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meg Debut 10th Anniversary Best Album 『meg origin best』Self Review & Special Playlist

meg

Debut 10th Anniversary Best Album
『meg origin best』Self Review & Special Playlist


Debut 10th Anniversary Best Album
『meg origin best』
(CD+DVD) XQMN-1005 / ¥2,500(+税)
NOW ON SALE!
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[CD]
01. Where I Want To Be
02. Christmas Rose
03. Dream Applause
04. Kiss & Umbrella
05. 再愛〜Love you again〜
06. Bright Star(Waltz Version)
07. Love Witch
08. サヨナラマタイツカ
09. Thank you Mama
10. Believe in Love〜with SWEEP〜
11. Autumnal rain
12. U belong to me feat. オーサカ=モノレール
13. 大丈夫

[DVD]
01. Christmas Rose(Music Video)
02. Dream Applause(Music Video)
03. 再愛〜Love you again〜(Music Video)
04. サヨナラマタイツカ(Music Video)
05. Thank you Mama(Music Video)
06. Believe in Love 〜with SWEEP〜(Music Video)
07. Little Waltz (Bonus Movie)


 

2016年11月でデビュー10周年を迎えたジャズシンガー、meg。そのアニヴァーサリーとして編まれたベスト・アルバム『Origin Best』は、ジャズを拠点としながらもポップスのフィールドにまで活動の幅を広げた彼女の、10年に渡る軌跡が総括された一枚。そこで、本作に収録された楽曲のエピソードをご本人に改めてコメントしていただきました。さらに、10周年ならではの素敵なプレイリストも!

1曲目
「Where I Want To Be」
作詞:本山清治 作・編曲:野崎洋一

私の初めてのオリジナル曲です。ジャズのスタンダードナンバーだとさまざまなアーティストの方が歌われていて“お手本”があるのに対し、当たり前ですけどオリジナルは“お手本”がありません。自分で世界観を作り上げていく難しさと、楽しさを2つ一度に経験できた貴重な第一歩になりました。

2曲目
「Christmas Rose」
作詞:湯川れい子 作曲:押尾コータロー 編曲:大島ミチル

作詞は湯川れい子先生、作曲を押尾コータローさんに手掛けて頂いたバラードナンバーです。私の生まれた秋田県でも広く応援して頂いている曲で、これまでの時間を支えてくれた私のお守り的な一曲です。東日本大震災の後、チャリティーライブで伺った岩手県や宮城県で歌わせて頂き、沢山の方に「来てくれてありがとう」と言って頂きました。音楽が持つ大きな力を感じ、そんな時にいつも私の隣りにいてくれた曲です。

3曲目
「Dream Applause」
作詞:湯川れい子 作・編曲:中塚武

こちらも湯川先生に詞を手掛けて頂き、クラブジャズのマエストロ──中塚武さんに作曲して頂きました。歌詞の中に私の大好きな“マドンナ”“マイケル”“ビヨンセ”が登場したり、その中でも特に《ビヨンセがライバルよ》という歌詞にテンションが上がりましたし、さすが中塚さん!といったホーンがクールに鳴るアレンジに心を躍らせながら、とにかくアゲアゲで楽しく歌わせて頂きました。歌姫になりきっているミュージック・ビデオもぜひ観て頂きたいです(笑)。

4曲目
「Kiss & Umbrella」
作詞:湯川れい子 作・編曲:長谷部徹

映画「20世紀少年」や数々の映画やドラマの劇伴で活躍されている作曲家・長谷部徹さんにご提供頂いたこの曲は、メロディーやコード進行が緻密に計算されていて、初めて聴いたときは私に歌い切ることができるのだろうか……と心配になったのですが、そんな心配は全くいらず、雨粒が弾むような可愛らしいアレンジにイメージを広げながら、とても楽しく歌わせて頂きました!

5曲目
「再愛〜Love you again〜」
作詞:湯川れい子 作・編曲:小室哲哉

初めて映画の主題歌を歌わせて頂いた曲です。そして湯川先生と小室哲哉さんに楽曲を手掛けて頂き、私にとって何もかもが夢のような一曲となりました。場面展開がまるで映画を観ているかのように変化していき、小室さんの切ないメロディーと湯川先生のミステリアスな歌詞に心を掴まれます。そして最後は再び愛する……という深い愛の形を感じて頂けると思います!

