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喰らうべきロック キンクス篇

我がルーツ、キンクスの場合 selected by.モモヨ

聴いた者のエネルギーになるような音を長いロック史の中からセレクトするつもりでいたが、膨大すぎ、結果、簡単なつまみ食いとなり、平凡なプレイリストになること必至。そこで、私が最も尊敬するレイ・デイビスのキンクスの作品のみでリストを構成することにした。ちなみに、全て出典をオリジナルアルバムにしたかったが入手困難なものもあるため、現在入手可能か、入手が容易な作品をそれに代えた。

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  1. オール・オブ・ザ・ナイト
    ザ・キンクス

    80年代にストラングラーズがカバーし、そちらがよく知られている。 ドアーズ『Hello I Love You』の原典としても知られる名曲だ。出だしのリフを聴くだけで十分エネルギーがもらえる。

  2. ウェイティング・フォー・ユー
    ザ・キンクス

    1曲目と似たツーコードのリフだけど、それに叙情性を加えた感じかな。こういう試みの繰り返しがツーコードの様式美をつくったわけ。ちょっと退廃的で、サイケデリックな味わいの萌芽も感じられる。

  3. ホエア・ハヴ・オール・ザ・グッド・タイムズ・ゴーン
    ザ・キンクス

    デヴィッド・ボウイがアルバム『ピンナップス』でカバーしていた曲。お馴染みのツーコードリフが聴ける。ボウイの『アラジンセイン』もこの系統だよね。

  4. アイム・オン・アン・アイランド
    ザ・キンクス

    ちょっとここらで系統の違う曲を聴こう。個人的に凄く好きなのがこの曲。シンプルだけどね。私のデビューアルバム『LIZARD』収録の『ASIA』は、この曲から派生したといっていい。

  5. 危険な街角
    ザ・キンクス

    クラッシュの『ロンドン・コーリング』にはこの曲の影響が顕著。ロンドンの裏町で希望も見出せない人々。でも結局、最後は踊りまくっちゃうわけ。パンクの源泉がここにある。

  6. ウォータールー・サンセット
    ザ・キンクス

    夕方に隅田川の川端で聴きたい1曲。世界中で一番美しい曲だと思う。何年か前のこと、ボウイもライブで演奏していたっけ。 十代の頃、一番よく聴いたのが、このアルバム。

  7. サニー・アフタヌーン
    ザ・キンクス

    この曲の詩も題材は暗い。けれど、それだけで終わらないのがキンクスだ。スローな曲だけどベーシックな部分にロックがある。このアルバムもそうとうお薦め。

  8. ヴィレッジ・グリーン
    ザ・キンクス

    これを加えると全体に叙情性の濃いプレイリストになってしまうが、この曲も欠かせない。日本でシングルカットされヒットし私も繰り返し聴いたから。トータルなつくりのアルバムなので、できれば全体を聴いて欲しい。

  9. セルロイドの英雄
    ザ・キンクス

    なんか最近、夜中になると私の頭の中でこの曲が鳴り出すんだ。理由はわからないけど、少し困ってすらいる。ということで、リストに加えておく。ジョーン・ジェットもカバーしている名曲。

  10. ユー・リアリー・ガット・ミー
    ザ・キンクス

    最後はやっぱりこれしかないでしょう。歪んだギターサウンドを収録した最初のロックチューン、歴史的な1曲だから。ヴァン・ヘイレンのカバーも超有名。

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