みなさんは髪型を変えるときどうしていますか。
大抵の方はSNSなどで気に入ったヘアスタイルを見つけ、美容院でお願いしていると思います。
ですが、仕上がりを見てみるとなんか違うと思った経験もあるでしょう。それは、顔の形に髪型が合っていないからかもしれません。
今回は顔の形の特徴と、それぞれに合わせた髪型について解説します。
それぞれの顔型のポイントと、似合いにくい髪型も併せてご紹介します。
顔の形の特徴
顔の形にも、黄金比というものがあります。
理想的な顔の比率は、縦:横=1.5:1です。
そのため、丸顔や面長の方は骨格の足りない部分や主張の強い部分を髪型でカバーする必要があります。
理想的な髪型になるために、まずは顔の形の特徴から解説します。
比率を測る場合は、眉からあごまでの長さと耳たぶから耳たぶの長さを測ってください。
また、頭の側面をなでて丸みもチェックしてみてください。
角ばった感じや横に広がる感じがあれば、ハチがあると言えます。
※ハチとはハチ巻きを巻く部分のことを指し、頭のてっぺんとサイドの間の最も出っ張っている部分をいいます。
丸顔
丸顔の方は、ふっくらした頬と丸みのあるあごのラインが特徴です。
そのため、子供っぽく見られたり、顔が大きく見えがちです。
ですが、親しみやすく、可愛らしい印象を相手に与えます。
丸顔ポイント
- 顔の比率は縦:横=2:3
- 頬がふっくら
- おでこが広め
- おでことあごに丸みがある
- 親しみやすく、優しい雰囲気
- 子供っぽい印象や可愛らしい印象
面長
面長の方は、顔が縦に伸びています。
両目の間隔は狭く、あごや頬はシャープで、スッキリしたフェイスラインが特徴です。
そのため、大人っぽくてクールな印象を受けやすいです。
逆に、年齢より上に見られたり、キツイ性格に見られたりすることもあります。
面長ポイント
- 顔の比率は縦:横=3:2
- 顔の縦幅が長い
- 頬やあごがシャープでスッキリしている
- 目の間隔が狭い
- 大人っぽく、クールな印象
ベース型
ベース型の方は、顔が横に伸びています。
ホームベースのように角ばっており、エラが張っているのが特徴です。
そのため、顔が大きく見えるのがコンプレックスという方が多いです。
ですが、おでこが広めで可愛らしい印象のほかに平面的な顔立ちからクールな印象に見られます。
ベース型ポイント
- 顔の比率は縦:横=1:2
- エラが張っている
- 顔が大きく見える
- おでこが広め
- あごは細く小さめ
- 強く見える
逆三角形型
逆三角形型の方は、縦幅が長めです。
あごがシャープで細く、長めなのが特徴です。
また、頬骨がでており、ハチが張っているのが特徴です。そのため、顔や頭が大きく見える可能性も。
ですが、全体的にシュッとしているため、知的な雰囲気に見えます。
逆三角形型ポイント
- 顔の比率は縦:横=3:2
- 顔の形が逆三角形
- あごがシャープ
- 頬骨がでて、ハチが張っている
- 知的でクールな雰囲気
卵型
卵型の方は、顔の形がひし形のような形になっています。
フェイスラインがスッキリしていて、あごも引き締まっています。
卵型ポイント
- 顔の比率は縦:横=1:1
- 卵を上下逆さにしたようなひし形シルエット
- フェイスラインはスッキリしている
- あごが引き締まっている
- どのヘアスタイルも似合う
それぞれに似合う髪型
ここまでそれぞれの顔の形を解説しました。
ここからは顔の形に合わせた似合うヘアスタイルについて解説します。合わせて、似合いにくいヘアスタイルも解説するので、参考にしてください。
なお卵型の方は基本どの髪型も似合うため、今回は卵型以外の顔型に似合うヘアスタイルをご紹介します。
丸顔
