doa Special Interview 2010

doa Special Interview

-- まずはアルバムが出来上がった感想からお伺いしたいのですが?

大田:いいと思いますね。まず今回すごく音が好きです。クリアというか、昔は重ねたら重ねるほど音が濁ってたりしていたんですけど、今回は重ねてもそれがバッとでてきているからいいと思います。

徳永:本当に時間かけましたし。機材にもお金掛けましたし…(笑)。アナログの機材をちょっと導入して、各音がもっと太く、鮮明に聴こえるような努力を色々試行錯誤しました。コーラスも重ねただけの価値がある音になってると思います。

吉本:『FRONTIER』の時はすごいタイトに出来たイメージがあったけど、今回はたっぷり時間を使ったイメージですね。歌い直しとかも今回の方が多かったんじゃないですかね。

徳永:いい意味でバラエティーに富んだ、噛めば、こう噛むほど楽しいアルバムになっていると思います。

-- いつ位からアルバム制作に入ったのですか?

徳永:去年のツアー前ぐらいから色々とアイデアが出てきてて、曲は湧き出た感じだったんです。でもその代わり、歌詞をみんなで煮詰める時とかはすごく時間をかけました、あと歌い方とか。

大田:曲によっては去年のツアー前からやっていました。

徳永:「どしゃぶり PaperDriver」とか、昔からやってた曲なんです。この曲だけが実は古いんですよ。

大田:これが今回入ったことが俺は一番嬉しいことです。どれくらい前から作られていたのですか?

-- どれくらい前から作られていたのですか?

大田:『3』の時。『3』のアルバムに入らなかった曲ですし。

徳永:だからアルバムでいったら3枚前でしょ?3枚寝かせたんですよ、この曲!俺達もすごいテンションですよね(笑)。

大田:毎回、候補に上がるんだけど、毎回ハジかれる。

徳永:なぜ俺たちはこんなポップな曲を外してきたんだ(笑)。すげー好きだよなんか

大田:そうですね。

徳永:毎回1年間ぐらいやってます。前のアルバムが出来た直後からちょこちょこと。

-- 今回アルバムのテーマとかありますか?

大田:今回のアルバムでキーワードになっていたのが、「アメリカの景色が見えるかどうか」ってのがものすごいキーワードです(笑)。それが見えないとダメってやってたからよく西海岸の写真とかをスタジオに並べてたりとかしてました。

-- 収録されている楽曲について伺っていきたいのですが、アルバムタイトルになっているM-1.「THIS LIFE」は、どのように出来上がったのですか?

大田:『FRONTIER』の時はそのタイトル曲が出来てからアルバムを作っていったけど、今回は一番最後に出来たんだよね。

徳永:これは、おっきな感じのアメリカンアコギロックをやりたくて。イントロからいわゆるカリフォルニアの空が見えるイメージで作った曲なんです。

大田:アルバムの最後に出来た曲だったから、この曲に関してはそんなに時間もなく、一番時間をかけてないかもしれないけど、その分その時の勢いっていうのは残っているかもしれないですね。

-- 「LIFE」って様々な意味があると思いますが、今回はどの意味で使われているのですか?

徳永:デモテープの時から僕が勝手に“THIS LIFE”って言ってて。なんだろ。“THIS LIFE”ってどうにでも取れる言葉だしまぁ英語として別にそんなにポピュラーな表現じゃないのかもしれないんだけど、なんか面白いなって思って。“LIFE”って日本語に訳すと色んな訳し方があるでしょ?人生、命、生活とか。俺の中では人生とかっていう程の大きなテーマよりも、日常とかしょうもない生活とかを、もうちょっと“楽しくやろうぜ”みたいな。なんかそういう感じですね。

-- そういう意味では、M-11.「Bye-Bye デフレーション」とかタイトルから伝わってきますね!!

徳永:ほんとノリノリの曲で、ノリ一発みたいな、みんなでワァっと騒げるようなね。結局、これ俺の中ではラブソングなんですけど。“気持ちが萎える”ってあるじゃないですか?どうせダメだ、どうせ景気悪いからって。そうやって気持ちがデフレになるのがすごいイヤで。

-- M-9.「大人ラプソディー」は最初の歌詞からすごく衝撃を受けましたが?

大田:僕は好きですね。

徳永:実は仮歌なんです。最初に録った仮歌をこのままパッケージしたいなってその時に思って、その時の気持ちがそのまま入っています(笑)。

吉本:何があったんですか?

