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アップアップガールズ(仮) アップアップガールズ(仮) 念願の日本武道館公演へ向けた最強シングル!

アップアップガールズ(仮)

アップアップガールズ(仮)
念願の日本武道館公演へ向けた最強シングル!

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常に戦い続けるライヴ・アスリート集団、アップアップガールズ(仮)=アプガ。そのプロフィールをさかのぼれば、ハロプロエッグ出身メンバー7人からなるグループ。2011年の結成から5周年。ノンストップ・ライヴの先駆けであったり、2014年に念願だった中野サンプラザ単独ライヴ、同じ年には富士山にてアイドルとしては前人未到の山頂ライヴを敢行するなど、さまざまな挑戦的ライヴを展開する彼女たちは、いまやアイドル界、いや音楽シーン全体でもナンバーワンの身体能力を身につけているともいえるでしょう。そんなアプガが、自身最高位のオリコンウィークリーチャート5位を獲得し、シーンをパリピ旋風に巻き込んだ前作「パーリーピーポーエイリアン/セヴン☆ピース」に続く、約半年ぶりのニュー・シングルとして届けたのが、10月11日発売の両A面シングル『!!!!!!!!/君という仮説』(通算21作目のシングル/T-Palette Recordsからのリリースとしては14作目)。バラエティーに富んだ楽曲が、彼女たちの鍛え上げられた肉体美が最大限に表現されたヴィジュアルで飾られています。11月8日に開催される初の日本武道館単独ライヴに向けてのシングルとなる『!!!!!!!!/君という仮説』、その収録曲と話題のジャケット・ヴィジュアルについて、メンバーが語るセルフ・ライナーノーツ型で構成してみました。(取材日:2016年9月9日)

(L→R)佐保明梨、関根梓、森咲樹、古川小夏、佐藤綾乃、仙石みなみ、新井愛瞳


「!!!!!!!!」
作詞・作曲/大森靖子 編曲/michitomo
両A面の1曲「!!!!!!!!」(読み:ばんばんばん)は、日本武道館公演に向けたメンバーとアプガファミリー(ファン総称)との絆を描いたという曲で、2014年に発売したシングル「(仮)は返すぜ☆be your soul」以来の大森靖子作品。前回は作詞だけでしたが、今作は作詞も作曲も大森靖子。これまで2マンライヴやイベントで共演してきた両者だからこそのアプガ in 大森ワールドが完成しています。曲のタイトル「!!!!!!!!」から、メンバーの佐保明梨がTwitterで繰り出している“!”だらけのツイートが連想されますが、大森靖子のコメントによると〈佐保さんのツイートでおなじみ“!”を、アプガメンバー7人にファミリーも加えた8個並べる『!!!!!!!!』というタイトル。読み方はどうしようかな……と佐保さんに訊いてみたところ、“ばんばんばん!!!ってまず浮かびました!(笑)”だそうなので読み方は“ばんばんばん”でお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!〉とのこと。まずはこの楽曲のメイン・ヴォーカルであり、曲のタイトルにも大きな影響を与えた佐保明梨から。

佐保明梨 新曲はファンの方たちとの絆を歌う曲になるともともと聞いていました。ファンの方に私たちの夢を叶えている姿を見て欲しいなっていう気持ちで私たちは頑張っていて、ファンの方は私たちの夢が叶うように応援してくれていて……そういうお互いに応援し合う関係が歌詞にも表れているなあって思いました。最初にデモを録った時は、全編がロックっていう感じだったんですけど、次に聴いた時にはバラードになっていて「アレ?」っと思ったり、完成までにどんどん変化してきたんです。

仙石みなみ 初めて聴いた時は、静かな感じで始まるので、今までにない感じだって思ったら、サビで一気に裏切られるというか、いつものアプガのパーティー感になるので、1曲の中で落ち着いた感じのアプガと弾けるアプガの二面性を楽しめると思います。CDで聴いても良いし、ライヴ映えする曲でもあります。

古川小夏 アプガにはここまでバラードチックな落ち着いてる曲がなかったので、曲をもらって初めて聴いた時に衝撃だったんですけど、サビでテンポが上がって「あっ!このパターンのやつか!」って(笑)。アプガは盛り上がるのも好きだし、日本武道館に向けて今伝えたい思いとか気持ちが入っていて、歌っていて嬉しい曲だし、武道館で歌ったら泣くだろうなって思う曲ですね。

森 咲樹 独特な世界観を持つ大森靖子さんとウチのグループの破壊王、佐保明梨が一緒になってすごい曲が出来上がったなって。日本武道館に向かってのシングルなので王道な感じのが来るかなって思ったんですけど、面白い曲が来て、これは武器になるなって思うので、この曲でいろんな人を魅了したいと思います。

佐藤綾乃 アプガのライヴの楽しさとか、ライヴが終わる時に終わりたくないっていう淋しさとかが、曲調や明梨の優しい歌声に詰め込まれていて、気持ちがスッと入っていけるような曲です。ライヴを重ねるたびにファンの人たちとアプガとで作り上げていく曲なんじゃないかなって思うので、これからが楽しみな曲です。

関根 梓 「来ました大森ワールド」って思いました(微笑)。大森さんの曲にある突然ブッ飛ぶ感じと、アプガの「えっ!? そこでテンション上がってるの? 君たち」っていうヘンなところがうまい具合に融合して、すごく良い味が出せる曲です。突然ブッ飛ぶ感じは大森さんとアプガで似てる部分なので、(ライヴでも)そこを上手く表現できたら、すごく面白い曲になっていくんじゃないかなって思います。ファンの人は最初はしんみりと聴いて、途中で突然ぶっ飛んで、最後は良い終点に着ければ良いなって思います。