6曲目
「Bright Star(waltz version)」
作詞:ジョン・キーツ 作曲:フレデリック・F・ショパン 編曲:クリヤ・マコト

ショパンのノクターンという曲に、世界でいちばん美しい詩と言われているジョン・キーツのポエムを融合させて制作しました! 全く繋がりのない2つの作品ですが、ノクターンのメロディーに、キーツのポエムがこれほどまでにハマるとは思っていなかったので驚きました。アレンジはライブでもお力添え頂いているジャズピアニストのクリヤ・マコトさんによるもので、キラキラ輝く演奏と共に優雅なジャズワルツに仕上げて頂きました!

7曲目
「Love Witch」
作詞:Teddy-K 作・編曲:三木俊雄

デビュー・アルバムからお世話になっているジャズサックスプレイヤーでアレンジャーでもある三木俊雄さんにハッピーなサンバの曲を頂いて、さらに三木さん率いるビッグバンド、Front Page Orchestraの皆さんに演奏して頂きました。歌詞は“恋の魔女”がテーマになっていて、途中に出てくる“恋の呪文”がとても可愛らしくて好きです。ぜひ皆さんも「Quh, Lith-o-l Lith-o-l」と唱えてみてください!

8曲目
「サヨナラマタイツカ」
作詞:SWEEP 作・編曲:SWEEP

R&BシンガーのSWEEPさんと初めてタッグを組んだ曲です。これがきっかけでこの後アルバム1枚をプロデュースして頂くことになるのですが、こんなにポップな曲は人生で初めてで……といいますか、私はジャズシンガーなので初めてなのは当たり前ですが、私のジャンルの幅を広げてくれた大きな一曲となりました。友達との別れが書かれた歌詞が本当に切ない一曲です。

9曲目
「Thank you Mama」
作詞:築地一九五 作・編曲:工藤恭彦

私のライフワークでもあるライブで、お客様から頂いたお題をもとに制作した曲です。〈還暦を迎えるお母様に感謝の気持ちを伝える娘さん〉がテーマになっていて、完成後、実際にそのお二人にライブで聴いて頂きました。ご想像の通り、お二人のみならず会場中があたたかい涙に包まれた思い出深い曲です。その後、沢山のお客様からCDにして欲しいと要望を頂き作品化しました。お母さんにありがとうを伝える機会がありましたら、ぜひこの曲でお手伝いが出来たら嬉しいです。

10曲目
「Believe in love〜with SWEEP〜」
作詞:SWEEP 作・編曲:SWEEP

今もなお海外で話題を呼んでいる映画「さよなら歌舞伎町」の主題歌として起用して頂きました。作品としては人生で初めてのデュエットだったのですが、スケールの大きいバラードナンバーをSWEEPさんの素晴らしい歌声に支えて頂き歌うことができました。うまく行かないことや悲しいことがあったそんなときにこの曲を聴いて頂きたいです。心に優しさと勇気を届けてくれる素敵な曲だと思っています!

11曲目
「Autumnal rain」
作詞:SWEEP 作・編曲:SWEEP

R&Bに挑戦したナンバーです。ざっくり言うとリズム・アンド・ブルースのもとはジャズではありますが、こちらもまた全く引き出しのないジャンルだったのと、何と言っても途中でラップも出てくるのでどうなる事かとドキドキしました。でも、レコーディングの時に頂いたアドバイスが的確で、粘ったようなグルーヴを意識するとリズムに乗れることを知り、SWEEPさんを迎えてさまざまなジャンルに挑戦する企画の醍醐味を感じた瞬間でした。冷たい秋雨と、離れてしまった愛をシンクロさせる歌詞にもご注目ください。

12曲目
「U belong to me feat. オーサカ=モノレール」
作詞:SWEEP 作・編曲:SWEEP、オーサカ=モノレール

こちらは30年ぶりの新シリーズとして話題になりましたアニメ「ルパン三世」の海外版OPテーマとして起用して頂いた曲です。大大大好きなルパンの作品に参加させて頂けたことを本当に嬉しく思っています。テーマは不二子ちゃんをイメージしていて、歌詞は“あなたは私のものよ”と上から目線で歌って、曲はバイクに乗って疾走しているような結構攻めている感じです。海外でも活躍されているファンクバンド、オーサカ=モノレールの皆さんと共演させて頂き、スリリングな演奏やリーダーの中田さんによるクールなシャウトで盛り上げて頂きました。めちゃくちゃカッコイイ一曲なのでぜひ聴いてください!

