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荒々しく跳ね回るフルート

ステージという戦場に、フルートをブレイドに変え斬りつける魔術師。彼らの持つ魔法の杖は口にする呪文次第で、頬を撫でる優しい風から、空間を切り裂く無骨な武器にまで変化するのだ!筒に穴を開けて息を入れてみたという単純な楽器が、単純であるがためか、その奏法は地域とジャンルによって本当に多彩に変化している。美しい笛の音色は巷にあふれているが、ここでは美と共に「力」を感じさせるフルートの演... more

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  1. グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー
    エリック・ドルフィー

    リード奏者、サックス、バリトン・クラリネットもいいが、ドルフィーのフルートの演奏が好きだ。馬のイナナキとも形容される彼独特のフレーズは、理と情、麗と力が凝縮されていて、まさに彼にしかつづれないもの。音色も音列も、美のギリギリをねらっていると思う。アル... more

  2. The Teacher
    Jethro Tull

    ロック界の中では異色のフルートという楽器。メインヴォーカルIan Anderson はブルースハープのように、それより過激にフルートを吹き飛ばしている。そして99年にもアルバムをリリースし、いまだ健在なのだ。盛り上がると同時に振り上がる彼の左足はとて... more

  3. Jenny Lind ~ John McKenna's
    Harry Bradley

    サブタイトルにSolo Flute Playing From The Irish Tradition とある、このアルバムは、最初から最後のトラックまで、アイリッシュフルートの魅力を十二分に堪能できる。13人のフルーター(アイリッシュの笛吹)が、全て... more

  4. 管弦楽組曲第2番 バディネリ
    Trrevor Pionnock

    クラシックなんてヨーロッパの民俗音楽の一つでしかないし、そう思えばクラシックの印象は「古臭い」から「現代音楽からリスペクトされるレジェンド」に変わる。そのクラシックの中の「古楽」はレジェンド中のレジェンド。トレヴァー・ピノックはそれを真摯に再現し、そ... more

  5. 「竹の組曲」インプロヴィゼイション その1
    山本邦山

    ジャパニーズ・フルート「尺八」とインプロビゼーション・ジャズのコラボレーション。1975年。東京カテドラル・マリア大聖堂でのライブ録音。前田憲男、荒川康男、猪俣猛という名手達の若かりし、とがっていた、時代の雰囲気との幸福な出合い。

  6. 6 etudes tanguistiques pour flute seule
    Patrick Gallois

    現代タンゴのアストル・ピアソラといえば、バンドネオンにギターやバイオリンといった印象があるが、フルートのために書かれた曲もいくつかある。このアルバムには「タンゴの歴史」「ブエノスアイレスの四季」といった名曲もギターとのデュオ編曲で演奏されている。

  7. オビリン・アフリカン
    アート・ブレイキー

    アート・ブレイキーがアフリカン・ドラマー達と思う存分、ドンガドンガさせているなかに参加したユセフ・ラティーフのフルート。美しくも呪術的なフルートの音色が、まさに呪文をかけるようにつづられる。このうえなくトランシー。音楽の一番根源的な所にある魅力を引き... more

  8. Afroblue
    Mongo Santamaria

    このアフロブルーはコルトレーンにも取り上げられラテンジャズのスタンダードになった。とにかく体をグラグラ揺すられるグルーブ、中盤のフルートソロがノリノリだ。1980年のモントルー・ジャズフェスティバルでのライブ録音。ディジー・ガレスピーとトゥーツ・シー... more

  9. Blue Rol No.2
    Rahsaan Roland Kirk

    1972年、スイス、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ演奏。最恐の多楽器奏者ローランド・カークの、自らの声でハモりながら歌うフルート、いや、もはや叫んでいるかのような奏法は本当に超絶のテクニック。常軌を逸している。さらに音の切れ目無しに循環... more

  10. Soul Bossa Nova
    Quincy Jones

    フルートのアドリブの中で最も知られている物の一つ、Soul Bossa Nova。どこかで聴いた事があるはず。知らない人は聴いておきましょう。これもローランド・カーク。本来エグい彼のプレイまでオシャレに聴かせてしまうクインシーのバンドアレンジ、本当に... more

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