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中邑真輔 スペシャル・インタビュー SCOOBIE DO野音への道 トークセッション~あの人に逢いたい~

中邑真輔 スペシャル・インタビュー

SCOOBIE DO野音への道 トークセッション~あの人に逢いたい~

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中邑真輔 VS  UNCHAIN 吉田昇吾&谷浩彰 VS SCOOBIE DO コヤマシュウ

SCOOBIE DOの対談シリーズ、今回はスケールもパワーもケタ外れなゲスト、プロレスラーの中邑真輔選手をお迎えしました! いま再びプロレスがアツい!──そんなブームを牽引しているのが新日本プロレス。アントニオ猪木が創設し、数々の伝説のレスラーがそこから生まれ、時代を経て、再び個性的なキャラクターを持った選手が続々と登場。女性ファンをはじめ若い世代が会場に足を運び、主要会場は軒並みソールドアウト。そんな現象を作っている立役者のひとりであり、〈KING OF STRONG STYLE〉というプロレスラーにとって”最強”の肩書きを継承する唯一の男が中邑選手。そんな最強なゲストをこの企画に呼び込んだ仕掛け人がUNCHAINのベース谷浩彰と吉田昇吾。実は彼らと中邑選手は高校のレスリング部の先輩後輩にあたり、谷は先輩の指導もあり、インター杯でベスト16まで勝ち進んだ実績を持つ。そんな強者3人を相手にホストを務めるのは、SCOOBIE DOヴォーカルのコヤマシュウ。彼にとってはお得意のジャンル!とはいえ、プロレス界の至宝を相手にどんなファイトを見せてくれるのでしょうか。

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実はUNCHAINというバンド名は中邑真輔先輩のいとこに考えてもらったんです。
(谷浩彰)

中邑:ところでSCOOBIE DOって名前はアメリカの漫画からきてるんですか?

コヤマ:よく言われるんですけど、60年代のソウルの曲名に「Scoobie Do」っていう曲があって、ウチのリーダーのマツキとバンド名をどうするか探してたら、たまたま“この名前いいじゃん”っていうノリで決めたんでね、実を言うと大した意味はないんですよ、ええ。

中邑:そうなんだ。

コヤマ:UNCHIANはどんなんだっけ?

:ウチらは、(バンド名は)マサノリが決めましたから。

中邑:フフフ(笑)。

コヤマ:マサノリ?

中邑:それ、僕のいとこです(笑)。

コヤマ:へえ~、そうだったんだ(笑)。でもUNCHAINと中邑選手の関係ってあんまりまわりに言ってないよね? もっとアピールしたほうがいいんじゃない?

:いやぁ、そうですかね。

中邑:でも、UNCHAINていうバンド名はいいよね。

:はい、僕らも気に入ってまして。

中邑:それをもっとキャラ設定と音楽に落とし込んで欲しいですね!

コヤマ:おっ、先輩からの厳しい意見が出たよぉ。

中邑:カヴァーやるんだったら原曲をめちゃくちゃ壊して、UNCHAINしか演奏出来ませんっていうものが僕は聴きたいですね。結構大変かもしれないけど。

コヤマ:じゃあカヴァー盤は全部谷くんが歌ってみたらいいんじゃない?(笑)。

:全部ですか? ぜったい売れないですね(笑)。

中邑:(笑)。谷はリック・スタイナーみたいにヘッドギアつけて登場してもらって、“今日は顔と名前だけ覚えて帰ってください”みたいなことをやればいいんだよ。

コヤマ:スクール水着みたいなアマレスのコスチュームを着て、胸に“谷”ってでっかく名前書いてさ(笑)。

中邑:フェスとかでやるのイイんじゃない? “印象に残った人は?”っていうアンケートで“谷”って書いてもらわないと(笑)。

:もう、いきなり先輩2人からの“可愛がり”からですか(笑)。ありがとうございます!

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コヤマ:アハハ(笑)。

──ということで今回は中邑真輔さんをゲストにお迎えして対談を進めていきます。UNCHAINのラジオ番組でもかなりマニアックなことを話していただきましたが、今回はコヤマさんが進行役ということで、さてどんな内容が飛び出すか60分1本勝負でお願いします!

