顔は第一印象を決める大切な体のパーツです。ぽっちゃりした顔がコンプレックスという方は、脂肪吸引をしたいと考える人も多いでしょう。
脂肪吸引を考えている人の中には「内出血はしないの?」と疑問に思うこともあるでしょう。個人差はありますが、顔の脂肪吸引後には必ず内出血が起こります。
この記事では、脂肪吸引後の内出血を解説しながら、内出血を最小限にする方法も紹介します。
顔の脂肪吸引をしたい人の参考になる内容となっていますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
顔の脂肪吸引後の内出血について
顔の脂肪吸引後には程度の差はありますが、必ず内出血が起こります。出血の量は一般的に、除去する脂肪の量、手術時間、カニューレの動きによって異なります。
除去する脂肪が多いほど、手術時間が長いほど、そして皮下脂肪の中をカニューレが往復するほど、必然的に内出血の量が多くなります。
また顔の脂肪吸引の経験が少ない医師が脂肪吸引を行う場合、カニューレが血管に刺さりやすく、傷つけてしまうケースがあるため、目立つ内出血が起きることがあります。
内出血が引くタイミング
内出血は程度にもよりますが、平均して2~3週間程度で引いていきます。当然ながら、もともとの内出血が強ければ強いほど、引くまでの期間は長くなります。
内出血を最小限に抑えるように気をつけること
内出血を最小限にするために気をつけることを紹介します。
- 施術前から施術後は喫煙、飲酒を控える
- 内服している薬を伝える
- 無理な脂肪吸引はお願いしない
施術前から施術後は喫煙、飲酒を控える
喫煙や飲酒は、出血のリスクを高めたり、施術による傷が治りづらくなるリスクがあります。
術前のカウンセリングでは、喫煙・飲酒を控えるよう説明されます。施術何日前から施術何日後まで控えるのか、しっかり把握しておきましょう。
内服している薬を伝える
薬の種類によっては手術に影響がある薬があるため、控えなければならないことがあります。
現在内服している薬があれば、忘れず医師に伝えましょう。
無理な脂肪吸引はお願いしない
脂肪を吸引しすぎると過剰な内出血を引き起こすケースがあります。
吸引の量は、手術前のカウンセリングで美容外科医としっかりコミュニケーションをとることが大切です。
吸引する脂肪の量は、一人ひとりの体格や脂肪の量によって異なります。
最初の吸引は少量から始め、体が慣れるまで徐々に増やしていくことも可能です。
そもそも顔の脂肪吸引とは?
脂肪吸引はフェイスラインを整えるために、脂肪細胞の数を減らすのに最適な方法です。皮膚に作った小さな切り口から脂肪を吸引することによって、顔から脂肪を取り除くという手術です。
二重あごを小さくしたり、顎のラインを整えるためによく使用されます。
施術は耳の近くや内側、または下まぶたの部分に小さな切開創を作り、そこから脂肪吸引が行われます。
顔の脂肪吸引で起こりうること
あらゆる美容整形手術と同じように、顔の脂肪吸引術後は痛み、腫れ、感染症、そして今回解説したような内出血が起きるケースがあります。
痛みに対しては、美容クリニックでは痛みを抑えるための内服薬を処方される場合があります。
手術後の腫れや内出血は、時間の経過とともに軽快していきますのでご安心ください。
感染症は施術した傷口から細菌が入ることで引き起こされ、治療が必要となります。
長く続く発熱や傷口の異常が見られた場合は、すみやかに施術を受けたクリニックまでご相談ください。
脂肪吸引後の内出血は軽減できる
この記事では顔の脂肪吸引後に起きる内出血について解説しました。
内出血は個人差はありますが、必ず起こるものです。
しかし手術前から手術後の生活によっては、内出血をなるべく抑えることが可能です。
記事で紹介した内容を参考に、内出血をなるべく抑えられるようにしましょう。
また手術前のカウンセリングでは、医師の話をしっかり聞き、日常生活に気をつけましょう。