MUSICSHELFトップ > 特集・連載 > 米澤誠一郎 インタビュー
Kumiko Yamashita: Room.369
ギタリストたる前に音楽ファンであること 米澤誠一郎
掲載日:2007.5.18
■取材/文:MUSICSHELF編集部  ■撮影:misa inage
■デザイン:SQIP
Page1 Page2 Page3 Page4 Page5 Page6
 
新メンバーも加わり、ますますパワーアップする山下久美子バンド。その中心メンバーであるギタリスト米澤誠一郎に自身のプレイスタイル、そしてKUMIKO-BANDについて訊いてみた。長身で端正なマスク、そして決して主張し過ぎることのない着実なプレイスタイルから一見近寄りがたいクールな印象を受けるが、インタビューを通じてその印象が180度変わった。
-- まずは先月SHIBUYA BOXXで行われた『ロックンロールショウ』の感想を聞かせて下さい。
米澤誠一郎 まずオープニングのSEで「ウォーッ!」という歓声があがって、我々もそれを聴いてテンションが凄く上がりましたね。やっていても打てば響くという感じで、ダイレクトにお客さんの反応が返ってきたのですごく良かったですね。
-- 今回リズム隊が変わりましたよね。バンドとして大きく変わった部分はありましたか?
 以前のメンバーは大御所の方々で、我々を引っ張って頂いていたのですが、今回は誰かが引っ張るという形ではなく、みんなフラットで一緒に新しいものを創ろうという、これはこれで新しい形ができたのかなと思いますね。
 実際ステージでやっていて、ドラムの平田さんは人柄が出るような明るくて元気な演奏をしてくれましたし、人時くんは、もうキャリアに裏打ちされた技術とガツン!としっかり固めてくれているって感じで前回とは違った意味で楽しめました。
-- 2005年からKUMIKO-BANDに参加し、当時のメンバーで残っているのは米澤さんだけになりますよね。
 僕自身、もちろん古株という意識は全然なくて、いつもフレッシュな気持ちですが(笑)、お互いに意見の遠慮がないように積極的にメンバーとコミュニケーションを図る事でバランスをとるように心がけていますね。
-- 山下久美子さんの楽曲は様々なタイプのロックが数多くありますが、米澤さん自身ギタリストとしてどんなタイプだと思いますか?
米澤誠一郎 僕自身はどちらかというと今までガンガン弾きまくるスタイルでやってきたのですが、このバンドに参加させてもらい、ルーツ的なブルースやロックなど新たに学んだ部分はかなりありますね。数多くある楽曲それぞれにいかに僕らしいニュアンスをつけていけるか毎回チャレンジしています。
-- KUMIKO-BANDで演奏する上でのこだわりを教えてください。
 最初に参加した時から思っていたのは、自分も一ファンとして聴いていた山下久美子さんの曲のイメージがあって、自分がお客さんとして観に来るんだったらその頃の曲の感じで聴きたいというか、それはギターソロ一つとってもそうで、山下久美子さんの楽曲はギターソロも一つの作品に仕上がっているので、自分がお客さんだったら、それを聴きたいと思いますから、その曲のイメージを壊さないように心がけている事がひとつ。それを大前提にこうした方がもっと良い方向に膨らむだろうなという部分で変化をつけていますね。ただし、懐かしむだけの演奏にはしないように心がけています。
-- ご自身のバンドの活動も教えて頂きたいのですが。
 W.A.R.P.は、僕がテクノやハウス、トランスといった音楽が好きで、そういう音楽をギター、ベース、ドラムという3ピースで表現しようというコンセプトで始めたバンドですね。そのほかにもAGE of PUNKなど様々なサポート的な活動も行っています。
-- ちなみにギターを始めたきっかけは?
 姉の影響もあってYMOとか子どもの頃から音楽は聴いていたんですが、高校1年の時にいつもギターを抱えて登校するおとなしい同級生がいまして、あるとき、その彼と仲良くなってギターの弾き方を教わったんですね。そして彼の家に遊びに行き、はじめてアンプから出るギターの音を聴いた時、衝撃が走りまして(笑)。そこからスタートしましたね。
 すぐに友人と御茶ノ水にギターを買いに行きました。
米澤誠一郎-- 今後どんなミュージシャンになっていきたいですか?
 もちろん僕の弾いた音を聴いて米澤誠一朗だとわかってもらえるようなギタリストになりたいです。そのためにも自分の頭の中で描いたイメージを忠実にギターに伝えていけるようになりたいですね。
-- プロとして心がけている事
 僕は良い意味で展開を裏切るということは必要だと思うんです。お客さんを飽きさせずに刺激を与えるために裏切る。そういう部分をいかに良い方向に持っていけるかが大事だと思います。
-- 大阪公演が迫っています(5/26)。ファンに向けてメッセージを。
 今回は本当に飛ばしていきますので”ノリ”遅れないよう、気合を入れて来てください(笑)。曲も沢山やりますし、聴き応えが十分にありますが、あっという間に時が経ってしまう。そういうライブなので、しっかりと胸の中に刻みつつ、楽しんでもらいたいですね。
1234 | 5 | 6次のページ

米澤誠一郎 Information
米澤誠一郎 ライブ情報
約8年振りの
大阪ワンマン公演迫る!!


2007年5月26日(土)
Kumiko Yamashita Presents
『ロックンロールショウ』


米澤誠一郎
大阪スクールオブミュージック
専門学校 LS-1
OPEN/17:30 START/18:00
ticket ¥5,000 (tax in)

<一般発売>
・チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:258-599)
http://t.pia.co.jp/

・ローソンチケット
0570-084-005(Lコード:55254)
http://www2.lawsonticket.com/

・イープラス
http://eplus.jp/

※お問い合わせ
プラムチャウダー
06-6357-9944
http://plumchowder.com/
米澤誠一郎 プロフィール

出身地 神奈川県横浜市
身長 188cm

高校1年時よりギターに触れ、バンド活動を続ける傍ら作曲、交友のあるバンドへの楽曲提供、サポートを続ける。ギターセンスは多方面からの評価も高く、従来のギターサウンドとは一線を画した独特のスタイルを持つ。

1996年12月、自ら中心となり「W.A.R.P.」を結成。
1998年7月、「THE HATE HONEY」のレコーディング参加。
2002年1月、以前より親交のあったメンバーで「HUSH」を結成。
2004年9月、「HUSH」をメンバー3人と共に脱退。
2004年10月、「Lynx」をセッションバンドとして活動を開始。
2005年8月、「山下久美子」のサポート開始。
現在に至る。

オフィシャルサイト:

ヨネロック
http://www.yonerock.com/index.html

W.A.R.P. OFFICIAL HP
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/
warp/top/html/top.html