2008年12月17日
SHIBUYA-AX
激しい吹雪のようなミラーボールのシャワーがスシ詰めの観客に降り注いでいた。ホール中心の『FUNKAHOLIC』ツアーに組み込まれた、オール・スタンディングによるコンセプチュアルなライヴ・ツアー『Suga Shikao FUNK FIRE'08』最終日。
つい1週間前に観たNHKホールのライヴとはガラリと趣きを異にした・・・というよりは、これがスガ シカオのライヴか?
何度も見紛うほどの熱狂と歓声にたじろいだ、といったほうがいいだろう。
スガの全力のパフォーマンスによって着火された火は、縦に横に激しく揺れながら、ときに堰を切ったように生きた人間の熱を放出する。
ものすごい密着感と一体感に包まれた会場の中心にいる主役は漲っていた。
ドス黒く不穏な曲で濃密な空間に塗り替えられた中盤を経て、バンドとスガ、観客だけでショウアップする「コノユビトマレ」、2000人総ディスコ状態となった「奇跡」、「イジメテミタイ」の重厚な音像から何かが解き放たれ、大きく広がっていく「午後のパレード」と続く圧巻のクライマックスからフィナーレへ。
「オレはもうこのまま死んでもいいぜー!」。
ファンク中毒者のロック魂が叫んだ。




