Roots of ISHIYAN

石田長生の現在を形成している11の事柄

「自分のハートから出てくるもんを自分の音楽に反映させたい・・」 そういう時期に来てんねんな。まあ、気分はまた変わるかも知れないけど、今はそう。だからね、実は最近、家であんまり音楽を聴かなかったりするんですよ。たとえば、居酒屋に行ったときに有線とかでどうでもいいような曲がかかっていたとしても、生理的に自分の中に入ってきてまうねんね。それって悪い影響を受ける場合もあるし、あんまり外からの影響は受けたくないなっていうのがあるから、あえて家ではあんまり聴かないんです。聴くとしたら、ほんまに昔っから聴いてた定番みたいなもんを聴くぐらいで。音楽を聴くよりも、赤星の盗塁ひとつ見てたほうがぐっとくるというかね(笑)、音楽以外のところからはじゃんじゃん影響受けたいとは思うてんねんけど。

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  1. A Hard Days Night
    The Beatles

    いちばん最初に買ったビートルズのシングル盤はこの曲ではなくて、なぜか「恋する二人」だったんけども、やっぱこれですよ。「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」の映画を観に行って、シロウトでも音楽するチャンスがあるんや!っていうのをあきらかに感じたからね。あのときは、ミュージシャンになりたい、じゃなくて、ビートルズになりたいって感じやった。

  2. Sweet Little Angel
    B.B.King

    伝わるものがあれば、ベラベラ弾きまくらなくても、少ない音で伝わるっていうね。ギターが歌を歌える、ものをしゃべるっていうね。すげえなって思ったよ。

  3. It's Nice To Be With You
    Jim Hall

    ジム・ホールもギターが歌を歌うっていうのを見せてくれた人。いまでも寝る前によく聴く。たぶん、ジム・ホールのようなギターは一生弾けない、自分は。まあ、おんなじことやろうとは思ってないけどね。

  4. Sha La La
    Al Green

    オレが生まれてこのかた、回数でいえばいちばん聴いた曲がこの曲ですよ。どんな元気ないときでも、この曲を聴けば気分よくなる。

  5. アンコール
    大西ユカリと新世界

    ある種、大阪が持ってる独特の色気いうかな、柄は悪いんやけど、独特の艶っていうのがあるんですよ。地元以外ではほとんど認知されてないに近いかな。この曲を書きながら、それを出したかったっていうのがあるんですよ。

  6. 梅田からナンバまで
    上田正樹と有山淳司

    メンフィスに住んでるときに、毎日やることないから風呂ばっか一日に5回も6回も入ってたりしたことがあったんですけど、いつもカセットでこのアルバムを聴きながら湯船に入ってたな。僕にとって懐かしい風景を思い出させてくれるんで、これは名曲やなと。

  7. TAKAHASHI
    Ishida Osamu Unit

    オレがジャマイカから帰ってきたときに高橋義生から家の留守番電話にメッセージが入ってて、「石田さん、勝ちました! 石田さんもジャマイカのミュージシャンと闘ってきたと思いますけど、僕はブラジル人とやって勝って帰ってきました!」ってね。それ聞いたときに、うれしくなって、オレ「TAKAHASHI」っていう曲作ろうって思うたんですよ。彼は金網のなかでやるアルティメット・ファイトで初めて勝った日本人なんですよね。

  8. Jack Soul Brazileiro
    Lenine

    バイーヤ出身のミュージシャンのなかでも先鋭的で、甘ったるいラヴソングも書けるし、言葉が刺さる。ロン毛で目も血走ってるし、見た目もヘンなやつだし、セッションしてみたら「なんやそのヘンなチューニングは?」って音を出す。でも、ビートとリズムはめちゃくちゃかっこよくてね。

  9. レモン林
    Ring Links

    「レモン林」っていうタイトルだけで惹かれましたね。レモン林なんて見たことないでしょ。これは、若いカップルがデートする歌で、ふたりが恥じらいながらレモン林に隠れてチュウするんだけど、お月様には見ているっていう素直で素朴な歌。なんかね、その画が浮かぶんですよ。

  10. 嵐は西から
    Tigers Freaks Band

    2003年になぜか僕に来た仕事で、Charとかウルフル・ケイスケとかが集まって作った球団公認応援歌。星野監督で優勝したシーズンですわ。この曲ができて18年ぶりのリーグ優勝ができました。音楽やってきて、阪神ファンで、こういう仕事が来てうれしかったなあって思う。

  11. Redemption Song
    Bob Marley

    この曲は一時コンサートのSEで使っててね。アコギ一本持ってツアーすることも多いんですけど、もともとバンド・ミュージシャンやから、やっぱ怖いんですよ、いまでも。今日は大丈夫かなあって思うこともあるし、ヘタやってしまうときもある。でも、始めるときにこの曲を流したら「よーし、今日もいける」って、勇気を与えられる曲なんですよね。