春になり新しい生活が始まると、おしゃれを楽しむ方が増えています。
特に高校を卒業し、大学生になる方はメイクを研究したり、髪を染めたりとおしゃれを楽しんでいます。
ですが、髪を染めるのに抵抗感がある方もいるでしょう。さらに、髪を染めるのに飽きた方や、もっとおしゃれを研究されたい方もいると思います。
そんな方には「インナーカラー」をおすすめします。
インナーカラーはおしゃれを無限大に楽しめるため、人気の施術です。
そこで今回は、インナーカラーの選び方やスタイル別の染め方について解説します。
インナーカラーとは
インナーカラーとは髪の一部分だけにカラーを入れることを言います。
入れる場所や範囲、カラーを組み合わせておしゃれにデザインしていきます。
特に髪の内側を染めることで、髪の毛を耳にかけるときや巻いたときにちらりとカラーが見えてこなれ感がでますよ。
インナーカラーの流れ
実際にインナーカラーの施術は、どんな流れなのでしょうか。
美容院での一般的な流れを解説します。
インナーカラーはブリーチを行うため、トータルで4時間ほどかかります
カウンセリング
施術に入る前に、担当スタッフとしっかりカウンセリングを行ってください。
このとき理想の画像やなりたいスタイルの画像を見せると、「仕上がりが違った」ということを防ぐことができます。
ブリーチ剤を塗布
ブリーチ剤は髪の色素を抜くものです。明るいカラー剤を入れやすくするために、カラー剤の前に塗布します。
しかし、ブリーチ剤は刺激が強く頭皮にしみることがあります。
心配な方は美容師さんにしみないようにできるか聞いてみましょう。大体の美容院はしみないように対応してくれます。
15~30分ほど置く
ブリーチ剤を塗布した後は、髪の色素をしっかり抜くためしばらく放置します。
個人差はありますが、15~30分ほど放置する場合が多いです。
色素の抜きがしっかりできていない場合は、何回もブリーチ剤を塗布することがあります。
洗い流す
塗布したブリーチ剤を洗い流します。
洗い流した髪の毛は色素が抜け金髪になっているので、驚く方が多いです。
カラー剤を塗布
注文したカラー剤を塗布します。
ブリーチほど時間はかかりませんが、カラー剤を塗布した後は再び時間を置きます。
その後は洗い流し→ブローで完成です。
インナーカラーの選び方
インナーカラーは選べる色が多いため「どの色にしよう?」と迷う方がいます。
そこで、あなたにピッタリ合う色味の選び方を解説します。
地毛の色から選ぶ
地毛の色からインナーカラーを選ぶと、いつもとは違った雰囲気がだせるでしょう。
地毛の色が黒髪の方やブラウン系の方、それぞれの髪色に合ったインナーカラーの印象を紹介します。
黒髪などの暗い髪色
元々暗い髪色の方は、どのインナーカラーを入れてもとても映えるでしょう。
黒髪と対比して明るいインナーカラーが目立つので、こなれ感がでます。
ナチュラルに見せたい場合は少しくすんだカラーを入れると良いですよ。
ブラウンなどの明るい髪色
地毛がブラウンだと、インナーカラーが馴染やすいでしょう。
地毛と似ているカラーを選ぶと、グラデーションのように見え髪に立体感が生まれます。
学校やオフィスを意識して選ぶ
学校やオフィスなどは、ナチュラルで目立ちにくいカラーがおすすめです。
地毛と同系色のインナーカラーを選べば、目立ちすぎずオシャレな髪色を楽しめます。
新生活や新大学生に!おすすめのインナーカラー
4月から大学生や社会人になった方の中には、新生活と共にインナーカラーを入れてみたい方もいるでしょう。
そこで、おすすめのインナーカラーをご紹介します。インナーカラー初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
ピンク系カラー
ピンク系のカラーは黒髪やブラウンにも馴染みやすいカラーです
可愛らしい色であることはもちろん、春らしい雰囲気のため人気のカラーです。
さらに、ベージュなどのカラーを混ぜることで、柔らかいカラーにもなります。
ベージュ系カラー
5年ぶりくらいにインナーカラーぶち込んできた!