13曲目
「大丈夫」
作詞:池波晏寿 作・編曲:有木竜郎

私が7年間参加させて頂いているプランジャパンさんのチャリティーイベントのテーマ〈途上国の女の子たちに生きていく力を〉をモチーフに、輝く未来に向かって歩んでいく彼女たちに、「大丈夫、みんなの明日には希望が待っているからね」という想いを込めて、このベストアルバムに新曲として収録しました。10周年を迎えた私にとっても力を分けてくれる曲ですし、このタイミングで出会えたことに強い意味を感じています。沢山の方に“大丈夫”になって頂けるように、この歌と共に強くなっていきたいと思います!


 

meg’s Playlist

テンションを上げるために聴いてきた曲
選曲者 meg

この10年の間、ライブなどの前にテンション上げるために実際に聴いてきたナンバーです! ストレッチをして体を温めながら、この曲を聴いて耳と心を温める……みたいな感じです。大きなお仕事や、これは決めなくては!という大事な場面で、スイッチをONにするには持って来いのおすすめのナンバーを5曲ご紹介します。ぜひテンションを上げたいときに聴いてください!

「Twilight Zone/Twilight Tone」

by The Manhattan Transfer

from 『Couldn’t Be Hotter [Live]』

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ライブ盤の緊張感がたまらない一曲です。複雑なメロディーラインが絡み合っていくギリギリの感じと、どこまでも速度を増していくようなスピード感にワクワクします。私はライブ活動がメインなので、そのライブ用の心拍数に切り替えるためにこの曲を聴いて、テンションを上げています。

「Tank!(TV stretch)」

by Seatbelts

from 『COWBOY BEBOP TANK! THE! BEST!』

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アニメ「カウボーイビバップ」を観た時からハマった一曲です。菅野よう子さんの斬新なアレンジと、スリリングな雰囲気を見事に表現している演奏に少しも耳を離せません。一曲聴き終わるころには手をガッツポーズにしていること間違いなしです。

「Feeling Good」

by Michael Buble

from 『Caught In The Act』

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まずイケメン&イケヴォイスであるところでテンションがあがりますね! そんなブーブレがセクシーに歌っているバックで女性のお客さんの黄色い声援が聞こえてきますが、私も同じ気持ちです(笑)。生のビッグバンドでこんなにも気持ちよさそうに歌っている彼の歌声に、自分を重ねたりなんかして、時には「私のブーブレ……」みたいになったりして、もう妄想の世界です……(笑)。

「シュガーソングとビターステップ」

by UNISON SQUARE GARDEN

from 『シュガーソングとビターステップ』

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アニメをテーマにしたラジオ番組をやらせて頂いたことがきっかけで、すっかりアニメにハマっている私ですが、その時に出会った作品のエンディングテーマだったこの曲を聴いて、「なんじゃ、この曲は!!」と度肝を抜かれ、その後サビのメロディーと歌詞が頭を離れなくなりました。難易度の高い完成されたアレンジにもどんどん気持ちを持って行かれて、笑顔なしでは聴けない一曲だと思います。

「Crazy In Love」

by Beyonce

from 『Dangerously In Love』

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歌姫ビヨンセのパワフルな歌声に力をもらえます! 歌声のみならずステージのパフォーマンスやファッション、メイクやヘアースタイルなどお手本にしたいところがいっぱいで、見ているだけでいろんなスイッチが入ります!! かっこいい女性の象徴でもあるビヨンセは憧れで、ジャンルは違いますけどアーティストとして尊敬しているので、自分を高い所に引き上げてくれる存在と言う意味でテンションが上がりますね!

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《プロフィール》
meg
秋田県大館市生まれ、横浜育ちのジャズシンガー。2006年11月、ジャズの名門レーベル〈Verve〉よりアルバム『Grace』でデビュー。世界的ベーシストのロン・カーターがプロデュースを手掛けた2012年作『Little Waltz』が大きな注目を集める。2015年に発表したアルバム『meglution』には、映画「さよなら歌舞伎町」の主題歌「Believe in Love 〜with SWEEP〜」やTVアニメ「ヒーローバンク」のエンディングテーマ「サヨナラマタイツカ」など話題曲を収録。2016年6月にリリースされた自動車専門誌「ル・ボラン」創刊40周年記念コンピレーション『LE VOLANT CARS MEET MUSIC 〜DISCO DRIVE〜』には新曲「Copacabana」で参加。11月にデビュー10周年を迎え、過去のオリジナル曲を集めたアニヴァーサリー・ベスト・アルバム『meg origin best』をにリリースした。

オフィシャルサイト
http://www.megvoice.com/
Twitter
https://twitter.com/jazzsinger_meg
Blog
http://ameblo.jp/jazzsinger-meg/