前髪は、第一印象を決める要素の1つです。全体の髪の毛より切るペースが早いため、わざわざ美容院にいくのがめんどうで、自分で切ってしまう方も多いでしょう。
自分で前髪を切ることで、美容院に行くコストがカットできたり、自分好みの前髪が作れたりと、さまざまなメリットがあります。
しかし、中には間違えて前髪を切りすぎてしまう方もいるでしょう。
私も前髪を切りすぎてしまって、数週間前髪に悩まされていたことがありました。
そこで今回は、前髪を切りすぎてしまう原因や切りすぎてしまったときの対処法を、詳しく紹介していきます。
前髪を早く伸ばす方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
前髪を切りすぎてしまう原因
前髪を切りすぎてしまう主な原因は5つあります。
- 長さの判断が難しい
- 思い通りの長さにならない
- 髪質や量が影響する
- 切る場所がわからない
- 刃物の扱いが慣れていない
順に説明していきます。
長さの判断が難しい
鏡を使って自分の前髪を切る場合、見え方が反転するため、長さの判断が難しいです。また、切る際に髪を片手で思いっきり伸ばしてから切ると、びっくりするくらい短くなってしまいます。
私は、片手で髪を引っ張りすぎてしまったことが原因で、すごく短くなってしまいました。
髪の毛は一度切ると戻せないので、慎重に切る必要があります。
思い通りの長さにならず、切りすぎてしまう
前髪がうまくきれなかったり、バランス良く切れていなかったりする場合があります。
そして思い通りのスタイルにしようと、何度もカットを繰り返すうちに、前髪を切りすぎてしまうことがあります。
前髪を自分で切る際は、切る前に必ず理想の前髪を想像してから、切ることが大切です。
髪質や量が影響する
髪質や量によって前髪の切り方に影響が出ます。
とくに髪の量が多い場合は、コントロールが難しくなり、思わぬ長さになることがあります。
切る場所がわからない
前髪を切る際、どの位置から切るのかわかりにくい場合があります。
どこを切ったらいいのかわからず、結果的に前髪じゃない部分を切ってしまう可能性があります。
刃物の扱いが慣れていない
刃物の扱いに慣れていないと、思い通りのカットができません。また、切れ味の鈍いハサミを使ってしまうと、思わぬ失敗が起こる可能性があります。
自分の前髪を切る前に、マネキンやウィッグなどで切る練習をしてみましょう。
前髪を切りすぎた際の悩み
前髪を切りすぎてしまうと、後々たくさんの悩みが出てきます。
ここでは、前髪を切りすぎた際に抱く悩みや不安を紹介します。
自分で切りすぎたことに後悔してしまう
前髪を自分で切った際、思い通りの前髪にならなかったりすると、自分で切りすぎたことに後悔してしまうことがあります。
想像以上に切りすぎてしまった場合は、悔やんでも悔やみきれません。
しかし、切りすぎてしまった髪はすぐには戻らないので、「なぜ失敗してしまったのか」をしっかりと把握をし、次回は失敗しないように気をつけましょう。
前髪を切りすぎたことで他人から注目されることが怖い
前髪が短すぎて不自然だと、周りの人から注目されることがあります。
「自分で切って、失敗したんだ」と気づかれる場合もあります。周りの人に、自分で切って失敗したと気づかれると恥ずかしい、と感じる方も多いでしょう。
前髪を切りすぎたことでセットするのが難しくなる
前髪を切りすぎてしまうと、やってみたいヘアスタイルにアレンジができなかったり、セットが難しくなる場合があります。どうしてもやってみたいヘアアレンジができない場合は、前髪が伸びるまで待ちましょう。
前髪を切りすぎたことで印象が変わってしまう
前髪は顔の印象を大きく変えます。そのため、前髪を切りすぎてしまうと、年齢より幼く見えたり、顔が大きく見られたりすることがあります。逆に、前髪が長すぎると目が小さく見えたり、暗い印象を与えたりすることがあります。
前髪を切りすぎたことで髪型が崩れる
前髪を切りすぎると、髪型全体が崩れる場合があります。例えば、風で前髪が乱れやすくなったり、アホ毛のように常に立ったままになったりと、さまざまなトラブルがあります。
また、人によっては髪の毛のボリュームが失われたり、まとまりにくくなることもあるでしょう。
自分で修正できる?前髪を切りすぎた場合の対処法
次に、前髪を切りすぎた場合の対処法を紹介します。
なお、修正可能な場合もあるので修正の仕方も紹介します。
少ししか切ってない場合は修正可能!他を長めに切る
少ししか切ってない状態で「切りすぎた!」と気づいた場合、まだ修正できる可能性があります。
前髪が短くなってしまった部分に少しずつ髪を引っ張り出し、毛先を軽くカットして前髪を整えましょう。
切りすぎてしまった髪の毛の上に生えている髪を少量とって、長めに切ることで、切りすぎた髪を上手に隠すことも可能です。
