ハイフと骨気にはどんな違いがある？違いを知って自分に合った施術方法を選ぼう！

皆さんはハイフと骨気の違いをご存知ですか。どちらも「小顔」や「リフトアップ」に対す施術のイメージがありますが、実際の効果はどのような違いがあるのでしょうか。

今回はハイフと骨気の違いを徹底解説します。

最後まで読むと、自分に適した施術がどちらか分かりますよ。

ハイフと骨気の違い

まずはハイフと骨気の違いを簡単に紹介します。ハイフは機械を用いて肌にアプローチするのに対して、骨気は手技を用いて老廃物をリンパ管に排出するのが特徴です。

項目	ハイフ	骨気
効果	・リフトアップ ・シワ ・肌質改善 ・ダイエット	・小顔 ・顔のゆがみ改善 ・リフトアップ ・むくみの軽減
持続期間	3ヶ月～6ヶ月	1週間～2週間
治療法	超音波を肌の深部へと照射	筋肉をほぐし老廃物をリンパ管に流す
料金	・医療用ハイフ：1回20,000円～600,000円 ・エステハイフ：1回3,000円～30,000円	60分：15,000円
副作用	・肌が乾燥しやすくなる ・紫外線の影響を受けやすい ・赤み ・腫れ ・火傷	・施術後の痛み ・フェイスラインのゆがみ ・頭痛 ・吐き気
施術を受けられない人	・顔の脂肪が少ない ・たるみが強い ・妊娠中・授乳中 ・日焼け直後	・歯列矯正やインプラント治療を受けている ・妊娠中 ・骨粗鬆症 ・半年以内に手術を受けている

ハイフは超音波の熱エネルギーを肌の奥へと届け、筋膜を刺激しリフトアップを行います。また、線維芽細胞が刺激され肌のハリに重要なコラーゲンの生成を促します。

骨気は手技を用いて筋肉をほぐし、老廃物を排出させリフトアップや顔のゆがみを解消していく施術方法です。

費用はハイフ施術の方が高くなりますが、持続効果も長くなっています。

ハイフの特徴

ここからは、ハイフの特徴や効果を細かく紹介していきます。

メスを使用せずに、リフトアップやシワ改善が叶う美容施術法がハイフの特徴です。元々は前立腺肥大の治療に使われていたのですが、肌に熱エネルギーを照射すると複数の美容効果があると分かり、現在は美容医療にも使用されています。

ハイフは医療行為のため、医師や看護師といった国家資格を持った人だけが施術できます。サロンでのハイフ施術は、一般の人でも扱えるように照射パワーを落とした機械が使用されているため、高い効果を希望する場合はクリニックでの施術がおすすめです。

ハイフの効果

ハイフの効果は以下になります。

引用：PRタイムズ

ハイフ治療を行うエミナルクリニックが「医療ハイフを受けてどのような効果がありましたか」とのアンケートをしたところ、1位が「小顔」で40％、2位が「たるみ改善」で35.1％との結果になりました。

超音波の熱エネルギーによって肌に刺激が与えられ、筋膜層が引き締められたり美肌成分である「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」の生成が促進されるため、リフトアップ効果が期待できます。

ハイフ施術を選ぶ場合のポイント

ハイフ施術は医師や看護師の技術が重要です。照射パワーや角度にミスがあると、火傷を起こす可能性があります。火傷は肌に一生跡が残るケースもあるため、HPを確認し施術実績を見たりカウンセリングを受けたりし、自分に合ったクリニックやサロンを選びましょう。

また、ハイフ施術は3ヶ月～6ヶ月の間隔で継続していく必要があるため、自宅や職場から通いやすい場所を選びましょう。

骨気の特徴

骨気は1979年に「林 幸千代」さんが韓国にて修行し、2006年に「骨気療法」として商標登録したのが始まりです。韓国骨気をベースにし日本人の肌質に合わせて改良したのが骨気療法です。

