MY ROOTS

半世紀人間が選ぶ10曲

この惑星に生まれ落ち、もうすぐ50才になろうとしております。そんな中での僕のルーツミュージック、ありがたく10曲選ばさせて頂きました。半世紀人間が選ぶ10曲は、さてさて

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  1. マザー(母)
    ジョン・レノン

    アルバム「ジョンの魂」に収録のこの曲は鐘の音で始まります。ゴーン、ゴーン、と、そしてジョンは叫びます(歌うんではなく)Mother~!と。それだけで世界は変わりました。僕の、あなたの、いろんなものが許されたのです。感謝☆

  2. ライク・ア・ローリング・ストーン
    ボブ・ディラン

    この曲は、聴く人の心に住みつく、ヤドカリみたいな曲です。この曲は形を変え、色を変え、人の頭の中な入り込んで、そして住み付きます。一日中、一年中、頭の中で鳴り響きます。そしていつの間にかこの曲は頭の中からいなくなります。いなくなって初めて人間としての物心が付く、僕にとってはそんな曲です。

  3. 見つめていたい
    ポリス

    この曲を初めて聴いた時に感じた偉大なる違和感。イントロの出だしの一発のスネアの音が世界を、僕の心を確実にぶち抜きました。この曲は『発明』でした。エジソンみたいなものです。実際に世界は「何じゃこりゃあ~」と驚いたのです。僕らは当時、その『発明』されたこの曲を毎日毎日、飽きることなく聴きました。一発のスネアから始まる世界に新しい時代を感じてました。

  4. キラー・クイーン
    クイーン

    フレディ マーキュリーの声と初めて出会った曲です。当時は誰が歌ってるのか知らずにたくさんの洋楽を聴いてたような気がします。今じゃ考えられないかも知れないけど、曲名すら分からず口ずさんでた曲は山ほどありました。この曲がクイーンの曲だと知ったのは出会ってから暫くしてからでした。

  5. 落陽(LIVE)
    よしだたくろう

    小学校から帰って来ると家には誰も居なくて、テレビを付けた途端に観た光景は、テロリストの男がテレビ局を占拠してマイクに向かって何かを怒鳴ってる光景でした。僕は外に飛び出して、外にいる大人に『今、テレビで大変な事が起きてる、警察に、警察に!』と言ったけど大人たちは笑って相手にしてくれませんでした。僕は泣きながら家に帰ってそのテレビをまた観ました。そしてわかりました。そのテロリストだと思ってた男は吉田拓郎だったのです。それほどの衝撃でした。

  6. アメリカ
    サイモン&ガーファンクル

    静かでゆったりとしたこの曲ですが、聴いてるとなぜかいても立っても居られなくなります。時代に生まれて来た義務感みたいなものがあるとしたら、まさにそれをくすぐられてるような、そんな気持ちになります。目の前にあるものを、一生懸命に見つけようとしている、1960年代のアメリカの若者たちの葛藤になぜか憧れを感じてました。あれから、僕はずいぶん遠くまで来てしまったなぁ。

  7. パープル・レイン
    プリンス&ザ・レヴォリューション

    日本語にすると紫の雨、それが何を意味するのかは分からなかったけど、でもとにかくこの曲が好きで好きで聴きまくってました。マイケルジャクソンにはまるっきり興味はなかったけど、でもプリンスは好きでした。魔術師みたいな、何か特別なパワースポットを持った人?とまで思ってたことがあります。今では笑い話だけど。僕の妄想は、彼は人間ではないと思わせていたようです。

  8. 心もよう
    井上陽水

    おそらく、初めて日本語の歌詞に興味を持った曲。カラオケのなかった時代、歌はみんなのものではなく、その人その人、一人一人のものだったわけです。その人その人の歌を一つのところに持ち寄ってみんなで歌う。そんな喜びの一つ一つが今の僕に繋がっているような気がしてます。初めてギターを弾いたのもこの頃でした。井上陽水の曲でギターのコードを覚えました。

  9. ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー
    U2

    僕のベストボーカリストは、ジョン レノン、フレディ マーキュリー、そしてボーノです。今まで誰にも言った事はないけれど、実は僕はボーノにならなれそうな気がしながら今までずっと歌って来た気がします。勝手に、ライバルはボーノだと思って歌って来たような。。でも全然違ったなぁ~(笑)

  10. レット・イット・ビー (2009 Digital Remaster)
    ザ・ビートルズ

    中1の頃、友達の家に遊びに行った時にこっそりと友達と入った友達の兄貴の部屋。たった三つ年上のその兄貴の部屋は、明らかに僕らとは違う大人の匂いがプンプンする部屋で、そしてその壁には英語で殴り書きがしてありました。その時は何と書いているのか分からなかったけど、あとで知ったのはそれがレットイットビーの歌詞だということ。その歌詞の意味さえ分からず、僕は初めてビートルズの曲と出会いました。そう、初めて知ったビートルズの曲は、ビートルズ最後のアルバム。僕はそこからラブ ミー ドゥまで一気にさかのぼって行ったのでした。もし、あの壁に書かれたレットイットビーがなかったら、今の僕は存在してただろうか。



近藤金吾のプレイリスト