象のミニライブ&サイン会となります。
※ イベントは、都合により、日時、内容等が変更になる場合がございます。

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一十三十一 select:
夜の第三京浜、横浜行き
1.

LOVE SPACE
山下達郎

2.

Perfumed Garden
Rah Band

3.

Red Light, Blue Light, Yellow Light
馬の骨

4.

トリミング
イルリメ

5.

How Can You Mend a Broken Heart?
Al Green

6.

プラスティック・ラブ
竹内まりや

7.

今夜はブギーバック/あの大きな心
小沢健二

8.

SATURDAY NIGHT ZOMBIES
松任谷由実

9.

寝ても醒めても
flex life

10.

Like Someone in Love
Chet Baker

詳しいレビューとCDや楽曲を購入
一十三十一 Artist Interview
インタビュー/文:久保田泰平
いわゆる“クラブ・ミュージック”として十分対応するフィーリング、グルーヴ感を持ち得ながらも、決してそういったものに特化されない個性でもって、キャッチーでチャーミングなポップ・チューンを送り続けている一十三十一。そんな彼女が、デビューから5年近くにおよぶキャリアの中から厳選したベストコレクションズアルバム『TOICOLLE』をリリースした。
--『TOICOLLE』を通して聴いてみて、すごく全体の流れが気持ちよいというか、すごくドライヴィンな感じがしたんですよ。
はい、選ぶ基準として、スムースなドライヴができるような感じがいいなと思ったんです。私、夜の高速道路とか走るのが大好きなんで。羽田から首都高で都心に帰ってくる道で、東京タワーがのぞくあたりとかいいんですよね。あと、第三京浜。
--なかなかロマンチックですねえ。
(微笑)。なんか、夜のドライヴには、私の好きなスピードと変化と自由があって。ビルの灯りが流れていく景色とか大好きで。
--汚い景色は闇に消えてしまいますからね。
そうそう。余計なものが見えない。あと、車で聴いたときの音楽の聴こえ方って、なんかいいじゃないですか。だから、ベスト・アルバムは夜の高速で聴くような流れがいいなあと思って、こういう選曲になったんです。スムースで、ポップで。
--いわゆる一般的なベスト・アルバムとは趣きが違うわけですね。
そうですね。
--普段、車にはよく乗るんですか?
北海道に住んでたときはしょっちゅう乗ってたんですよ。でも、すぐ壊しちゃったりするんで。
--えっ!?
札幌は危ないんですよ。今の時期は雪が降るし。何回も事故に遭ってますから。
--事故って、コツンとぶつけるぐらいのをしょっちゅうとか?
いや、グル〜ッて回っちゃうぐらいのやってますよ(笑)。廃車にしたこともあったりなかったり・・・(笑)。
----そりゃ大変だ。
東京に住んでからは助手席ばかりですよ。北海道だったら乗りたいなって思うんですけど、夏限定で(笑)。
--『TOICOLLE』は実際にドライヴしながら聴きました?
ハイ。バッチリですね(ニッコリ)。もう他人事のように聴けてます。これはいいですよ。
--僕は車の免許がないんで“妄想ドライヴ”専門なんですけど、これはかなり浸れますね。曲もいっぱい入ってるけど、聴いていて疲れないし。
うん、聴きやすさ、っていうこともすごく考えて選曲してますから。
--聴きやすいとはいっても、これまで作ってきた曲は、それぞれ中身の濃いことやってきてるんですよね。名だたるコンポーザーの方々とたくさん共演しているわけだし。そういえば、今回は2曲新曲が入ってますけど、そこでは宮川弾さんが曲を書かれてますよね。宮川さんとは初めての共演で?
そうですね。弾さんが手掛けていた曲がすごく好きで……それこそラヴ・タンバリンズとか。あの軽やか感とかがいいなと思ってて。
--軽やかだけど、軽薄な感じでは決してないんですよね、宮川さんの曲は。
そう。その絶妙な感じがすごくいいなと思っていて。で、今回お願いしてみたんです。私は、詞を書くにあたって自分の曲のほうがやりやすいから、そっちのほうが世に出ているものが多いんだけど、でも、弾さんの曲を初めて聴いたときは、すごくイメージが沸いたんですよね。
--『TOICOLLE』を聴いて、あらためて一十三十一のポップ性を確認できたなあと思っていて、そこにはいにしえの歌謡曲やジャパニーズ・ポップスが持っていたような力強さを感じるんですよ。そういう音楽って普段聴いたりしてます?
そうですね、結構好きで聴いてますね。
--たとえばどんなアーティストの曲を?
ユーミンとか好きですね。荒井由実の時代も松任谷由実の時代も。自分で編集したCD-Rを友達と聴きながら“いっしょに泣こう会”をよくしてるんですよ(笑)。
--それはぜひご一緒したいですねえ。
男子はダメですよ。女の子だけ集まってやるんで(笑)。