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ザ・たこさん 6th Album『カイロプラクティック・ファンクNo.1』 とびっきりインタビュー

ザ・たこさん

6th Album『カイロプラクティック・ファンクNo.1』
とびっきりインタビュー

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《告知》
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ザ・たこさんの無限大記念日5~ワンマンライブ~
2017年5月7日(日)@ユニバース
住所:大阪市中央区千日前 2-3-9 味園ユニバースビル B1
時間:開場13:30 開演14:00
価格:前売3,000円 当日6,000円(D別)
※24歳以下および65歳以上の方は入場無料(要身分証)
出演:ザ・たこさん

チケットぴあ http://t.pia.jp/ TEL0570-02-9999(Pコード:322-964)
ローソンチケット http://l-tike.com/ TEL0570-084-005(Lコード:57112)
e+(イープラス)http://eplus.co.jp

ザ・たこさんの無限大記念日5
http://www.the-takosan.com/mugendaikinenbi5.pdf



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FUJI ROCK FESTIVAL’16 では金曜日の苗場食堂と土曜日のCafé de Parisに出演し、驚くくらいに大勢の観客を集めてみせたザ・たこさん(Café de Parisの彼らのライブは、今年の同場所の最多動員を記録した)。今年で4回目を迎えた自主イベント『ザ・たこさんの無限大記念日』はゼップなんばに800人を超える人を集めて大いに盛り上がり、その4日後に渋谷クラブクアトロで行なわれた“無限大記念日4追撃戦&6thアルバム・レコ発”ライブもまた現在のバンドの絶好調ぶりが凝縮されたメジャー感あふれるステージとなった。数年前と比べて、いまのザ・たこさんは確実にひとつ上のステージに立っている。なんたって迷いのかけらもない。それは約3年ぶりに発売された新作『カイロプラクティック・ファンクNo.1』を聴いてもビシビシ伝わってくることだ。さらに2006年にリリースされてバンドの代表作と言えるものになりながらもしばらく廃盤だった3rdアルバム『ナイスミドル』がここにきてCD&LPで再発。11月13日には大阪・服部緑地野外音楽堂で3時間強のワンマンライブ『ザ・たこさんの無限大記念日MAXヴォルテイジ』が行なわれるが、それも間違いなくあとあと伝説となるようなものになるだろう。メンバー4人に新作『カイロプラクティック・ファンクNo.1』についての話をたっぷり聞いた。

(レコーディングは)むちゃくちゃ早かった。
こんなにはよ終わるんかい?!っていうくらいでしたね。
(マサ☆吉永)

――ニュー・アルバム『カイロプラクティック・ファンクNo.1』。前作『タコスペース』から3年ぶりですね。『ベターソングス』から『タコスペース』までの4年はすごく長く感じたけど、今回はそんなに長く待たされた感じがしなくて。

安藤八主博(ボーカル):うん。今回は僕らにしては頑張ったんちゃうかなと、みんなも思ってくれんのちゃうかな。まあまあ早いですね。

――早く感じられるのは、この3年の活動が充実していたからってところもあると思うんですよ。無限大記念日が始まったのも『タコスペース』が出たあとでしたし。

オカウチポテト(ベース):そうですね。

――その無限大記念日も今年で4回目を迎えて。あと、前作以降に起きた変化のひとつとして、安藤さんの結婚というのもありました。どうですか? 結婚がなんらかの形でバンド活動に影響しているところはありますか?

安藤:いやぁ、あんまりないですよ。まあ1曲できましたけどね。「あんたはギビトゥミ」って、あれ、ウチのヨメのことなんですよ。

――そうなんですか?!

安藤:ええ。とにかく自分で動かないんで。洗濯物干しといてとか、食器洗っといてとか、口を開けばアレしてコレして。実際、ブクブク太ってきてますからねぇ。

――じゃあ、「あんたのお尻は」っていうのは……。

安藤:あれはだから、ヨメですよ。

オカウチ:酷い話ですよ。それを全国リリースするんですから(笑)

安藤:ましてや1曲目。ぶはははは。まあ、ヨメもわかってますから。聴いたときに「これ、私のことやろ?!」って言ってましたからね。

――はははは。じゃあまあ、結婚したことでこういう新曲もできて。

安藤:ええ。まあ、あんまり支障はないですね。店(安藤の奥様が店主を勤める大阪・東心斎橋の串カツ屋「リズム&串カツ アガッタ!」)も一緒にやってるんで、どっちかひとりおったら大丈夫やからライブも全然できますし。むしろ前より動きやすくなりましたね。

――メンバー的にはどうですか? 安藤さんの結婚はバンドにいい効果をもたらしてますか?