丸顔の方は、顔が大きく見えるというデメリットがあります。
あご周りの髪は残し、頬の丸みを隠すことで縦のラインがでます。そうすると顔立ちがシャープになり、丸みがなくなります。
具体的にはくびれのあるボブやロングパーマなどです。軽めのヘアスタイルが、丸顔さんと相性バツグンです。
前髪は、斜めに流すかシースルーバングが似合いますよ。
似合いにくいヘアスタイル
逆に、重めで動きのないヘアスタイルだと横幅を強調し、顔の大きさが目立ってしまいます。
具体的には重めの前髪、切りっぱなしのボブ、ストレートヘアなどです。
面長
面長の方は、顔が長く見えるというデメリットがあります。
面長の方は、顔回りにボリュームをだし、レイヤーを入れる、パーマを入れると顔の長さが気になりません。
また、ひし形のシルエットになるようなヘアスタイルは、サイドにボリュームがでるのでおすすめです。横幅がでて面長が解消されるとともに、小顔効果もありますよ。
ショートヘアにする際は、耳たぶより長めで、丸みを帯びたスタイルにすると良いですよ。
具体的には外ハネヘアやひし形ボブ、レイヤースタイルなどです。
前髪も重めにするか、耳たぶくらいまでの長さにして横に流すのが似合います。
似合いにくいヘアスタイル
逆に、ロングストレートヘアや、メリハリのないボブなどが似合いにくいです。
これらのヘアスタイルは顔の余白を強調し、より面長っぽく見せます。
ベース型
ベース型の方は、顔が四角く、顔が大きく見えるデメリットがあります。
また、丸みや縦ラインを目立たせるようなヘアスタイルも、エラをカバーできます。
ロングやミディアムヘアは、顔周りに動きをだすので、エラを隠せます。ショートヘアやボブはひし形シルエットになるようなヘアスタイルがおすすめ。
具体的には、ひし形ボブやレイヤースタイル、ゆるいパーマなどです。
前髪はシースルーバングやセンターパートが似合いますよ。
似合いにくいヘアスタイル
逆に、ストレートヘアや切りっぱなしヘア、重め前髪などは似合いにくいです。
特に、おでこを隠すような前髪だと横幅が強調され、顔が大きく見えます。
逆三角形型
逆三角形型の方は、ハチがあるため頭が大きく見えるというデメリットがあります。
さらに、おでこが狭く見えるようなヘアスタイルがおすすめです。
少し重めのヘアスタイルだと頭が目立ちません。
ショートヘアにする場合は、髪の低い位置にレイヤーを入れて、ひし形スタイルにするとバランスが良いスタイルになります。
前髪はシースルーバングやかきあげスタイルが似合います。また、横におくれ毛を作ることで横幅を狭く見える効果があります。
似合いにくいヘアスタイル
逆にハイレイヤーショート、ストレートヘア、切りっぱなしヘアは似合いにくいです。
逆三角形型の方はハチが張っているため軽めのヘアスタイルにすると頭でっかちに見えてしまいます。
【おわりに】顔型を見極めて、似合うヘアスタイルへ!
今回は顔型の診断とそれぞれに合う髪型について解説しました。
ヘアスタイルにはベースとなる顔型が一番大切です。自分の顔型を理解していないと、似合わない髪型を選び続けることになります。
そのため、自分の顔型を見極めることが重要になってきます。鏡を見ながら顔の比率を測り、それぞれの特徴から探してみてください。
自分の顔型がわからない場合は、顔型を診断できるアプリやサイトがあるので、そちらを活用するのも良いでしょう。
また、気になるヘアスタイルがある場合はその画像をもって、美容室で相談するのも一つの手です。カウンセリングでは要望や希望を細かく聞かれるので、そのさいに相談してください。
顔型や要望・希望からピッタリのヘアスタイルを提案してくれます。迷った場合は、美容師さんに相談してくださいね。
この記事が参考になれば嬉しいです。