「つり目をどうにかしたい」「キツイ目の印象を和らげたい」と考えている人は、目尻切開に興味があるのではないでしょうか。
目尻切開とは、目尻(目の外側)の端を切開して形を整え、目の大きさを外側に広げる美容整形の手法です。また、つり目の印象を変えるには、目尻切開に併せてグラマラスライン形成術をすることも有効的です。
この記事では目尻切開・グラマラスラインについて紹介しているので、検討している人は参考にしてくださいね。
- 目尻切開のメリット
- グラマラスライン形成術について
- グラマラスライン形成術の注意点・副作用
目尻切開のメリット
まずは目尻切開をするメリットから紹介します。
- つり目が改善する
- 目と目の間の長さを理想的な範囲にできる
- まぶたの皮膚のゆるみやたるみが改善できる
つり目が改善する
目尻切開の一番の大きなメリットは、つり目が改善することです。
つり目により周囲からきつい印象に見えることがあるため、つり目にコンプレックスを抱いている方が、目尻切開を選択されています。
目尻切開をすることでコンプレックスであったつり目が改善すると、自分に自信を持つことができ、周囲からの第一印象も変わります。
目と目の間の長さを理想的な範囲にできる
目尻開法のメリットは、目と目の間の長さを理想的な範囲に保てることです。
両目の間の長さは、片方の目の幅と同じが理想と言われており、日本人の場合は34mm~37mm程度です。
顔が小さくても、目と目の間の距離が30mm以下であれば目が寄って見えます。顔が大きくても、目と目の間の距離が40mm以上あると、目が離れているように見えます。
そのような場合は、目尻を切開することで、目と目の間の距離を程よい印象にすることができ、目のバランスが美しい顔を手に入れられます。
まぶたの皮膚のゆるみやたるみが改善できる
目尻切開は目尻を切開する施術ですが、その際に余分な皮膚も切れるため、まぶたのゆるみやたるみも改善できます。
もともとまぶたの皮膚が多い人は、この皮膚によって目が重苦しく見えることがあります。また年齢を重ねると、まぶたのたるみが気になることがあるでしょう。
目尻切開はこれらの悩みが解決できるため、目がぱっちりするだけでなく、若々しい印象にすることも可能です。
グラマラスライン形成術とは?
グラマラスライン形成術は下眼瞼開放術・タレ目形成とも呼ばれ、下まぶたを切開して下に下げる手術です。
目尻にゆるやかなカーブがつくれるので、目元を柔らかくしたり、ぱっちりさせたりすることができます。
また目尻切開と組み合わせることで、より目を広くふっくらと大きくすることも可能ですので、つり目で悩まれている方にはグラマラスライン形成術も行うことがあります。
- 目をぱっちり大きくしたい
- 優しい印象の目元にしたい
- タレ目にしたい
グラマラスライン形成術の手順
グラマラスライン形成術は以下の手順で行われます。
- 下まぶたを切開
- 下まぶたを下に下げられるように目の下の軟骨を所定の位置に固定
- 下まぶたの皮膚を切除
グラマラスライン形成術の副作用・注意点
ここでは、グラマラスライン形成の副作用と注意点についてご紹介します。
- 抜糸が必要
- 術後の腫れ・内出血
- 左右差のリスク
- コンタクトレンズは控える
- 飲酒は控える
抜糸が必要
下まぶたの内側を糸で縫合するので、手術した1~2週間後に抜糸が必要です。
忘れず美容外科クリニックへ行きましょう。
術後の腫れ・内出血
術後しばらくは患部の腫れや内出血が見られます。
腫れや内出血の程度には個人差がありますが、グラマラスライン形成のみの場合は、腫れは数日~1週間、内出血は2週間程度と考えておくとよいでしょう。
また、白目が腫れたように見えることがありますが、この状態は1週間程度で治る場合が多いです。
左右差の可能性
グラマラスラインの手術の場合、まれに目の左右が若干非対称になることがあります。
極端な左右差になることはありませんが、そのようなリスクもあると理解しておきましょう。
アイメイク・コンタクトレンズは控える
手術翌日からファンデーションなど目元以外の化粧は可能ですが、アイメイクは抜糸するまで控えます。
またコンタクトレンズの装着は、手術してから1週間は控えます。
術後は目元の組織が非常にデリケートになっていますので、刺激をしないように注意が必要です。
飲酒は控える
飲酒は術後の治癒過程を遅くすることがありますので、手術してから1週間は控えましょう。
また飲酒により血のめぐりが良くなることで、ダウンタイムを引き延ばすこともあります。
目尻切開・グラマラスライン形成術で目元を優しい印象に
この記事ではつり目の改善に有効な、目尻切開とグラマラスライン形成術を紹介しました。
目尻切開は目尻(目の外側)の端を切開して形を整え、目の大きさを外側に広げます。グラマラスサイン形成術は下まぶたを下げ、目尻にゆるやかなカーブをつくります。
どちらも優しい目元の印象になりますので、つり目にお悩みの方におすすめの施術となっています。
施術を考えている方は、まず美容外科クリニックへ相談しましょう。