徳永:(笑)この曲はめずらしく夜中に作ったんです。夜中のダークサイド(笑)。

大田:これ一番燃える曲ですよね?デモテープの時から徳永君の歌が入ってて、俺はそれをもらっていたんだけど聴いてなくて。明日これやるって聞いたから寝る前に聴こうと思って聴いたら、いきなり「大人が大嫌いだった」って詞が出てきて、「なんだこの曲は!?」って思ってもう一回聴いたら、寝れなくなりましたし。

徳永:俺が歌詞を書いたんですけど、なんていうか、本当の意味で自分が音楽をやっている原点だったりするんですよね。“大人の音楽”をやりたいみたいなことを言ったり、“大人のロック”をやろうぜみたいに言ってる割りには大人についてちゃんと考えたことがなかったなって。そう思った時にじゃあ子供から見た大人ってどんなだったっけ?ってちょっと思い出したりすると、俺が子供の時は、大人が大キライで(笑)。なんかそういう反骨精神から音楽を始めたみたいなところがあったので。あと、日曜の朝とかに戦隊モノやってるじゃないですか?なんとかレンジャーみたいな。で、毎週毎週、悪役ってヤラれてもヤラれてもまたやってきて出てくるじゃないですか、こいつらなんかある意味、現代社会の大人みたいだなぁって思って(笑)まぁそういう意味では最終的には“大人への応援歌”なんですけど。

-- M-12.「かすうどん」というタイトルが非常に気になったのですが?

徳永:これはいいですよ!これは今回の“関西弁シリーズ”です。“関西弁シリーズ”はいつも一曲ぐらい入ってて、これまでは盛り上げ役的な曲の場合が多かったんだけど、しっとりとなにか関西人がもってる良さみたいなのを出してって、僕が勝手に言って吉本君にお願いして出来た曲です。

吉本:どうでもいい土曜日の夜から日曜日の昼間までっていう、休日というかそんな感じの曲ですね。

-- どうして“かすうどん”なんですか?

吉本:飲みに行った後とかどっか食べに行くじゃないですか。でもラーメンはなんかちょっと重たいし、なんか食べた後罪悪感が残るし。まぁ、かすうどん位のちょっとあっさりしたもんがえぇかなと。

-- タイトルからは想像出来ないですけど、優しいラブソングですよね。

吉本:そうですね。

徳永:今回はちゃんとしたラブソングです。

--  今回のアルバムは最初から最後まですごく気持ちよく聴く事が出来ましたが、曲順とかはどのように決められたのですか?

大田:だいたい第一案は僕が決めています。それをみんなで“どうしよう”って悩んでいく感じですね。13曲目の「FREE WAY」は「旅立ちの歌」のカップリング曲だったんですが、これは最初からアルバムの最後に入れようと思ってたんです。できればこれはアルバムでも聴いて欲しいなって。

吉本:「FREE WAY」が最後にきた事で、次に繋がっていく感じになりましたよね。

徳永: doaらしさが出た楽曲だとおもいます。「FREE WAY」の風景が見える感じがして。アルバムの最後にはぴったりかなと思います。

-- 今年は10月~12月までツアーがあり、非常に楽しみですね。

徳永:もっと本数回れるようにがんばりたいですね。あとは当然ライブはCDとは違ったアレンジになったりとか、音作りになると思うんで、なんかアルバムの別バージョンをほんと聴きにきてもらうような楽しみ方でもう1回来てもらうとそれはそれで面白さがあったりとかすると思うし。今年はどういうツアーになるのか今から楽しみです。

 

 

THIS LIFE
『THIS LIFE』
2010.8.11 ON SALE!
GIZA
GZCA-5221 / ¥3,059(tax in.)


収録曲
1. THIS LIFE
2. 旅立ちの歌
3. ノーコントロール
4. Imagine
5. いっぱい
6. I Sing
7. どしゃぶり PaperDriver
8. Always in my heart
9. 大人ラプソディー
10. WANDER THE WORLD
11. Bye-Bye デフレーション
12. かすうどん
13. FREE WAY

doarock presents ファン感謝祭 2010 ~初のファンクラブイベント!今日は大吉徳売日★~
8/14(土)大阪/hills パン工場
【第1部】開場15:00/開演15:30
【第2部】開場18:30/開演19:00

8/15(日)大阪/hills パン工場
【第1部】開場14:30/開演15:00
【第2部】開場18:00/開演18:30

坂崎幸之助のお台場フォーク村DX
第27夜「生放送!坂崎 夏の音まつり」お台場リクエストアワー

8/17 (火)ZEPP TOKYO

詳しくはオフィシャルHPで

doa(ドア)
吉本 大樹 (Vo.)
大田 紳一郎 (Vo. / Gt.)
徳永 暁人 (Vo. / Ba.)

大学在学中より作編曲家、ベーシストとして活動をスタート。以来、数多くのアーティストの作 品&ライブサポートに参加している徳永暁人 (Vo&Ba)、いくつかのバンド活動を経て、スタジオ ミュージシャンとしても多くの活動を行い、驚異的なハイトーンヴォイスを持つ大田紳一郎(Vo &Gt)、10代からレーシングドライバーとしてのキャリアを始め、現在も現役ドライバーとして も活躍している異色のヴォーカリスト吉本大樹により結成された3ピース・ヴォーカル・バンド、 doa。
2004年7月のメジャーデビュー以来、精力的に制作活動を行い 作品をリリースしている。 2006年12月にリリースした「心のリズム飛び散るバタフライ」は、2007年度USEN上半期総合チャ ートで第2位を記録。2009年には全国14公演のライブツアー「doa LIVE TOUR 2009"FRONTIER"」を 敢行。2010年8月、ニューアルバム『THIS LIFE』をリリースする。

オフィシャルHP
http://www.d-o-a.jp/

doa Special Interview 2010