オルチャンとは韓国で使用されている造語で、韓国の美しい顔という意味合いがあります。
オルチャンヘアはそんな韓国美人のヘアスタイルのことです。ヘアスタイルによって雰囲気や印象は大きく変わります。今回はオルチャンヘアの特徴やヘアケアについて紹介します。
オルチャンヘアの特徴はシルエットがポイント
オルチャンヘアのキーポイントは全体的なシルエットです。髪全体にボリュームがあり、顔まわりに大きなカールをつくります。全体的にボリュームや動きをだすため、前髪はシースルーバンクにしナチュラルさをだします。
また、髪色はツヤ感のでる色合いにします。近年は、長さに関係なく前髪のサイドの髪の毛を後ろに流しくびれを作るエモギュリが流行しています。
小顔効果があり、フェイスラインもすっきり見えます。
長さ別のオルチャンヘア
ここからは長さ別にオルチャンヘアを紹介します。カットの種類が多く、カット方法次第で雰囲気もガラリと変わります。
- ハッシュカット(ショート)
- タンバルモリ(ショート)
- タッセルカット(ボブ)
- エギョモリ(ミディアム)
- ヨシンモリヘア(ロング)
ハッシュカット(ショート)
襟足にレイヤーと呼ばれる段差を作る技法を用いたカットで、日本ではウルフカットという名前で浸透しています。
クールビューティーな雰囲気を出したい方におすすめです。
コンジュニショート(ショート)
韓国ドラマ『彼女はキレイだった』のヒロインが作中でしていたショートヘアが日本でも人気となっています。
襟足・中間・トップに3段階のレイヤーが入っているのが特徴です。
タッセルカット(ボブ)
タッセルカットは切りっぱなしボブのことです。日本ではベルボブとも呼ばれて人気となっています。
可愛さもありながらクールな印象も併わせ持つヘアスタイルです。
エギョモリ(ミディアム)
韓国ヘアの人気スタイルがエギョモリです。
前髪のサイドの毛をフェイスラインに馴染むようにカットします。サイドの毛が後ろに流れるようにコテで軽く巻きくびれを作るのがポイントです。くびれができることで、可憐な印象になり若々しくみえます。
ヨシンモリヘア(ロング)
強めの外巻きウェーブが特徴です。大きめのカールとくびれがついたスタイルとなり、上品なお嬢様のような雰囲気を出せます。大人の色気を出したい女性にもおすすめのスタイルです。
オルチャンに人気のヘアカラー
続いてはオルチャンに人気のヘアカラーを紹介します。
気に入ったヘアスタイルと人気のヘアカラーを組み合わせて、完璧なオルチャンヘアを手に入れましょう。
- パープルベージュ
- ブルーピンク
- ダークブルー
- アッシュベージュ
- ミストバンク
パープルベージュ
パープルベージュは派手な印象がありますが、韓国では定番のヘアカラーです。
可愛いイメージよりも、クールでかっこいい印象が強くなります。パープルベージュは顔色が青白く見えやすいため、チークやリップで血色感をだすとよいでしょう。
ブルーピンク
韓国アイドルでよく見かけるヘアカラーです。肌の色合いを明るく見せてくれるメリットがあり、人気のヘアカラーとなっています。可愛らしく透明感のある雰囲気にしたい方におすすめです。
ダークブルー
あまり派手な色にはしたくない方にはダークブルーが人気です。
暗い色味ですがブルーが入っているので透明感があります。オルチャン美人は白い肌の人が多く、ダークブルーにすることでより一層透明感が際立ちます。
アッシュベージュ
ハイトーンのアッシュベージュにすることでよりオルチャンヘアに近づきます。エギュモリを取り入れると、韓国美人感が増幅します。
ミストバンク
韓国では、前髪だけのヘアカラーであるミストバンクが流行しています。
前髪だけにインナーカラーを入れ、おしゃれ感を演出します。また、顔まわりの毛と前髪だけにカラーを入れるフェイスフレーミングも人気となっています。
「髪が傷んでいるのでフルカラーは避けたいが抜け感は欲しい」とお考えの人におすすめできるヘアカラーです。
ツヤサラ髪を手に入れるヘアケアのポイント
ここからは、ヘアケアのポイントを紹介します。
ヘアスタイルやヘアカラーを流行のものにしていても、髪自体が健康でツヤがなければ美しさが半減してしまいます。月に1回美容院でトリートメントしツヤ髪を手に入れることはできますが、出費も多くなってしまいます。
そこで、自宅で簡単にツヤサラ髪を手に入れるポイントを紹介していきます。
ポイント①頭皮の汚れをしっかり落とす
シャンプー前には必ずブラッシングをおこないましょう。少し面倒ですが、髪の絡まりをほぐし髪に付着した汚れやほこりを落とします。
また、頭皮の血行促進にも効果が期待できます。その後、お湯で髪を余洗いしシャンプーをするのですが、シャンプーは手のひらでしっかりと泡立ててから髪を優しく洗います。
シャンプーは髪の毛を洗うイメージが強いですが、目的は頭皮をきれいにすることです。毛穴のつまりを取り除き、ヘアトラブルの予防をおこないます。
ポイント②トリートメントは毛先につける
シャンプー後は、髪の水気を切り毛先にトリートメントをつけます。
もし時間がある場合は、ヘアキャップやタオルを巻き数分間放置すると、トリートメントの効果を引き出せます。
ポイント③濡れた髪を放置しない
濡れた髪はデリケートなため、できるだけ早く乾かすように心がけましょう。
タオルドライで優しく水気を切ったら、髪の根元からしっかりとドライヤーで乾かします。ドライヤーの最後は冷風に変えてキューティクルを閉じることでツヤがうまれます。
お子様が小さく直ぐに髪を乾かすことができな場合は、タオルドライしたあとに洗い流さないトリートメントやオイルをつけ、タオルを巻いたりして髪の乾燥を防いでください。
おすすめのヘアケアアイテム
最後にサラツヤ髪を手に入れるヘアケアアイテムを紹介します。
スムース&シャイニー SMOOTH&SHINY
アロエベラオイルが配合されており、指通りの良いサラサラな髪に仕上がります。トロピカルな香りが楽しめ、6粒の使い切りタイプなのでお試しとしても気軽に使用できます。
いち髪 和草ダメージリペア オイルセラム
オイルテクスチャーで、ダメージの補修をおこないます。和草成分のあんず油やツバキオイルが配合してあり、髪の補修と同時にパサつきも抑えてくれます。
資生堂 水分ヘアパック ウルオイナイトエッセンス
寝ている間に保湿をおこなうヘアパックです。
ムース状で使い心地は滑らかです。補修成分のアルギニンやグルタミン酸が配合されているので、ゴワゴワした扱いにくい髪を柔らかくしてくれます。
まとめ【流行のオルチャンヘアはくびれが特徴のエモギュリが決め手】
今回はオルチャンヘアを紹介しました。
髪の長さによって複数のヘアスタイルがあり、ヘアカラーでもイメージが変わります。ピンク系のカラーであれば可愛らしさ、ダーク系のでは大人っぽさを演出できます。
オルチャンヘアの1番のポイントは顔まわりの毛をカールしくびれを作るエモギュリです。カットやカラーへ行く時間がない方は、ストレートアイロンやカールアイロンで簡単につくるれるので是非お試しください。
また、ツヤ髪も大切となるので、髪をきちんと乾かす・保湿するといったことを心掛けてください。