新井愛瞳 明梨の仮歌で最初に聴いたんですけど、「この子、大丈夫かな?」って思うくらい、テンションの変化が激しくてすごかったので、これを私たちが歌えるのかな?って思ったんですけど、サビではいつものアップアップガールズ(仮)のワチャワチャしてる感じが表現されていて上手く出来てるなって思います。

 

「君という仮説」
作詞/児玉雨子 作曲・編曲/michitomo
アプガのサウンド・プロデューサー、michitomoによると〈今まで“アプガにしか歌えない”アプガが主人公であるテーマの曲をいくつかやってきましたが、今回の新曲はアプガファミリーが主人公の歌を、アプガと皆さんで歌い上げる曲になっております〉とのこと。作詞は吉川友やアンジュルムなどの楽曲も手掛けている、児玉雨子。アプガの楽曲を手掛けるのは本作が初めてです。9月8日に神奈川・F.A.D YOKOHAMAで開催された〈アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 そろそろソロで歌いたい〜横浜決戦〜〉の終盤ではmichitomoもステージに登場し、この曲の一部分をメンバーとファンが一緒に歌う公開レコーディングが行われました。

仙石みなみ アプガの曲はカッコいいサウンドの中でひとりひとりの歌割りが次々に早くまわってくる曲が多いんですけど、「君という仮説」は、ひとりずつで歌う部分が長いので、武道館でも一人ひとりが思いを込めて歌っている声や表情をじっくり見てもらいたい曲だなって思います。7人それぞれの世界を見て聴いて欲しいです。

古川小夏 聴く人のその時の気持ちによって受け取り方や、歌詞が持っている意味も変わってくるだろうから、楽しい気持ちで聴けば楽しい気分で聴けるし、傷ついた時だったら応援してもらってるように聞こえるから……どっちにも捉えられる歌い方がしたいと思いました。私は歌詞にある“君”っていう言葉がもともとすごく好きで、それがタイトルにも入っているので、今までのアプガだったら、“君”の部分が“私”とか“僕ら”になっていたと思うんですけど、それが“君”になっていることによって、誰が聴いても自分や自分の大切な人にあてはまるから、すごく素敵な曲だなって思います。あっ、“幾星霜(いくせいそう)”っていう言葉を初めて聞いて「なんだこの単語は!?」と思って、レコーディングするにあたって調べてみたんですけど、こんなにアプガにピッタリな言葉はないな!って、好きになりました(笑)。

森 咲樹 私はまず「君という仮説」というタイトルが、「どういう意味なんだろう?」ってすごくひっかかりましたね。私は歌詞オタクなんで(笑)、歌詞の意味とかを考えちゃうんです。「君の仮説」とか「君が考える仮説」だったらわかるんですけど、「君という仮説」という“君”そのものが答みたいな感じで、どういう意味なんだろう?って考えて、面白いなって思いましたね。いろんな人にあてはまる曲にしたいんだって、作曲のmichitomoさんもおっしゃってましたが、今まではアプガにしかあてはまらない歌詞が多かったんですけど、これはいろんな人にあてはまる新しいものが出来たなって思います。歌詞に“ずっと世界は待っていたんだ” “誰にも共感されずとも” “君という仮説 今、立てろ”というのが、いろんな人にあてはまる部分に感じていて、私が将来、子供にも歌い聞かせて勇気づけたい曲です。

佐藤綾乃 歌詞を見た時に言葉の組み合わせが難しく感じて、それも面白いなって思ったんですけど、考えれば考えるほど、いろんな気持ちが自分の中に芽生えてきたり……。例えば失恋ソングだったら、いま失恋したからこの曲が合うって思って聴くときもあると思うんですけど、この曲は、その時その時の心情の違いによって聞こえ方も違うのかなって思います。歌詞がストレートじゃないぶん、答えがないので、いろんな方に聴いてもらって、いろんな気持ちになってもらえたらなって思います。

佐保明梨 この曲はアプガのファンに、アプガはあまり知らないよとか、アイドルはあまり知らないっていう方にも届けたいメッセージソングだと思っています。会場が大きければ大きいほど映える曲だろうなって思うので、武道館でみんなで歌うのが今から楽しみです。昨日(9月8日、神奈川・F.A.D YOKOHAMA)、ファンの方とみんなで歌ってレコーディングした時にすごく鳥肌が立ったので、その規模もどんどん大きくなっていったら良いなって思います。

関根 梓 すごい壮大だなって思いましたね。今までは、攻めていきたいとか応援したいっていうひとつの気持ちを主において歌ってきたんですけど、この曲はそれだけじゃなくて、いろんな方面から……アプガやアプガだけじゃなく、その人の人生を観察してみてどういう風に感じたとか、本当にいろんな方向から受け取れる曲だなって思ったので、自分たちが歌った時に、聴いている人たちの世界が狭くならないように、自分が初見で感じた壮大さというのをちゃんと届けていきたいです。

新井愛瞳 今までの私たちだから歌える歌詞……負けず嫌いな部分が出てたりする歌詞の方が、正直、私は歌いやすくて、ストレートに自分の気持ちをこめやすいので、この曲はちょっと苦戦しました。(歌詞に対しても)私は深く考えちゃうところがあるので、michitomoさんに「これはどういう意味なんですか?」って訊きながら歌いましたね。改めて考えてみて今までの曲はアプガを応援してきて、過去を知ってるからグッとくる曲も多いんですけど、これは私たちのことを知らない方が聴いても共感できる部分が歌詞にあるんじゃないかなって思います。

 

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