中邑:60分フルタイムは長い!(笑)。

コヤマ:(笑)。じゃあ、みなさんよろしくお願いします……あれ? 谷くんもうお酒飲んでるの?

:あ、はい……ちょっと緊張してまして。

コヤマ:そっか(笑)。で、この企画はSCOOBIE DOのメンバーがホスト役を務めるというシリーズになってまして、今回オレが担当するんですけど、とくにテーマは決められていないんですよ。なのでどうなるのかもわからないんですけど、なんか共通のテーマがひとつあればいいなと思って。

:はい。

コヤマ:オレと谷くん、吉田くんはバンドマンで、中邑選手はプロレスラーですよね。で、ひとつ共通してるものがあるとしたら、ライヴでやる、いわゆる生でやるっていうところだと思うんですよ。まずはその、ライヴをやるうえで、みなさんそれぞれOKラインってあるじゃないですか。そこってポイントはどこにあるのかなと思って。

:OKライン?

コヤマ:うん。まずオレの話からすると、ステージの進行だったり構成だったりMCだったり、ひと通り事前に段取りを組むわけなんだけど、でもね、最終的にはどうやったらその段取りを超えたところに行き着くかってところがポイントで、そういう部分でもオレたちはライヴが好きなんだなって思うんだよね。そのへん、UNCHAINはどう?

:僕はこの曲のこのタイミングがどうだとか、そういう部分ではなく、お客さんがどれだけ僕らのライヴで体を揺らして楽しんでくれているかなって、そういうところがポイントなのかなって思いますね。

コヤマ:なるほど。

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:前に、真輔先輩から「おまえらはイイよね」って言われたことがあるんですけど、なんでかって言うと、「見た目も勝負できるし、音も鳴らせるし、視覚と聴覚ダブルでお客さんを感動させられるから」……って、おっしゃってましたよね。

中邑:オマエ、いまオレが言おうとしたことを……(笑)。

コヤマ:アハハ(笑)。

:スミマセン!(笑)。でも、そう言われてから考えて、辿り着いた答えが、如何にお客さんの体を揺らすかってところだったんですよ。ただ揺れているだけじゃなくて、僕らの演奏についてきて揺れているのかどうかっていうのも結構重要だったりするんですよ。

コヤマ:なるほどね。確かに説得力がある。

中邑:音楽だと、5万人、10万人のライヴが成立するわけじゃないですか。じゃあプロレスは、ってなってくると、試合の中身ありきなんです。巨大モニターがあれば別ですけど、5万人いる後ろのほうから肉眼で観るとなるとどうしても無理があって、そういうライヴで求められるものは?ってなると、例えば一体感だったりリアクションだったりっていう、視覚にプラスしてその会場にいたということが後々お客さんにとって誇れるっていうか、そこにいるってことにプライオリティーを感じてもらわないといけないということをものすごく考えますね。

吉田:僕らはバンドだし、で4人でやってるから助け合うことができますけど、真輔さんはひとりですもんね。

中邑:そうだね。

:今年の1.4(東京ドーム)を観に行ったんですけど……。

中邑:急にな。年末の忙しいときに谷から「行ってもいいですか?」って電話が来て「ひぃ~っ、もっとはやく言ってよ~」って(笑)。

:いやいや(苦笑)。今年は鳥肌モノでしたよ。

中邑:まあ、すごかったね。

コヤマ:オレ、それは観れなかったんだけど、この前「KAMINOGE」読んでたら、中邑選手のインタビューで“その試合がすごすぎて、いまオレはエアポケットにはいっている”って書いてあって。

中邑:アハハ(笑)

:エアポケットってどんな感覚なんですか?

中邑:あれはね、求めていたもの、完成形に近いものを打ち出してしまったから、このあとどうしようかなっていう意味でね。

コヤマ:“真っ白になった”っていう感覚なのかな。

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中邑:そう。いままでの自分を超えられたと思ったときって、すごく自分自身に感動できるじゃないですか。だから、次にオレはどういう課題を新しく作って、それをクリアしていくんだろうかっていうことですね。

コヤマ:じゃあ、結構な達成感があった?

中邑:ありましたね。それでもやっぱり、時とともに慣れが生じてくるし日々刺激もあるんで、また新しいモチベーションが生まれつつありますよ。

コヤマ:なるほどね。

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