骨気と聞くと骨を動かして小顔にするイメージですが、実際は骨に適度な力を加えて筋肉をほぐし、老廃物を流してリフトアップや小顔へと導きます。骨気の施術は無資格者でも可能です。そのためサロンやマッサージ店など多くの店舗で骨気療法が取り扱われています。

骨気の効果

骨気の効果は以下になります。

骨気はマッサージと違い、骨と筋肉に適度な力を加える施術方法です。血流が良くなり、老廃物が流れ顔のむくみが改善されます。また、顔のコリがほぐれるため、顔のバランスが整いゆがみの改善効果も期待できます。

骨気の効果は1日～3日後に実感でき即効性があるのがメリットです。しかし、持続効果は1週間～2週間と短いため定期的に通う必要があります。

骨気施術を選ぶ場合のポイント

骨気は骨粗鬆症や歯列矯正、インプラントの治療を受けている方は施術できないため注意しましょう。

また、丁寧なカウンセリングを行うサロンを選びましょう。骨気は無資格でも施術できますが、骨格や筋肉についての知識は最低限必要です。カウンセリング時の質問に対して、明確な答えができないサロンは正しい知識を持っていない可能性があるため避けましょう。

ハイフ施術がおすすめな人

引用：PRタイムズ

美容外科医や美容皮膚科医に「ハイフはどんな方におすすめですか？」とのアンケート調査を行うと、1位が46.3％で「肌のたるみが気になる方」2位が44.1％で「ほうれい線や目じりのシワが気になる方」3位が37.7％で「メスを使用した美容施術に抵抗がある方」でした。

顔のたるみを改善したい、美容医療にチャレンジしたいが副作用が不安といった方は、メスのを使用せずダウンタイムも少ないハイフ施術がおすすめです。

ハイフ施術の注意点

ハイフ施術を受けたあとは、血流の流れが良くなる行動は避けましょう。長時間の入浴や飲酒は血流を促進しハイフ施術の照射部分に赤みや腫れを引き起こす可能性があります。

また、肌の乾燥にも注意しましょう。優しくパッティングし肌への摩擦は避けるように施術後1ヶ月は保湿を重視してください。

ダウンタイムは少ない施術ですが、腫れや赤みが出現する場合もあるため、大切予定の直前で施術を受けるのは避けて下さい。腫れや赤みは1週間程度で落ち着きますが、症状が軽快しない場合は医療機関を受診しましょう。

骨気施術がおすすめな人

骨気施術は筋肉をほぐしてコリを改善させます。そのため、歯の食いしばりや眼精疲労、肩こりなどの症状がある方におすすめです。

また、美容医療抵抗があるが小顔施術を試してみたい方にも、直ぐに効果が表れる骨気は試しやすい施術方法です。

骨気の注意点

骨気施術で特に注意すべき点は食事時間です。施術後2時間は食事を避けてください。施術後は血流が良くなっている招待です。そのため、食事を直ぐにすると活発に働いている血液が胃に集中します。すると体に負担がかかり「体が重い」といった症状が出ます。

また、まつ毛エクステをしている人はエクステが外れやすくなるので、まつ毛エクステを付けたての時期は骨気施術を避けましょう。

ハイフは肌の内側を活性化させリフトアップするが骨気は筋肉をほぐしリフトアップする

ハイフと骨気の大きな違いは施術方法です。

ハイフは超音波の熱を肌の奥へと届けリフトアップやシワを改善します。一方で骨気は骨や筋肉に圧力をかけ、コリをほぐし顔のゆがみやリフトアップをします。

持続効果にも違いがあり、ハイフは3ヶ月～6ヶ月なのに対して、骨気は1週間～2週間です。即日で効果を実感したい人は骨気、効果の実感には1ヶ月程度かかるが持続期間が長い方が良い人はハイフがおすすめです。

どちらの施術にも注意点はあるため、しっかりとカウンセリングは受けましょう。持続効果や費用、注意点などを比較して自分にあったリフトアップ法を行ってください。