糸リフトは簡単にたるんだ肌を持ち上げてくれる美容整形です。
短時間でダウンタイムもほぼないことから人気の施術ですが、稀に痛みがでる場合があります。
大抵は軽い痛みですみますが、中には重篤な症状が出ることも…。
今回は、糸リフト施術後のダウンタイムの症状とその対策、ダウンタイム中の過ごし方についてご紹介します。
糸リフトとは?
糸リフトとは、特殊な糸を皮膚の下に通し、物理的にたるんだ肌を持ち上げる施術になります。
エイジングケアの中で人気の施術です。
- 切らずに施術できるので、短時間で済み、痛みもほぼありません。
- 糸を挿入した刺激で血行が良くなり、コラーゲンなどが生成されていきます。
肌を引き上げて美肌に必要な成分も作られる、まさに一石二鳥な施術です。
そんな糸リフトですが、施術後のダウンタイムで稀に痛みや腫れなどがでてくることがあります。
糸リフト施術後のダウンタイム期間にはどんな症状がでる?
糸リフト施術後に出る可能性のある主な症状は以下の通りです。
腫れ、赤み、内出血、痛み・違和感、引きつれ、ツッパリ感、デコボコして見える
これらは糸リフトで一般的に見られるダウンタイム中の症状になります。
ダウンタイムはトータル1ヶ月もあれば落ち着き、糸リフトの効果を実感できると思います。
痛み・違和感
挿入箇所にチクチクした痛み、口を開けた際の痛みや違和感を感じるケースがあります。
1~2週間で徐々に症状が落ち着いていきます。長くても、3週間もあれば痛みを感じなくなります。
また、痛みを感じてもクリニックで処方された内服薬や市販の鎮痛薬で落ち着くことが多いです。
挿入箇所に引きつれなどの違和感を感じたり、動かすと傷んだりするのもダウンタイムの症状の1つです。
腫れ
挿入した部分が赤く腫れるケースがあります。
こちらも1~2週間で落ち着いていきます。
内出血
挿入した部分に内出血が見られる可能性があります。
1~2週間で治り、メイクで隠すこともできます。
症状が酷い時はすぐにクリニックへ
ダウンタイム中の症状がひどすぎる場合、アレルギーなど別の可能性が隠れていることがあります。
引きつった顔、糸が透けて見える、デコボコがひどい、薬が効かないくらい強い痛み
これらの症状が施術直後から強くでている、もしくは上記の症状が1ヶ月以上続く場合はすぐにクリニックを再診してください。
挿入層が深すぎる可能性があります。また、アレルギーや感染症の症状が現れています。
いずれも抜糸の必要がでてくるので、少しでも違和感があればクリニックを受診してください。
ダウンタイム中の正しい過ごし方
糸リフトが安心・安全な施術であることに変わりありません。
しかし、できるだけ施術後の痛みは軽くしたいですよね。
そこで、ダウンタイム中の正しい過ごし方をまとめてみました。
- 激しい運動を控える
- お酒を控える
- 熱いお風呂に入ったり長風呂をしたりしない
- 施術箇所に刺激を与えない
激しい運動を控える
運動をすると痛みがでる・痛みが増す可能性があります。
血行が良くなることで痛みが強くなるからです。
普段ジムに通ったりジョギングをしている方は、1週間ほどお休みしてお家でゆっくり過ごしてください。
お酒を控える
お酒を飲むことで血行が良くなり、体温が上昇します。
運動と同様に、血行が良くなることで痛みが増す可能性があるので施術後の飲酒は控えてください。
熱いお風呂に入ったり長風呂をしたりしない
熱いお風呂や長風呂で体温が上昇すると、痛みや腫れてしまう可能性があります。
ぬるま湯や短時間のお風呂なら問題ありません。
施術後3日~1週間はシャワーや短時間のお風呂ですませてください。
また、同様の理由でサウナも控えてください。
自身の体調や痛みが完全になくなった場合は普段通りの入浴をしても大丈夫。
※痛みが再びでた場合はすぐにあがってください。
施術箇所に刺激を与えない
日頃からマッサージやしたりエステに通っている方は、1ヶ月ほどはお休みしてください。
糸リフトは、糸が安定するまでだいたい1ヶ月かかります。その間施術箇所を動かすと痛んだり引きつれが増す可能性があります。
また、口を大きく開けてご飯を食べるのも痛みに繋がります。
施術箇所は触らず、大口を開けないよう気をつけてください。クレンジングや洗顔は、優しく軽く触るようにして行ってください。
【おわりに】糸リフト施術後のダウンタイム期間は安静に
いかがでしたか。
ダウンタイム中の痛みは珍しいことではありません。しかし、落ち着くまで痛みが続くのはやはり嫌な気分ですよね。
- ダウンタイム中の過ごし方で痛みの度合いは軽くすることができます。
- ダウンタイム中は安静にゆっくり過ごされてください。
- 痛みがひどくなったり、薬も効ないという場合は、すぐにクリニックで受診を。
この記事が参考になれば嬉しいです。