大きなタレ目は、人に優しい印象を与えるため若い女性に大人気の目の形です。
タレ目形成と呼ばれる目を大きく見せる手術を受けようと考えている人は、失敗しないために注意しなければならないポイントがあります。
ここでは、タレ目形成を成功させるために必要な様々なコツやテクニック、失敗しないための例、そしてタレ目形成の解説を総合的にご紹介します。
タレ目形成とは
タレ目形成とは、下まぶたを黒目の外側から目尻にかけて下げ、「タレ目」のように見せる美容整形手術のことです。グラマラスライン形成とも呼ばれます。
下まぶたを引き下げる靭帯組織を縫い縮めて目尻を下げることで、優しく柔らかな印象の癒し系の目元に仕上げることができます。
たれ目の形成は数ミリの誤差で印象が大きく変わるため、カウンセリングで入念に打ち合わせを行い、理想の目の形になるよう調整を行います。
この手術は、皮膚の引き締め、脂肪の除去、筋肉の引き締め、また必要に応じて他の手術も組み合わせて行われます。
タレ目形成はカウンセリングが重要
目は顔の印象を決める重要なパーツです。手術をしても、数ミリの違いで顔の雰囲気が大きく変わってしまいます。
そのため手術前のカウンセリングでは、どのような目にしたいのか希望を伝えることが大切です。
またカウンセリングの際に、タレ目形成に関連する潜在的なリスクや副作用についても説明されます。これには、手術中または手術後の傷跡、非対称性、不快感などが含まれます。
リスクや副作用を把握しないことは、施術後に後悔する要因となってしまいますので、しっかり医師の話は聞きましょう。
そして手術前から手術後の生活習慣で注意することの説明も受けます。内容は禁煙や禁酒、特定の薬を控えることや、傷口のケアについてなどです。
注意点を守らないとダウンタイムが長引いたり、傷口が治りづらかったりしますので、医師の指示は守りましょう。
タレ目形成の仕上がりについて
タレ目の仕上がりについては、大まかに自然な仕上がりか、強調した仕上がりの2点があります。
自然な仕上がりの場合は、瞳孔の下、目尻の下、その間の皮膚をバランスよく少しずつ下げていき、自然に丸い目の印象に仕上げる美容整形です。愛らしい印象を高めつつも、不自然にならず、目を大きく見せることができる人気のデザインです。
タレ目強調デザインは、ぱっちりした目の印象にしたい人におすすめです。目尻の皮膚を下に引っ張ることで、目尻の垂れ下がりが強調され、優しい雰囲気を演出することができます。また目尻の白目が大きく見えるようになるので、目の印象が大きく変わります。
タレ目形成のメリット
タレ目形成術の最大のメリットは、一度縫合して固定すれば、理想的な下まぶたの形が半永久的に続くということです。外科的手術であるため、タレ目形成術は長持ちし、大きなメンテナンスは必要ありません。
さらに希望する目元のイメージを医師に伝えることができるため、仕上がりをより自由にコントロールできます。
タレ目形成は、白目の部分をくっきり見せられる目になるため、若々しくかわいらしい目元になれるのもメリットです。
タレ目形成のデメリット
この手術のデメリットは、手術中に目の左右差を考慮しなかった場合、左右差が強調されるリスクがあることです。その結果、手術後に左右非対称の外観となり、目の形が大きく変わってしまう恐れがあります。
また手術のミスにより、下まぶたの裏の赤い粘膜がずっと見えることもあります。
加えてまぶたの開閉時に負担がかかるため、逆さまつ毛やドライアイになることもあります。
そのため施術を受ける美容クリニックを選ぶ際は、実績豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。
公式サイトやSNSにて、今までの症例があるかも確認しましょう。
タレ目形成を成功させるためには皮膚切除のみは避ける
タレ目形成の失敗の原因として最も多いのが、外側の皮膚だけを切除してしまうことです。
タレ目形成はまぶたの外側の皮膚の切除だけでなく、下まぶたの内側(結膜)からの処置も重要です。
美容クリニックを選ぶ際は、タレ目形成(グラマラスライン)の施術方法は外側だけでなく内側からもアプローチしているのかを確認しましょう。
タレ目形成で失敗しないために情報収集をしよう
この記事では、たれ目形成で失敗しないために確認しておくことを紹介しました。
たれ目形成は、下まぶたを下げることで大きく可愛らしい目にできる施術です。
納得のいく施術を受けるにはたれ目形成の施術やメリット・デメリットの情報を収集しておくことが大切です。
そして施術前のカウンセリングでは希望の目元をしっかり伝えましょう。