「韓国人のようなメイクをしてみたい」と思ったことはありますか?今大流行のK-POPや韓流ドラマのように、可愛らしいメイクをしてみたいと思ったこともあるでしょう。
さまざまな韓国風メイクが流行っていますが、最近になって再び「オルチャンメイク」がブームになっています。
2001年ごろから韓国女子の間でブームが巻き起こり、第一次韓流ブームにのって日本に上陸しました。
実はこのオルチャンメイクが20代に向いているのです。
昔流行したオルチャンメイクとは違い、現在のオルチャンメイクは、メイク方法が大幅にリニューアルされています。
今回は最新版オルチャンメイクについてとメイク方法、気をつけるべきポイントについて解説します。
韓国風メイクでよく聞くオルチャンメイクについて
韓国風メイクでよく耳にする「オルチャンメイク」ですが、どのようなメイク方法を「オルチャンメイク」というのでしょうか。
オルチャンメイクを詳しく知らない方のために、特徴やメイク方法について解説をしていきます。
オルチャンメイクの特徴
オルチャンとは、韓国語で美少女という意味になります。一昔前に流行しました。
しかし、一昔前に流行したオルチャンメイクと現在のオルチャンメイクは、かなり違うようです。
以下が今流行しているオルチャンメイクの特徴です。
- 白くて透明感のある水光肌
- 自分に合わせた自然な平行眉
- 暖色系のアイシャドウ
- グラデリップ
それぞれ詳しく説明します。
水光肌
オルチャンメイクのベースメイクは「程よいツヤ感を出しながらナチュラルで透明感のある白い水光肌」が特徴です。
ただの美白とは違い、まるで肌の内側から発光しているような潤いのある肌を「水光肌」といいます。
特に、毛穴やくすみ、赤みがあると一気に水光肌から離れてしまいます。気になる部分はコンシーラーでカバーしつつ、コントロールカラーやトーンアップ系の化粧下地で透明感を出していきましょう。
- 毛穴レス
- 程よいツヤ感
- 厚塗り感のない、ワントーン明るい肌
肌悩みをカバーしながらツヤや血色感のある肌を作ることが大切です。
平行眉
アーチ眉とは違い、平行でほぼ直線の眉のことを「平行眉」といいます。
オルチャンメイクの眉は、抜け感のある自然な平行眉がトレンドとなっています。地眉を活かしながら自分に似合う眉の形を作っていきましょう。
ペンシルやパウダーで眉毛を書き終わったら、眉マスカラを使うとより自然な平行眉になります。
アイメイク
オルチャンメイクの目元は切れ長に仕上げるのがコツです。丸い目元だと可愛らしい印象を与えますが、切れ長にすることでクールな印象を与えます。
さらに、オレンジやコーラルピンクなどのアイシャドウを使うことで深みのある目元になります。
また、アイメイクに必要な涙袋も自然にぷっくりさせることで、ヘルシーな目元になります。
アイライナーも細めに書いて控え目に跳ね上げることで、自然な目元になりつつデカ目効果や目力がアップします。
リップメイク
派手すぎず、自分に合った色のリップを塗ることで、わざとらしくないナチュラルなオルチャンメイクになります。
かつてのオルチャンメイクは「真っ白い肌に真っ赤なリップ」がトレンドでしたが、それは古いようです。
かつてのオルチャンメイクは、日本ではあまり馴染みないメイクでした。そのため不自然に見えて気持ち悪さを相手に与えてしまうこともあったようです。
より韓国っぽさをだすなら「グラデーションリップ」も挑戦してみてください。グラデーションリップとは、唇の中心が濃くなるように塗るリップのことです。普通に塗るのとは違い、唇の中心に少し濃いめに塗ってから外側へむかってぼかしていきます。
1色だけ使ったり、2色重ねて塗ったりするなどの方法があります。
オルチャンメイクの方法!はずせないポイントは?
