THE PRODIGAL SONS Special Interview

THE PRODIGAL SONS Special Interview

-- まず今回のレコーディングを振り返ってどうでしたでしょうか?

松尾:当初の予定よりレコーディングに入る時期が押しまくって、モチベーションを維持するのが大変だったけど、逆に時間があった事で楽曲を煮詰められて濃い作品を出来て良かったと思う。

森重:芯のぶれてないものを作ろう!という意味では良かったよね。

大島:準備期間が長かったから、リズムの細かいところまでチェックできて満足なリズムトラックが完成しましたね。

Jimmy:準備期間が長かった割には録音時間が短くて...個人的には終始ちょっと複雑で不思議な心境のレコーディングだった(笑)

JAMES:スケジュールの都合でなかなかタイミングが合わなくて・・・曲作りのセッションから数えると、レコーディングまでに約一年間かかった。でも焦って無理して作るよりアレンジもノリもじっくりと煮詰めることができて、結果納得のいく作品が出来たと思う。何曲かライブでも試せたのも良かった。一発録音というアナログ的なレコーディング方法と何度も仮ミックスを自宅で確認できる、などデジタルならではの便利さも活用して両方の良い所を上手く使えたと思う。自分の昔のレコーディングは自分の未熟さもあって、色んな意味で大変だったけど、今は変なプレッシャーもないし、音楽的にも解っている者同士で気心知れた仲間とレコーディングを楽しんでる。


-- 聴き所を教えてください。

JAMES:バンドサウンドの一体感かな。秘訣はメンバー同時録音で、しかも2、3テイクで決めるというスリル。多少粗くても人間味あるテイクを重視したね。やっぱりそこにプレイヤーの顔が見えないとね。ビートもの、リズムもの、歌もの…どこをとってもロックン・ロール、どこから聴いてもプロディガル・サンズ節だね。

森重:今JAMESさんが言ったように芯のぶれてないところ!を聴いてください!

大島:本当にこれぞプロディガル・サンズ・サウンドって感じです。ドラムに関しては、今回1952年のグレッチのドラムセットを使ったので、その素晴らしいサウンドも楽しんで欲しいです。

Jimmy:アルバムを通してレイドバックした匂いと現代の進行形ロックンロールの感覚を兼ね備えてるところかな。曲調、サウンド共にね。俺個人的なプレイで言うと特に目新しいことは演ってないんだけど何故か良い意味で?俺っぽくないところが随所にある(笑)

松尾:今の日本には無い音像だと思う。デジタルエフェクトによるサウンドじゃない、楽器の生の音とアナログエフェクトの暖かい音質を感じてもらいたいかな…聴く時は、是非、ステレオのEQはフラットで!


-- 今回の作曲について

森重:「朝の光の中で」はフォーキーな感じで…作ってみました

JAMES:「新しい風が」はメロディーは昔旅行をしたイギリスの湖水地方の風景をイメージして作った。それをプロディガル・サンズ流のレゲエにアレンジした。

松尾:前作の楽曲の濃くてマニアックな部分をより深く進化させた曲作りを目指した。その上で、各曲の本質的な部分の一貫性と、メンバーのプレイの技術的な意味では無いスキル、味やニュアンスがより良く出るような曲作りをしたつもり…

-- それでは作詞については?

森重:曲に自然と呼ばれて…と言う感じです。

-- リリースに伴ってのライブが予定されていますがそれについては?

森重:楽しみたいな!

JAMES:とりあえずニューアルバムからは全曲演奏したいかな?と思う。

大島:今までの全ての楽曲の中からザ・ベスト・オブ・プロディガル・サンズという選曲でいきたいと思ってますので、期待しててください!宜しくお願いします!

Jimmy:今回のアルバム「青い鳥」から既にライブでお披露目してる楽曲も数曲あるけど、CDを聴き込んでくるも良し、まずはライブを体験してからでも良し!皆の心に焼き付くような本物のロックンロール・ショーにしたいね。


松尾:常に良いライブをやりたいと毎回思ってます。今回も来て頂いた方達の為に魂込めて演奏したいと思います。

-- 最後に何か一言あれば

JAMES:いわゆるJ-ROCKというものに物足りなさを感じている人…、明らかに誰が聴いてもプロディガル・サンズのバンド・サウンドの違いは解るはず。メンバーそれぞれの存在感、役割がはっきりしていないとバンドの意味が無い。今更、今風に若者向けに…そこにリアリティは無い。こういうスタイルはもう古いかもしれないが、意外と若者には新鮮かも?またR&Rはポップではあるが、流行だけを目指すわけではなく、いかに自分達らしいオリジナルなものを追求することでもある。そしてR&Rに限ることではないのだが、プロディガル・サンズも人の心に残る音楽を目指したい。

森重:競合他者無し!だね。

松尾:プロディガル・サンズの様な音楽を続けて行くには厳しい世の中だけど、ジタバタしたり、変に欲かいてもしょうがないので、ゆっくり地道にやって行きます。



 

 

青い鳥~期待の無い朝希望は降る~
『青い鳥
~期待の無い朝希望は降る~』

2011.2.16 ON SALE!
Shooting Star
XQKD-1001 / ¥3,150(tax in.)


収録曲
1. 青い鳥~期待の無い朝希望は降る~
2. くたばっちまうには...
3. サンシャイン浴びながら
4. 空の見えない部屋
5. 朝の光の中で
6. 新しい風が
7. DON’T THINK’BOUT IT,JUST FEEL IT
8. 独白(モノローグ)
9. 救いの手
10. 綺麗事で飾り立てた 自我を脱ぎ捨てたい

『青い鳥ツアー』
2/18(金)大阪南堀江Knave
2/26(土)渋谷La,mama
2/27(日)渋谷La,mama

詳しくはオフィシャルHPで

THE PRODIGAL SONS
(プロディガル・サンズ)

森重樹一(Vocal)
松尾宗仁(Guitar)
五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
大島治彦(Drums)
市川"JAMES"洋二(Bass)

メンフィス・カントリー・ブルースを代表する名シンガー/ギタリスト、ロバート・ウィルキンス(ROBERT WILKINS)の「プロディガル・サン(放蕩息子)」をローリング・ストーンズが録音したのはあまりにも有名な話であり、多大なるリスペクトの意を込めたのが命名の由来。

2005年夏、ZIGGYのDVD「ALL THAT ZIGGY III」のリリースに伴ったインストアライブからその歴史は始まった。当初は松尾宗仁(Guitar)、森重樹一(Vocal)のユニットとしてスタートし、2006年2月「いびつな宝石」をリリース。その時のインストアライブには五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)が合流した。そして、2006年4月のSIONとのカップリングライブで大島治彦(Drums)が参加。2006年12月にはこの4人で「夜が終わる頃に」をリリース。そして2007年、ZIGGYのアルバム制作にJimmyと元THE STREET SLIDERSの市川"JAMES"洋二(Bass)が参加。2007年12月31日をもってZIGGYが無期限活動休止を発表。明けて2008年、ここまでの経緯を踏まえてついにバンドとして5人編成でスタートする。翌2009年7月、バンドとして1枚目となるフルアルバム「非常ベルが鳴り止まない」をリリース。そして約1年半後の2011年2月、前作から続くロックンロールをさらに純化させ、ついに「青い鳥~期待の無い朝希望は降る~」をリリースする。

オフィシャルHP
http://www.the-prodigal-sons-japan.com/

THE PRODIGAL SONS Special Interview