I'm Your ManRichard Hell &
the Voidoids
ここのギターのロバート・クワインさんと昔ツアーを一緒にやったこともあって。彼は3年前くらいに亡くなっちゃったんですけど、かっこいいアルバムです。自分で日本語の歌詞にしてカバーしたりもして。いいんですよ。コード進行とか。パンクなんだけど、どこかポップな感じで。アッパーな曲聴いてるとやっぱりスピード出ますよね。今の車がスポーツ・タイプなんで、街乗りボタンと高速ボタンがついてて、高速に乗るときは飛ばすモードの高速ボタンを押すとサスが固くなったりするんですよ。でもレーサーに憧れたりはしません。恐くて無理です(笑)。
Black HeartCalexico
カリフォルニアとメキシコの音楽が好きなバンドだからこういう名前みたい。ギター&ボーカルとドラムのふたり組なんだけど、サポートも何人かいる。アルバムも全部持ってますね。この曲を知ったのは、iTunesのラジオ。好きな局があって、そこの選曲が好きでよくかけてて、聴いてかっこいいなと思ってメモってCD買うパターンが多い。多分イギリスのラジオ局だと思うんだけど、WOXY。はずれなしでバンバンいい曲がかかるんで、たまにHPに行って曲名をチェックしてますね。
アイ・ラブ・ユー, OK矢沢永吉
そんなに永ちゃんを聴いてきたわけじゃないんだけど、やっぱり歌がすごいなぁ。数年前に永ちゃんの特集をテレビで見たときに、ギターで弾き語りをサラッとしたのね。インタビュアーが“矢沢さんってコードもちょっと凝ってますよね”とか言ったら“そう? ジャジーなのも結構好きでね”みたいなことを言いながら弾いてたギターがめちゃくちゃかっこよくて、そんなにギター上手い人だったんだ!?って。普通は知らないようなコードをサラッと弾いてるのがかっこよかった。別に隠してはいないんだろうけど、あんなにギター弾けるのにギタリストの印象はそんなにないじゃない? キャロルの頃からベースが上手いのは知ってたけど。永ちゃんはキャディラックとかアメ車のイメージですね。自分も昔、古い車ばっか乗ってた。あまりに壊れるんでやめたけど。スタジオまでたどりつけないことが多くて(笑)。ラジエーターがすぐに上がっちゃうから常に2リットルのペットボトルを7本くらいトランクに積んでた(笑)。見かけだけで買ってそういうことが何台も続いたんで、今はやめました。
ベリーベリー
ストロング
~アイネクライネ~斉藤和義
今ツアー前なんで歌詞を覚えるためもあってよく聴いてます。覚えたとしても噛む可能性がある曲だけど(笑)。伊坂(幸太郎)さんと共作っていうか、最初“出会いの詞をお願いします”って言ったんだけど、詞は難しいと。で、小説を書いてくれて、そこから言葉をピックアップして作りました。小説のほうが登場人物も多いしストーリーも長いんだけど、自分が気に入った人ふたりを中心にして。ありそうでなさそうでなさそうでありそうなところがこの話のいいところじゃないですかね。タイトルは小説の主人公の友達が言うセリフからとりました。
I've Grown Accustomed to Her FaceWes Montgomery
いい曲なんですよ。それまでジャズ=難しいものってイメージがあったんだけど、ジャズっぽいギターも弾いてみたかったんでアルバムを買ってみたら、“あ、これなら弾けそうかも”って思ってコピーした最初のジャズ・ギタリストですね。ウエス・モンゴメリーとかバーニー・ケッセルとか、ジャズ・ギターなんだけどなんだかロックなんですよ。テクニックとかすごいんだけど、聴きやすい。小難しくない。

シングルの「ウエディング・ソング」で初めて他の人の詞に曲をつけて歌ってみたんですね。昔はあまりそういうことに興味がなかったんだけど、やってみたら“こういう風にも曲は出来るんだねぇ”っていうのが面白くて、他にもそういう曲をやってみたら? って話になって、じゃぁアルバム全体をストーリーにしてみようと。大まかに分けて、出会って、恋をして、不安になったりもするけど最終的には結ばれる、っていう流れにしようってことで、伊坂さんや一倉(宏)さんや森雪之丞さんに詞を書き下ろしてもらって曲をつけて、その合間をカバー曲で埋めて。
スタジオに常に歌本が置いてあって、それを見ながらカバーする曲を選びました。曲よりも詞で選んでいった感じ。結局好きだった曲ばかりになったけど、でもどんな感じで歌ってるのかとか聴き込んでカバーはしなかった。同じになっちゃてもね、それはオリジナル聴いたほうがいいし。単純に楽しかったですよ。

ひとりでカラオケ作ってひとりで歌う、っていう。既に曲も詞もある、っていうのは楽だったし(笑)。いつも詞が宿題みたいに残っちゃうからねぇ。昔の曲は、歌本とか見ててもわかりやすいですよね。3分の歌なのに1本映画見たくらいのストーリーがあるし、1回聴いただけで意味がわかる。そりゃぁ残る曲だわなぁ、って勉強になった。ここ数年そういうことをよく考えてたんですよ。日本語でやるということ。前から変な英語を入れるのは嫌いだったけど、ますますそういう気持ちが強くなった。血に合うんだろうな。昔は洋楽の借り物だ的なことを言われてたけど、こういう曲を聴くと、“そりゃぁ元になってるのはそっちかもしれないけど、ちゃんと別物になってるじゃん、逆にこういう曲がアメリカやイギリスにあるの? ないでしょ?”って思ったりするし。ちゃんと独自の日本の楽曲を昔の人たちは既に作ってたんだなぁ、って感心することが多かったですね。