2008.12.4
EBISU LIQUID ROOM

COILのデビュー10周年ライヴのラストを飾る東京・恵比寿リキッドルーム公演。
名曲「天才ヴァガボンド」を初めて聴いた衝撃から10年が経つとは...。
そんな思いを胸に会場に着くと、すでに場内は超満員で、まず感動。
みんなCOILを待っていたんだ、と。
そしてステージに目を向けると岡本が中央にひとり立っている。
オーガスタ・キャンプのときと同様、佐藤洋介は体調不良のため欠席であった。
せっかくのアニバーサリーなのに残念。
そして、ステージをしょって立つ、この日の岡本は夏のオーガスタ・キャンプのときとは、別人のようだった。
キャンプのときは、急なハプニングに、見ているこちらにも緊張感が伝わってきたソロのパフォーマンスだったが、今回はライヴを楽しんでいる様子が伝わってくる。
ボーカルも堂々としていたし、MCも面白かったし、客あしらいもなかなか。
そしてこの日はバンド・アンサンブルもよくて、シンプルなのに分厚い音で岡本をサポート。
いいメロディがよりダイレクトに伝わる。

素晴らしいメロディメイカーだなと、つくづくそう思う。
福耳に書いた「夏はこれからだ!」「DANCE BABY DANCE」は曲の細部までよく練られた職人技的名曲。
イントロから歌いだしからラストまで、あんなに流れるように曲を書く人ってあまりいない気がする。
そのほか、この日、グッと来たのは「キリギリス」「あ・い・す・ま・せ・ん」。
名演だった。
また、聴いていると楽しくなる「ミュージック」もよかった。
最後はデビュー曲の「天才ヴァガボンド」。
途中、感極まって声が出なくなってしまった岡本にこちらももらい泣き。
COILを聴き続けてよかったと思った瞬間だった。
素晴らしいライヴだった。




