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ケンジ&ユウコのDJ's PARADISE!!! - 次世代アンダーグラウンドの急先鋒 Traks Boys
K404とCrystal。この二人の青年によるDJ/プロデューサー・ユニットがTraks Boysだ。彼らは先頃ファースト・アルバム『Technicolor』を発表したばかりだが、そのサウンドが示すように、彼らのスタンスはハウス~テクノの中でも極めて「アンダーグラウンド」だ。それも、30年に及ぶ「アンダーグラウンド」なクラブ・カルチャーの蓄積を独自の嗅覚で引き出しつつ、リアルタイムな「アンダーグラウンド」としてフロアーに落とし込んでいく天才ユニットだ。筆者は彼らTraks boysと"TIC TAC"という不定期なパーティーで一緒にプレイしているのだけれども、彼らのプレイから感じられる鋭い時代感覚と、それまでの自分達にないものを吸収しフロアーにフィードバックする早さには唸らされる。彼らのDJプレイの真髄は、彼ら自らでオーガナイズする川崎の工業地帯の某工場の屋上で行われているレイヴ・パーティー「DK SOUND」で堪能することができる。
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インタビュー/文:長谷川賢司、山上周平 取材協力:EATSandMEETS Cay
デザイン:SQIP Inc.
掲載日:2007.08.28
"DK SOUND"を彩る10曲 K404 SELECT
Fleshtrap / Peter Aries
Fleshtrap / Peter Aries
今回は僕は全てBEATPORT(ダンス・ミュージック系のダウンロード・サイト)もので固めてきました。一応2人ともテーマは、DK SOUND(彼らがレジデントDJを務める川崎の工業地帯で行われているパーティー)でかけたい&かけた事がある曲という事でセレクトしてきました。これはだらだらとBEATPORTを視聴してるときに見つけた曲。ポップな所に引っかかりました。日本人に近いエディット感覚と展開の仕方が好きですね。この人は割とチルアウトかつエモーショナルな感じで、朝方とかにかけたいと思ってダウンロードしました。
Cosmonature / Peter Aries
Cosmonature / Peter Aries
前述の曲でこの人の事が気になってチェックしてみたらこれも良かった。パーティーの終わり頃に、朝日を浴びながらビールを飲んでいる状態でかけたい気持ちよい一曲。エモめな展開もツボにハマりました。
Gump Treck / Peter Aries
Gump Treck / Peter Aries
これもPETER ARIES。これはダウン・テンポ・トラックで、アルペジオ・シンセと重めの音色のビートにB-BOY心をくすぐられました。この3曲はレコードでのリリースは無いみたいですが、もしリリースされたら是非、買いたいですね。
Zebra / Tim J
Zebra / Tim J
最近よくかけてるテック系のハウス・トラック。ジワジワとビルドアップしていって、気持ちいい感じの曲なんですけど、最終的にハジける展開にハメられます。好きなシンセの音色を使ってて、この人の曲は大体購入してますね。
Vegas / Tim J
Vegas / Tim J
これは音の粒が感じられるような音色と、ドープなキックのミックスが危なすぎるテクノ・トラック。かなりハマれるので、これを聴いてるとフロアにいる人が激踊りしている状況を想像しちゃいますね。
 
Traks Boys' PLAYLIST: "DK SOUND"を彩る10曲
Overview
インディー・ギター・ポップを聴いて青春期を過ごしたCrystalと、ヒップホップをバックグラウンドとして持つK404が、20代中頃にクラブで出会い、意気投合し、トラック制作をスタートさせた新進気鋭のハウス~テクノDJ / プロデューサー・ユニットTraks Boys。今回彼らが選んでくれたのは、2人がレジデントDJを務め、Traks Boysの活動の軸となっている川崎の工業地帯にて不定期で行われるパーティー"DK SOUND"でパワー・プレイしているという珠玉のダンス・トラック。現場で培ったグルーヴ感とシーンの気分を的確に捉える臭覚で、常に時流を反映させた先鋭的なサウンドを紡ぎだしていくTraks Boysが選んだトラックは、彼らの肌理細かいセンスのフィルターを通して選りすぐられたものであると同時に、にわかに活気付く東京のアンダーグラウンド・レイヴ・シーンの“現在”を象徴するものと言えるだろう。自らのルーツであるインディー・ロックへの愛情を節々に滲ませるCrystalと、セレクトした全てのトラックをダウンロードしたもので固めたK404の鋭い時代感覚…。この2人の感性の絶妙な均衡が彼らのサウンドを形作っていると言えるだろう。
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