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DIR EN GREY 武道館2days決定!

現在、『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』と題された今年二度目の国内ツアーを展開中のDIR EN GREY
連夜、各会場のオーディエンスを熱狂させているが、そのツアー終了を待たずして、早くも年明けのライヴが決定した。『UROBOROS -with the proof in the name of living…-』と銘打たれたもので、開催は2010年1月9日と10日の両日。会場は、東京・日本武道館である。

DIR EN GREYはメジャー・デビュー以前にあたる1998年11月に初めて武道館のステージに立っており、2001年4月には再臨を果たしている。
さらに2006年夏、今回と同様に二夜にわたって同会場で公演を行なった際には、両日分のチケットが45分間で完全ソールド・アウトに至るという快挙を成し遂げている。
過去に数えきれないほどのドラマを生んできたこの“聖地”について語るとき、多くのバンドやミュージシャンたちは「到達すること以上に、そこにふたたび戻ることが難しい」ということを異口同音に認めるが、少なくともDIR EN GREYに限っては、機会を重ねるごとに確実に大きな飛躍をその場で見せつけてきたと言っていい。

もちろん今回決定した1月の両公演についても同じことが言えるはずだ。
その内容や意味合いといったものについては、今のところメンバーたちの口からは何ひとつ語られていない。
が、まず公演タイトルを一見しただけでも明らかなのは、この公演が現時点での最新アルバムにあたる『UROBOROS』(2008年11月発売)の完成を起点とする大きな流れにおける重要な節目であるはずだということ。
2008年12月29日に行なわれた大阪城ホールでの『UROBOROS -breathing-』と題されたライヴでは、まさにこの作品の世界観を徹底的に追求/体現していた彼らだが、同公演が『UROBOROS』という怪物が“産み落とされ、最初に呼吸した瞬間”を象徴するものだったとすれば、今回の両公演は、進化を遂げたその怪物が、改めて存在理由を証明する場となるのではないだろうか。

また、このバンドの動向を常日頃から追っている読者であればすでに把握しているはずだが、現在進行中の『TOUR09 ALL VISIBLE THINGS』の全行程が終了する9月15日以降、この武道館公演に至るまでのDIR EN GREYの活動内容については、現在のところ、まったく具体的には明かされていない。
もちろん待望の新音源にまつわる作業もその時間経過のなかで確実に進められることになるはずだが、あの5人がそれだけに終始するとも考えがたい。
その期間中に彼らのなかから生まれたものも、彼らが新たに吸収することになる刺激も、どちらもこの『UROBOROS -with the proof in the name of living…-』に反映されることになるのだろう。

また、昨今のライヴでは、1999年1月発表のメジャー・デビュー・シングル、「アクロの丘」を約5年ぶりに披露するなど、まさに自分たちの歴史のなかに否定すべきものが皆無であることを無言で訴えるかのような掟破り的選曲でファンを驚かせている彼らだが、それどころではない次元の驚きが待ち受けていることも確実と言っていいだろう。
そしてもうひとつ蛇足を承知で言えば、そこがライヴハウスだろうと武道館だろうと、DIR EN GREYが二夜連続で同じライヴを繰り返すことなど考えられるはずもない。
どちらか一方の夜を観損ねるようなことがあれば、それはほぼ間違いなく、後悔へと繋がることになるだろう。

とにかく確実なのは、この武道館二夜公演が、これまでDIR EN GREYを追い続けてきた人たちにも、『UROBOROS』を機に彼らの世界に足を踏み入れた人たちにも、そしてまだこのバンドに対する自分自身の気持ちを確認しきれずにいる人たちにとっても、必見だということ。
最狂バンドの“終わりなき探求”は、果たしてこのまま永遠に続くのか?
それとも5人は、新たな局面を迎えることになるのか?
DIR EN GREYの“明日”を解く鍵が、きっとそこで提示されることになるに違いない。


文●増田勇一

 

【ライブ情報】

『UROBOROS -with the proof in the name of living...- 』
2010/1/09(土)日本武道館
2010/1/10(日)日本武道館

チケット料金:¥6,000(tax in)
席種:アリーナスタンディング(ブロック指定・整理番号付き)/スタンド指定席
総合問合せ:フリップサイド 03-3466-1100
チケット一般発売日:10/31(土)

オフィシャルサイト
http://www.direngrey.co.jp/

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