まだ少ししか切ってない場合は慌てずに、落ち着いて対処しましょう。
ヘアピンで留める
前髪を切りすぎてしまった場合、ヘアピンでサイドに留めてしまいましょう。
私が前髪を切りすぎてしまったときは、2週間ほどおでこを出して外出していました。
おでこを出すことに抵抗がない人は、あえておでこを全部出してしまいましょう。
たまには、普段しないヘアスタイルをしてみるのもいいでしょう。
前髪ウィッグを使う
おでこを出すことに抵抗がある方は、前髪だけのウィッグがおすすめです。
自分の髪色と髪質に近いウィッグを選ぶことで、より自然で自分に合った前髪ができます。
スタイリング剤を使う
スタイリング剤を使ってセットすることで、切りすぎた部分をカバーすることができます。
ワックスやジェルを使って前髪を固めたり、横に流したりすることで、目立たなくすることが可能です。
プロに相談する
自分ではどうにもできない場合、プロの美容師に相談することもおすすめです。美容師は、前髪の長さやスタイルを調整してくれます。また、前髪を自分で切る際に注意すべきポイントをアドバイスしてくれることもあります。
前髪がうまく決まらず、外出するのが億劫になってしまうくらいなら、行きつけの美容院で直してもらいましょう。
自分で前髪を切る際の注意点
次に、自分で前髪を切る際の注意点を紹介します。
髪が乾いた状態で切る
前髪を切る場合は、髪が濡れた状態で切らないようにしましょう。
濡れた状態でカットすると、乾いたときに長さが変わってしまう可能性があるためです。
切る際に、指で引っ張りすぎない
前髪を切る際に、指で髪を引っ張りすぎてしまうと失敗して、切りすぎてしまいます。
前髪を指でつかむ際は、引っ張らず中指と人差し指で優しく挟みましょう。
鏡を使って全体を確認する
自分で前髪を切る場合は、鏡を使って正面と横から確認してカットしましょう。
全体を確認せずに、感覚で切ってしまうと片方だけ短くなってしまう場合があるので注意しましょう。
前髪の形にそって切る
前回の前髪の形にそって切ることで、失敗しにくくなります。
もし前髪の形を変えたい場合は、美容師に相談してから切るようにしましょう。また、美容師に先に前髪の形を変えてもらって、次回からは自分で切るのもいいでしょう。
前髪の厚みを調整する
前髪を切る際には、前髪の厚みも調整することが大切です。
前髪が厚くなりすぎると、顔が重く見えたり、ぼやけた印象を与えたりすることがあります。そのため、前髪を薄くすることで、顔がすっきりと見えるようになります。
切りすぎた前髪は、どのくらいで伸びる?
前髪の伸びる速度は個人差がありますが、一般的には月に1センチ程度伸びると言われています。しかし、人によってはもっと早く伸びたり、遅く伸びたりすることもあります。
また、前髪の形や量、毛質によっても伸びる速度が異なります。太くて固い髪の場合は伸びるのが遅く、細くて柔らかい髪の場合は伸びるのが早い傾向にあります。また、前髪を切る回数や方法によっても伸びる速度が変わってくることがあります。
しかし、前髪を伸ばすにはある程度の時間が必要です。一般的には2~3か月程度で、目安としては伸びてきた前髪が眉毛の上に届くくらいまでと考えると良いでしょう。ただし、髪質や成長サイクルによってはもっと長くかかる場合もあります。
前髪を伸ばす際には、適度なカットやスタイリングが必要なので、定期的な美容室の利用がおすすめです。
また、健康的な食生活やストレスの軽減、適度な睡眠なども前髪の健康と成長に影響を与えるため、意識して取り入れるようにしましょう。
次の段落では、切りすぎてしまった前髪を早く伸ばす方法を、もっと詳しく紹介します。
切りすぎてしまった前髪を早く伸ばす方法
切りすぎてしまった前髪を早く伸ばすには、以下の方法があります。
ヘアケアをしっかり行う
髪の毛を伸ばすには、健康な頭皮を保つ必要があります。
ヘアケア用品を選ぶときは髪に負担をかけない、自分の髪質に合ったものを選びましょう。
また、トリートメントやヘアオイルを使用して、髪をしっかり保湿することも大切です。
健康的な生活を送る
健康的な生活を送ることで、髪の毛の成長を促進させることが可能です。
適度な運動を行い、十分な睡眠を取ることが、髪の毛の成長に良い影響を与えます。
適切なブラッシングを行う
髪の毛は傷んでいると伸びが悪くなります。
適度に髪の毛をブラッシングすることで、健康的な髪の毛を保てます。
しかし、過度なブラッシングは髪の毛を傷める原因なので注意しましょう。
前髪を切りすぎても大丈夫!落ち着いて対処しよう!
本記事では、前髪を切りすぎてしまったときの対処法や前髪を切る際の注意点、そして髪を早く伸ばす方法について詳しく解説しました。
前髪を切りすぎてしまうと、とても悔しい気持ちになってしまいますが、美容師に相談したり、ヘアピンを活用したりと上手に対処していきましょう。
また、前髪を早く伸ばすためにも規則正しい生活を送りましょう。