オカウチ:そうですね。バイトやってたときは、安藤さん、よく路上で寝てたりしてましたけど、それが減りましたよね。ほとんどそういうのを聞かなくなった。

山口しんじ(ギター):そやなあ。

安藤:いや、最近またやってもうたよ。酔うた帰りにそのまま倒れて、起きたらカバンがなくなっとって。なかに売り上げが入っとったんやけど。

山口:ええええっ。お前、そんなん、めっちゃ怒られたやろ。

安藤:だからヨメに「ひとりで働いて返せ」言われて。「私は休む」言うて、テレビ見とって。

山口:そらそうやろ。

安藤:いや、「そらそう」て。ほんなら内職するとか、あるやろ。なんでオレひとりに働かすいう話や。笑いながらテレビ見とんやで。

山口:でもお前が酔うて売り上げとられたんやろ?!

安藤:そやけどな。

――まあ、そのへんは相変わらずということで(笑)

オカウチ:はははは。でもこんな話聞いたあとに言うのもなんですけど、それでも昔に比べたら結婚して素行がよくなったような気がしますね。

安藤:いや、素行はもともと悪くなかったやろ。

――ははは。まあとにかく、バンド内にはいい影響が出ていると。

オカウチ:と思いますね。

――で、そんななかでできあがった『カイロプラクティック・ファンクNo.1』。まず、ジャケットがいいっすね、これ。豆があるだけのシンプルさ。

安藤:タイトルも『豆』でいきたかったんですけどね。『ザ・ビーン』とかね(笑)。まあ、この絵は最初から決まってたんで。

――絵のほうが最初に。

安藤:ええ。でもこれだけじゃよくわからんやろってことで、『カイロプラクティック・ファンクNo.1』にして。

山口:それでもわからんっちゃわからんですけどね(笑)

――豆から芽が出てますからね。歌詞にもありますもんね、「お豆からポンと芽が出
た」って。卑猥っちゃ卑猥ですけど(笑)

安藤:そうですねぇ。うはははは。

山口:お前、なんでこの歌詞書いたん?

安藤:いや、普通にルーファス・トーマス聴いてて、「お豆」って聴こえたからや。「うわぁえ」って言うてるのが、これ、「お豆」やなと。そう聴こえたんやからしゃあない。

――「しゃあない」って(笑)。で、中身の話ですけど、まず今回は音がかっこいいですね。粗くて。

山口:粗いっすよねぇ。

――粗くて生々しい。

安藤:はいはい。でも曲によって多少変えたりもしてるんですよ、今回は。

――ああ、そうですよね。 一番粗いのが「ネギ畑」で、あれなんかはガレージロックっぽい。

安藤:「ネギ畑」はもう、あえて。ギターだけ、ドーンあげたもんな。

山口:めちゃくちゃあげたな。「ここまであげんの?!」ってくらい。

安藤:その曲に関しては、珍しく僕が「もっとあげろ」言うて。

――ガレージっぽい音を狙って?

安藤:というかね、エルモア・ジェイムスを最近聴いてて。アホみたいにギターあげてる曲があって、かっこええなと。

オカウチ:ウッドストックとか、野外フェスっぽい音やなとか言いながら録ってましたからね。

――だから、スタジオに入って、あれこれごちゃごちゃやって作った感じがまったくない。本当に野外とかガレージとかで録ってるんじゃないかっていう剥き出しの音で。

山口:ねえ。今回はもう、あまりにもそのままの音でいってますね。前作のほうがまだなんかやってた。

――その割り切りというか、迷いのなさが、今回はいいと思うんですよ。ごちゃごちゃやらんでええねんっていう潔さというか。それだけに生々しくガツンと響く。

山口:うん。だから、録りも早かったですよ。

マサ☆吉永(ドラム):むちゃくちゃ早かった。こんなにはよ終わるんかい?!っていうくらいでしたね。

《ザ・たこさんスライドショー その一 》
たこ八ナイト(2016.9.3@新宿レッドクロス)

※写真をクリックしてスライドショーをお楽しみ下さい。



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