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エネルギーを感じるジャズの10曲

これまで聴いてきたジャズでお薦めの曲です。私があまり他では紹介していないものを中心に選んでみました。聞き流すのではなく、立ち止まってしっかり聴いた、エネルギーを持つ曲ばかりです。また、ほぼこの順番で各曲に出会いました。全ての曲に対して言えるのは、自分のスタイルを持っているミュージシャンばかり、ということですね。

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  1. My Foolish Heart
    Bill Evans Trio

    16歳で初めてジャズに出会ったアルバムです。これはアルバムの1曲目ですから、本当のマイ・ファースト・ジャズですね。ですからこの曲がこのリストの最初にこなければいけません(笑)。ポップスとかいろんな音楽を聴き始めたころ、中古レコード店で、このジャケットを見てなんかよさそうと思って聴いたのかきっかけです。このアルバムを聴き終わるときには、ピアノトリオをバックに自分がヴァイオリンを弾くというイメージが浮かんできたほどです。まさに原点ですね。

  2. My Funny Valentine
    Miles Davis

    ジャズを演奏していこうと決めたとき、ビル・エヴァンスはどんなアーティストと共演しているのかな、と思って調べたんです。この曲の冒頭のピアノとの会話がとても勉強になりました。今聴いても、いいアルバムですよね。マイルスの素晴らしさってメロディーの歌いかただと思います。それに自分の出したい音で表現しているところも良いですね。

  3. Say It
    John Coltrane

    本当に優しく聴けるアルバムですね。ジャズマニアもうならせるエッセンスも入っていながら、例えば夜中にレストランで流れていても普通に素敵と思うようなところがいいですね。コルトレーンだからこそ、この優しさが表現できたんだと思います。

  4. Desafinado
    Stan Getz/Joao Gilberto

    ブラジル音楽を世界中に広めることになった記念すべき作品ですね。スタン・ゲッツのサックスの音色が素晴らしいですね。

  5. A Little Bumpin'
    Lee Ritenour

    リトナーさんには、縁あってサードアルバム『Princess T』をプロデュースしていただくことになり、また日本公演ではステージで共演することができました。その際に演奏した曲がこれです。また、『Princess T』はロスでレコーディングしたのですが、一流アーティストの録音現場の一部始終を見られたことも勉強になりましたね。

  6. Autumn Leaves
    Bireli Lagrene

    本当に素晴らしいギタリストですね。カンヌでリシャール・ガリアーノさんのバンドとご一緒したときに別のバンドで彼が出演していたんです。基本的にはジプシージャズを演奏するのですが、このアルバムのようにスタンダードナンバーの演奏も好きですね。一音にエネルギーがあるんです。

  7. Triste
    Joe Henderson

    豊かな音色が特徴のジョー・ヘンダーソンです。ブラジルのミュージシャンたちと一緒にブラジル音楽を演奏しているアルバムです。これを聴いたときに「当り!」と思わず言ってしまったほど、大好きなアルバムです。

  8. Velas
    Quincy Jones

    どの曲も甲乙つけがたいですね。この曲もクインシーだったの、あ、あの曲も…、というふうに次から次へと素敵なアレンジが登場するアルバムです。クインシーの特徴は聴かせる、説得力のあるアレンジ。メロディーを大切にしてアレンジする人だと思います。イントロにもその曲の香りがただよっているんです。そのアーティストを引き出す、特徴を生かすようなアレンジですね。

  9. La Valse a Margaux
    Richard Galliano

    5枚目のアルバム『All For You』で「Libertango」を演奏したいと思い、リシャールさんにゲスト出演をお願いしたんです。それがかなって、今度は私が彼の「ジャンゴ・ドール」受賞記念コンサートに招かれまして、そこで演奏したのがこの曲なんです。これは『All For You』にも収録されていますよ。忘れられない曲ですね。

  10. A Song For You
    Herbie Hancock

    ハービーがクリスティーナ・アギレラと共演している曲です。これはたまたまグラミー賞のステージの映像を観たのですが、バリバリ弾いているハービーにつられないように、しっかりと歌っているアギレラの姿が印象的でした。この録音ではもっと激しく弾いています。まさにハービー節。この曲が大好きで、しばらくエンドレスに再生して聴いていましたね。