「もう死にたい!」
そんな風に思ったことあるでしょ?
誰でも一度は経験あるよね。僕だってあるよ。幾度も。
あるいは「もう死にたい!」って思わなくても、
エヴァンゲリオン的に「みんな死んじゃえばいいんだ!」とか、
「地球なんか2012年の惑星直列で滅んじゃえばいいのに!」とかは
思ったことあるでしょ? まあそれは異口同音みたいなもんだよ。って、
この異口同音は間違った用法です。
そう、この連載は受験勉強のためにもなる連載なのです。
で、人間には自殺って方法があるよね。
けど、これが非常にイメージが悪い。
「自殺したヤツは弱い人間だ」みたいなさ。
でもそうなのかな?
人間の生まれ方はたぶん今のとこ一種類くらい。
けど、死に方は数え切れないほどあるよね。
そんな中でも自殺ほど強烈なものはないね。
生命体としてはまだ生きられるのに自分の意志で死ぬんだから。
結構な強い意志が必要だと思うよ。
それに死にたくて自殺するケースばかりじゃないしさ。
会社や家族、あるいは自分自身を守るために、
「やむをえず」って思い詰めちゃった人もたくさんいると思うんだよ。
ま、意志も決意もなく、なんとなく、ふっと死んじゃう自殺もあると思うけどね。
にしても、それらをひっくるめて、「弱い」でまとめるのはどうかな?
他にもよく「自殺した人間は天国には行けない」なんていう輩がいるね。
どー考えても、僕にはそう思えないんだよ。
そんなもん、エセ新興宗教とかが信者の数が減るとお布施の金が減るから、
そう言い含めているような気がしてならないんだ。
だって、どう頑張っても、自分の意志で「生まれてくるか/生まれてこないか」を選択することは出来ないわけじゃん。 だから、「こんな世の中に生まれたくて生まれたんじゃないや!」って言葉だってある種の説得力を持つとは思うんだ。
ま、でも、自殺をオススメする気はサラサラないんだけどね。あしからず。
それにしても自殺と言えば、ロックミュージシャン。
多いイメージあるよね、ロックミュージシャンの自殺。確かに多いと思うよ。
オーバードーズや過剰なアルコール摂取は基本的に自殺行為だしね。
ジミヘン、ジャニス、ジム・モリソン、ジョン・ボーナム、ジョニー・サンダース、
自殺しちゃったようなもんだけど、皆、素晴らしいロックンローラーばかりだよなあ。
あ、なんか「ジ」で始まる人ばっかだね。
1980年以降はMTVが猛威をふるったせいか、破滅型ミュージシャンはダサい人扱いになってドンドン減ったけど、そんな風に死んでしまったロックミュージシャン達が弱い人間とも思えないし、天国に行けてないとも思えないんだ。
だって、たとえばさ、ニルヴァーナを聞いて
自殺しないで済んだ人がいっぱいいるはずなんだ。
救われた人がさ。
ご存じの方も多いかもしれないけど、警視庁が発表した
2009年 日本の上半期自殺者数は17076人。
このままだと年間自殺者が過去最高になる危険もあるんだって。
先日の総選挙という名の市民革命で少しでも状況がマシになればいいけど、
戦後最大大不況の影響は計り知れないね。
平均してもしょうがないけど、平均すると毎月3000人近くの人が、毎日100人近くの人が自殺していることになるんだよ。これって壮絶なことだと思わない?
自殺の抑止力になる存在が希薄になっているんだろうか?
友人でも、恋人でも、家族でも、あるいは夢とか、
そういったものの力が弱くなってしまっているんだろうか?
そういったものがない場合に抑止力となる、音楽とかはどうなのか?
もはや完全に金銭至上主義に飲み込まれた21世紀型配信(背信)音楽シーンにその力があるんだろうか?
でも、それでも、僕は信じたいね。
本物のロックンロール音楽には、その力があると。
ロックンロール音楽っていうのは
「もう死にたい!」って思いながら創られた曲が
リスナーに「まだ生きたい」って思わせる力を持つ
魔法の音楽なんだから。