— あい (@massai_jw) March 5, 2023
余裕があったらまつパもしよう〜〜
少しでも可愛くなれるように頑張ろ❤️🔥 pic.twitter.com/JMPJLodXsL
ベージュ系のインナーカラーは定番カラーです
日本人に馴染みやすい色なので、どんな地毛の色でも合うのがポイント。
ピンク系カラーより柔らかく、優しい色味のため透明感のある美しい仕上がりにもなりますよ。
ホワイト・シルバー系カラー
一見派手になりそうなイメージのあるホワイト・シルバー系カラー
ですが、昨年はその色味で人気のカラーになり、今年も注目が集まっています
ホワイトカラーにシルバーカラーをプラスし、ツヤや光沢感がでます。
上品な印象になりたい場合におすすめのカラーです。
スタイル別におすすめ!インナーカラースタイル
インナーカラーだけでなく、ヘアスタイルによっても印象が違ってきます。
ここではヘアスタイル別におすすめのインナーカラースタイルを紹介します。
ショートヘア
カットとカラーしてきました💇♀️
— LIM (@srb_kira) March 4, 2023
今回もショート&インナーカラーピンク💗 pic.twitter.com/dcohX51AFr
ショートヘアの方は耳の下や髪の毛の先にカラーを入れるのがおすすめです
特に耳下あたりから入れると顔回りが明るくなります。
ショートヘアは軽やかで動きがあるため、毛先や顔回りに入れることで可愛らしさもでてきます。
また、ショートヘアは耳にかけることが多いため、髪を耳にかけてインナーカラーを楽しむのも良いでしょう。
ボブヘア
インナーカラーに戻した~☺️ pic.twitter.com/ou05kIdOpO
— hal (@halsheeran2023) March 3, 2023
耳横にインナーカラーを入れると良いですよ
ボブも髪を耳にかけることができるため、カラーをチラ見せできるためおしゃれな印象になります。
ボブの方は耳の後ろ、ボブより少し長くロングヘアより短い方は後頭部の中心より少し上くらいまでカラーを入れると良いでしょう。
ロングヘア
ふと鏡見たら、インナーカラーのピンクが抜けてほぼ金髪に…🥹!! pic.twitter.com/RpXtb18Kkx
— YURI🐈⬛ (@YURIy_point) March 5, 2023
こめかみあたりにインナーカラーを入れると良いですよ
ロングヘアはショートヘアやボブのように動きのあるヘアスタイルではありません。
ですが、髪を巻いたり結んだりすることでさまざまなヘアスタイルを楽しむことができます。そのため、大きくカラーを入れたり小さくカラーを入れたりと、選べるのもポイントです。
インナーカラーを長持ちさせる方法
インナーカラーは日が経つと色落ちしてしまいます。せっかく入れたインナーカラーは、できれば長く楽しみたいものです。
そこで、少しでもインナーカラーを長持ちさせる方法を解説します。
カラーした日にシャンプーしない
カラー剤が髪に馴染むのに24時間かかると言われています。
染めた日はカラー剤が流れやすいため、施術当日から24時間は髪が濡れないようにしましょう。
カラーシャンプーやカラートリートメントを使う
カラーシャンプーやトリートメントは髪を洗いながら色を補給できます。
そのため、カラー専用でないアイテムよりぐっと色が長持ちしますよ。
現在はさまざまなカラーシャンプーが販売されているため、迷ったときは美容師さんに相談すると良いでしょう。
ヘアケアを怠らない
一部分だけを染めているとはいえ、きちんとケアをしないと色が落ちやすくなります。
キューティクルが傷んでいると、色が流れやすくなるのです。
さらに髪がパサついていると、インナーカラーの魅力が半減してしまいます。せっかく綺麗に染めたのにもったいないです。
ドライヤー前には洗い流さないトリートメントを使用し、きちんと髪を乾かしましょう。スペシャルケアとしてヘアマスクやヘアパックを取り入れると良いでしょう。
ヘアアイロンの温度に注意
180度以上の高温でヘアアイロンを使うと、熱で変色する可能性があります。
そのためヘアアイロンを使う場合は160度以下で使用しましょう。
また、180度以上でヘアアイロンを使う場合は、洗い流さないトリートメントなどを髪につけ、熱から保護してください。
インナーカラーでおしゃれを楽しもう!
今回はインナーカラーについて解説しました。
インナーカラーは地毛を活かして差し色にしたり、髪全体を染めてインナーカラーを入れたりと変化を楽しむことができます。
どのヘアスタイルでもあなたにピッタリのカラーや染める位置が見つかりますよ。この記事を参考にすればあなたのヘアスタイルに合ったインナーカラーが見つかるでしょう。
そして、インナーカラーを入れればヘアアレンジが楽しくなります!ヘアスタイルの中でも、ハーフアップはインナーカラーがキレイに見えるのでおすすめです。
「インナーカラーを入れてハーフアップを楽しみたい!」という方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
また「くせ毛で髪のパサつきやヘアケアに悩んでいる」という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。解決方法が見つかるでしょう。