鼻は顔の中央に位置するため、バランスや形によって相手に与える印象が異なってきます。
その中でも、団子鼻にコンプレックスを抱いている方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は団子鼻の原因となる習慣や、セルフケアで治す方法をご紹介します。
そもそも団子鼻とは
団子鼻とは、鼻の先端が丸みを帯びたり横に広がっている状態を指します。
鼻の先端の皮下脂肪が厚い、先端にある軟骨(大鼻翼軟骨)が発達し、左右に広がっていることが原因です。
丸みをおびた形で、肉厚な印象を与え、スッキリとはほど遠いです。しかし、人によっては、かわいいなどの印象をもつ方もいます。
日常生活で、団子鼻であっても問題ありません。しかし、気になってしまう方も多く、一度気になり始めるとコンプレックスに感じてしまいます。
特に団子鼻は日本人に多い鼻の形。日本人の遺伝子や生活習慣で、皮下脂肪が厚くなるためと言われています。
団子鼻の種類
一言に団子鼻と言っても、その種類は大きくわけて2種類あります。
小鼻が膨らんでいる
先端が膨らんでおり、団子のように丸くなっているタイプです。
皮下脂肪やむくみが原因だと、このタイプの団子鼻になります。
鼻筋の先端が太くなっている。
先端の幅が太く、少し四角く見えるタイプです。
鼻先が丸いタイプより、少し硬めの印象を相手に与えます。
団子鼻の原因となる習慣とは?
ここでは、団子鼻の原因を説明します。
遺伝や生活習慣など、原因は多岐に渡ります。
生まれつきの鼻の形
生まれつきの鼻の形で、鼻が横に広がる方がいます。
この場合には、小鼻が丸いタイプの団子鼻が多いです。
軟骨を整えるマッサージをすることで少し改善効果が期待できます。
団子鼻は遺伝しやすいので、血縁者に団子鼻がいると、団子鼻になる確率が高くなります。
また、鼻が高い方や、大鼻翼軟骨が成長しやすい方、大鼻翼軟骨が2つに割れて横に広がる方が血縁者にいると、団子鼻になりやすいと言われています。
鼻のむくみ
塩分の摂りすぎや味が濃い食事をしていると、むくみやすくなります。
体内の塩分濃度を下げようと、水分を蓄えやすくなるからです。
このむくみが、団子鼻の原因になります。
むくみが原因のときは、塩分摂取量を控えるなど、食事内容を改善すると良いでしょう。
鼻を触るクセ
頻繁に鼻を触る、無意識に掻くなど、鼻を触るクセがあると団子鼻の原因になる場合もあります。
皮膚は強い刺激や継続的に刺激を受けると、厚みを増したり、皮下脂肪を蓄えます。刺激に抵抗しようとするため、結果的に団子鼻に繋がるようです。
鼻を触るクセやむやみに触るのをやめるだけで、団子鼻になるのを防ぐことができます。
口呼吸
口呼吸は鼻が詰まっているなどで鼻呼吸ができにくくなり、口を開けて呼吸をする状態です。
口元の筋肉が発達していないと、口呼吸になりやすくなります。
一見、団子鼻とは関係ないように見えますが、日頃から口呼吸をしていると、鼻呼吸に関わる筋肉が衰え、皮下脂肪が溜まりやすくなります。
鼻にしまりがなくなり、横に広がった形の団子鼻になるのです。
鼻はウイルスの侵入を防ぐ、加湿器の役割もあります。意識して鼻で呼吸することで団子鼻の予防だけでなく、スッキリ寝られるようになるというメリットもあります。
うつ伏せで寝る
鼻を押しつぶした格好で寝ると、団子鼻になる可能性があります。鼻の成長が阻害され、鼻だけでなく顔全体がゆがむ原因にもなります。
寝るときは仰向けで、鼻に負担がかからないようにしましょう。
自宅でできるセルフケア
ここまで、団子鼻の原因となるクセや習慣を説明しました。
ここからは、団子鼻を解消できるセルフケアをご紹介します。
どれも簡単にできるため、習慣づけることで団子鼻を改善できます。
冷水で引き締め
冷水を含ませたタオルで鼻を冷やすことで、引き締め効果を発揮します。
鼻先の脂肪は、冷たい水で締めることで、引き締め効果が出やすいです。
むくみも解消するため、鼻だけではなく目元のむくみにも効果があります。
マッサージ
鼻のむくみには、マッサージが効果的です。
鼻先の両側を指で優しく叩き、小鼻を挟んで3秒キープします。そこから少し上を挟み、また3秒キープします。鼻先をクルクル円を描くようにマッサージします。
コツは、力を入れすぎないこと。優しく触ってください。
このマッサージを朝晩行うだけでも、小鼻がスッキリしていきます。
このほかにも、団子鼻の解消法として美容整形があります。
クリニックでの施術は、料金やカウンセリングなどを事前にしっかりと調べ検討することで、失敗する確率は減ってきます。
クリニック選びは適当に選ばず、公式サイトや口コミサイトで信頼できるクリニックを見つけてください。
【おわりに】団子鼻は生活習慣での改善が期待できる
いかがでしたか。
団子鼻にマイナスのイメージをもっている方も多いと思います。
しかし、かわいらしいや親しみやすいなど、プラスのイメージもあるので、そこまで気にしなくてもいいし、悲観しなくても大丈夫です。
団子鼻は、原因がわかっていると改善しやすいです。
普段の食事や生活習慣などを改善することで、丸みを抑えた小鼻にすることもできます。マッサージなど、鼻がスッキリする習慣もぜひ取り入れてみてください。
最初は変化がわかりにくいですが、続けることで目に見えて変化が訪れるので、根気強く向き合うことが大切です。
この記事が参考になれば嬉しいです。