涙袋は生まれつきある人とない人がいます。
目を大きくみせることができる涙袋ですが、涙袋がない人にはどんなメリットがあるのでしょうか。
今回の記事では、「涙袋がないことによるメリット」について中心に、「涙袋とは何か」についても解説していきます。
涙袋とは
涙袋とは筋肉が発達して膨らんだもののことです。眼輪筋(がんりんきん)と呼ばれている部分が膨らみ、涙袋となります。
真顔では涙袋がない人でも、ニコッと笑うと筋肉が収縮するので涙袋が現れます。
また、涙袋は筋肉なので、年齢を重ね筋力が弱まると、自然と消失することもあります。この他にも、長時間のパソコン作業やスマホを見ていると眼輪筋の力が低下し涙袋がなくなる場合があります。
涙袋がない人のメリット
ここからは涙袋がない人のメリットを紹介していきます。
涙袋がない人のメリットは主に以下の4つが挙げられます。
- クールな目元になる
- 目元がたるまない
- 目元が老けにくい
- メイクが派手になりにくい
クールな目元になる
涙袋がない分、すらっとしたクールな印象の目元になります。
涙袋があると幼く可愛らしい印象を持たれることが多いですが、涙袋がないとスッキリとした大人っぽい印象となります。可愛いというより、美しいという言葉が当てはまります。
目元がたるまない
涙袋は筋肉のため、筋力が衰えると目元がたるんでしまいます。
目袋と呼ばれ、年配の方に良く見られる目のしたがぷっくりと膨らんで状態となります。涙袋がはじめからなければ、たるむ心配が少なくて済みます。
目元が老けにくい
上記の点とも関連していますが、涙袋がないと目元が老けにくくなります。
特に、年齢を重ねると、目尻の小じわなどが目立ってきます。しかし、涙袋がない人の場合は、しわが目立ちにくいので、きちんとケアをしていれば若々しい目元を維持できます。
メイクが派手になりにくい
涙袋があると、目元の印象が強くなります。そのため、発色の良いアイシャドウやカラーライナーを使用すると、目元の印象が派手になり過ぎる場合があります。
一方、涙袋がない場合は、目元がスッキリとしているので、アイシャドウが多少濃くても派手になりすぎず、目元になじみやすくなります。
涙袋を手に入れる方法
ここまでは涙袋がないメリットを紹介しました。
しかし、メリットを知ったうえで、やはり涙袋が欲しいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからは、涙袋を手に入れる方法を紹介します。
涙袋を手に入れる方法には以下の3つの方法があります。
- ヒアルロン酸を注入する
- メイクで涙袋をつくる
- 筋力トレーニング
ヒアルロン酸を注入する
目の下にヒアルロン酸を注入して、涙袋をつくります。メスを使わないため、気軽におこなうことが可能です。
メイクなども施術当日におこなうことができ、比較的ダウンタイムも少なく済みます。しかし、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうので、定期的にヒアルロン酸を注入する必要があります。
メイクで涙袋をつくる
涙袋を簡単につくれる涙袋ライナーがあります。目の下に塗るだけで、立体的な涙袋ができます。
ラメタイプや影をつけて涙袋をつくるライナーもあり、値段は1,000円~10,000円と幅広くあります。簡単にメイクで涙袋をつくることができますが、その日のコンディションなどにより、理想の目元にならない場合もあります。
筋力トレーニング
涙袋は眼輪筋と呼ばれる筋肉の膨らみです。涙袋がない人は、この筋肉を鍛えることで、目の下をふっくらさせることができます。
筋トレ法その1 目を細める
①下のまぶたにしっかりと力を入れて目を細める
②そのまま20秒キープ
下まぶたを上に持ち上げるように意識するのがポイントです。
筋トレ法その2 ピースサイントレーニング
①ピースサインをつくる
②人差し指を目尻(外側)、中指を目頭(内側)に優しくあてる
③目線を上にあげ、指に少し力を入れて持ち上げる
④3秒間キープ
⑤下まぶたを上にあげるように意識して目を細める
筋トレ法その3 ウインク
①右目のウインク 5回×3セット
②左目のウインク 5回×3セット
ウインクをするコツは、ウインクしたい方と同じ側の口角をあげることです。
どうしても欲しいなら涙袋形成施術もあり!
今すぐにでも涙袋が欲しい!という方には、美容施術を受ける方法もあります。
涙袋形成施術にはヒアルロン酸注射があり、ダウンタイムも軽く費用もそれほど高くないため、検討しやすいでしょう。
ただし、ヒアルロン酸は徐々に肌に浸透していくため、定期的な再施術が必要です。それを踏まえたうえで、検討しましょう。
例として、共立美容外科の施術費用やプランをご紹介します。
◆Restylane Lid(レスチレン リド)
1回 ¥77,000
(6か月程度持続)
◆VOLBELLA(ヴォルベラ/ボルベラ) XC
1回 ¥104,500
(12~18か月程度持続)
涙袋がなくても大丈夫!涙袋がないとスッキリとした目元でたるみにくくなる!
今回は涙袋がない人のメリットを中心に、涙袋を手に入れる方法も合わせて紹介しました。主な内容は以下になります。
- 涙袋は眼輪筋と呼ばれる筋肉の膨らみ
- 加齢や長時間のパソコン・スマホ使用により筋力が弱まると、涙袋がなくなることもある
- 涙袋のない人はクールでキリっとした、美人な目元になる
- 涙袋がないと加齢による目元のたるみがおきにくくなるなどメリットは多い
- 涙袋を作る方法は「ヒアルロン酸注入」「涙袋メイク」「筋力トレーニング」の3つがある
涙袋がある方が、可愛らしいという印象が強いですが、涙袋なくとも美しく若々しい目元になるメリットがあります。
涙袋がないメリットを知ったうえで、そのままの自分を受け入れるも、美容整形やメイクで涙袋をつくるといった自分磨きをするのも自分の考え方次第です。
涙袋がないことをコンプレックスだと感じている方は、検討してみてはいかがでしょうか。