オルチャンメイクの特徴やポイントを解説しました。
ここからは、それぞれのパーツに合わせたメイクの仕方について解説します。
1.ベースメイク
ベースメイクのポイントは以下の通りです。
- コントロールカラーで赤みを消してトーンアップさせる
- コンシーラーでくすみなどの気になるところを消す
- クッションファンデでツヤのある肌に仕上げる
まずはスキンケアで丁寧に保湿することが重要です。
1-1.スキンケアで保湿
スキンケアでまずはしっかり保湿しましょう。
特に朝のスキンケアは、油分の多いアイテムを使うとメイクが崩れやすくなります。そのため、水分の多いスキンケアアイテムを使うのをおすすめします。
1-2.コントロールカラーの下地
コントロールカラーの下地を使って、肌をトーンアップさせます。
それぞれ肌の悩みに合わせて、下地を選ぶ際に参考にしてください。
- くすみ:イエロー
- 黄色いくすみ:ブルー
- 血色が悪い:ピンク
- 赤み・ニキビ跡:グリーン
- クマ:オレンジ
- 顔色を明るくしたい:パープル
少量でもしっかりカバーするので、しっかり伸ばすことをおすすめします。
また、下地の塗り方は以下の通りです。
- 手の甲に適量だし、指でなじませる
- 両頬・鼻・おでこ・あご先にまず乗せ、指で外側にむかって伸ばす
- スポンジで馴染ませる
1-3.コンシーラー
下地でカバーしきれなかったくすみやシミは、コンシーラーで消します。
1-4.クッションファンデ
水光肌に近づくためには、クッションファンデがおすすめです。
クッションファンデとは、リキッドファンデとパウダーファンデの中間のようなファンデーションのことをいいます。
自然にカバーしながら程よいツヤ感を残してくれる、まさにオルチャンメイクにピッタリのファンデーションです。
さらにクッションファンデは、ファンデーションのほかにコンシーラーや日焼け止め、下地などの効果が含まれています。なので軽いくすみをカバーしたいときは、そのままクッションファンデを使ってカバーするのもよいでしょう。
ファンデを選ぶ際は、首の色と同じ色を選ぶと顔が浮かずに自然な仕上がりになりますよ。
2.平行眉
眉毛は、パウダーでふんわり仕上げると自然な印象を与えられます。
まず、ペンシルで眉の形を縁取ってから、パウダーで縁を埋めていくように描いていきます。
コツは「眉頭は薄い色で塗り、眉尻は濃い色に塗る」ように描くことです。眉頭を濃い色で塗ると眉のインパクトが強くなってしまい、不自然に見えます。
眉頭から眉尻にむかって徐々に濃く書くことで、自然な仕上がりになります。
より自然な眉にしたい場合には、眉マスカラを使うとよいでしょう。毛流れに沿って塗っていくと、馴染んだ眉になります。
色の選び方は、髪色より少し明るめを選ぶと浮かずに自然に馴染みます。
3.アイメイク
オルチャンメイクは切れ長っぽく仕上げるのがポイントです。
3-1.アイシャドウ
目尻が濃くなるようにグラデーションを作っていくと、トレンドのオルチャンメイクになります。
- まずアイホール全体に薄めのアイシャドウを塗ります
- 目頭に2番目に薄い色、目尻に3番目に薄い色と順番に塗っていきます
- 1番濃い色を目のキワに塗ります。この濃い色を下まぶたの目尻にも入れるとデカ目効果があります
ラメを上まぶたの中心に塗ると、濡れ感がでて魅力的になります。
涙袋にも薄めのアイシャドウを塗って、黒目の下あたりにラメを乗せると目が大きく見えます。
また、一重・奥二重の方と二重の方でアイシャドウの塗り方が異なります。
一重・奥二重の方
一重・奥二重の方は、目を開けたままアイシャドウを塗ります。こうすることで目を開けたときにアイシャドウがまぶたに隠れて見えない、という状態を防げます。
二重の方
二重の方は、二重幅に塗ると目を開けた時に綺麗にアイシャドウが見えますよ。
3-2.アイライン
アイライナーは、細く横長に引きます。目の形に沿って引くと自然なアイラインの形になります。
一重・奥二重の方は目尻のラインを延長するように引くと、自然なデカ目効果を得られますよ。
3-3.マスカラ
まつげはボリュームよりも長さがトレンドです。
ビューラーでしっかりまつげを上げて、ロングタイプのマスカラでしっかり伸ばしましょう。
ダマがでた場合には、コームやスクリューブラシでダマを取り除いてください。
4.チーク
以前のオルチャンメイクはチークを塗らないことが基本でした。
しかし、今回のオルチャンメイクは「ナチュラル・自然」がトレンドですので、チークは必須です。
肌に近い色を塗ると、自然な血色感がでます。これは水光肌にも必要な要素です。
チークを塗ることで、体の内側から発光しているようなツヤ感もでますよ。
頬に丸くか頬骨に沿ってななめに入れる方法があります。丸く入れると可愛らしい、ななめに入れると大人っぽい印象になります。
5.リップメイク
今はコーラル系やオレンジ系など、ナチュラルなリップがトレンドです。
1色を唇の内側に塗り、外側にむかってポンポン薄くしていくと、今風のオルチャンメイクとなります。
2色を使って作るグラデリップもあります。薄いカラーのリップを唇全体に塗り、濃いカラーのリップを唇の内側に塗ります。そして、境目をぼかすように指でポンポンと馴染ませていきます。
こうすることで今風のグラデリップになります。
韓国風メイクで気をつけること
それぞれのパーツに合わせてメイク方法を解説してきました。
そこで、よくある失敗や気をつけることについて説明していきます。
肌がテカって見える
ツヤ感を意識してメイクした結果、肌が思ったよりテカテカして見えてしまうという失敗です。
これは油分のあるアイテムを重ねてつけたことなどがあげられます。
対策として、ティッシュやスポンジで余分な下地などをオフしてみてください。
それでも気になる場合には、軽くパウダーをはたいてから、ハイライトなどでツヤを足すのもよいでしょう。
厚塗り感がでる
悩んでいる部分をあれもこれも消そうとした結果、厚塗り感がでてしまう失敗です。
対策として、下地の塗り方を変えてみましょう。トーンアップ効果のある下地を全体に塗ったあと、気になる部分にだけコントロールカラーの下地やコンシーラーを塗る、というのがおすすめです。
【おわりに】トレンドを網羅してオルチャンメイクをマスターしよう!
今風オルチャンメイクは、「水光肌・平行眉・暖色系アイシャドウ・グラデリップ」がキーワードになっています。
さらにいえば「ナチュラルな仕上がりで自分にあっているメイク」がトレンドになっています。以前のオルチャンメイクとは違い、現在では肌馴染みや自然な血色感、ツヤ感がとても大切なポイントになっています。
そのため、日頃のスキンケアも重要な要素です。自分の肌質に合ったスキンケアを行うことで、自然なツヤのあるプルプルな肌を手に入れられます。
ぜひメイクだけでなく、スキンケアにも力を入れてみてくださいね。
この記事が参考になれば嬉しいです。