オルチャンメイクは20代向けのメイクだと思われていませんか？
確かに若者の間で流行しているメイクですが、ポイントをおさえれば40代でもオルチャンメイクができます。若者のメイクを部分的に取り入れることでナチュラルな若さの表現が可能です。
今回はオルチャンメイクの基本と、40代でも似合うオルチャンメイクのポイントを紹介します。
オルチャンメイクの基本
オルチャンメイクは、可愛らしさや透明感を強調するためにナチュラルメイクがポイントとなります。
パーツ別にオルチャンメイクの特徴を紹介します。
ベースメイク
オルチャンメイクは透明感が大切です。まずは肌のトーンを整えるために化粧下地を使い肌のキメを整えたり、赤みを抑えたりします。
次に、オルチャンメイクのポイントであるツヤ感を足していきます。ツヤ感を出すにはクッションファンデーションが最適です。
厚塗りにならないように気を付けながら、ポンポンと肌にのせるようにしましょう。ファンデーションを付けすぎた場合はスポンジやティッシュで軽く押せえて余分なファンデーションをオフしていきます。
眉
眉毛には平行眉やアーチ眉がありますが、オルチャンメイクの基本は平行眉です。平行眉は優しい印象が表現できます。ペンシルで形を整え、パウダーでふわっとした眉毛をかきあげます。
アイメイク
アイメイクもベースメイク同様に、ナチュラルを意識するのが重要です。ブラウン系のアイシャドウが定番ですが、可愛さを強調する際にはピンク系のアイシャドウを使用する場合もあります。
アイシャドウは丁寧にぼかします。ラメがないマットタイプも人気ですが、ラメがあると目元が華やかになり明るく見えます。
アイラインは黒ではなく、ダークブラウンがおすすめです。黒はキリッとしていて素敵ですが、少し印象が強くなるためキリッとした中にも柔らかさのでるダークブランが良いでしょう。
アイラインは細く引き、目尻を少しはねあげるのがポイントです。
チークとリップ
血色感をプラスするために、薄くチークを頬にのせます。リップメイクも派手になりすぎない様に、肌馴染みのよいピンク系やくすみカラーを選択するとオルチャンメイクに近づけます。
40代向けのオルチャンメイク
オルチャンメイクは、可愛らしさや透明感を強調するために、薄くナチュラルなメイクが特徴です。
しかし、40代になると肌の変化により若々しさを保つために、少し違ったアプローチが必要になってきます。
基本のオルチャンメイクのポイントをおさえながら40代にあったメイク方法が必要です。
ベースメイク
40代の肌は、シミや肌トラブルを隠すためにファンデーションが厚くなりやすい傾向があります。薄くて自然な仕上がりのファンデーションを選ぶのがポイントです。
肌の悩みを隠す際には、コンシーラーを使用して部分的に肌トラブルを隠すか、化粧下地を使用して全体的にくすみなどを飛ばす必要があります。
化粧下地にはカラーが付いたコントロールカラーと呼ばれる種類があります。色味によって解消できる肌の悩みが変わってきます。
- ピンク→肌を明るくし、くすみをなくして血色感をアップします。
- パープル（ラベンダー）→くすみをナチュラルに抑えます。黄色味を抑え透明感があがります。ハイライトとしても使用可能です。
- イエロー→シミ・そばかす・ニキビ跡をカバーします。明るい肌の印象をつくりだします。
- グリーン→赤みが出やすい肌の方におすすめです。均一に塗ると赤ら顔をカバーできます。
眉
40代の大人女性には、平行眉にプラスして優しい曲線が入った眉毛がおすすめです。
眉山から眉尻に向けて、少し曲線をつけます。平行眉の中に少し曲線がはいると、あか抜けた印象となります。
アイメイク
アイシャドウは、ラメが大きすぎると若者のメイクのイメージ強くなります。しかし、マットなアイシャドウを使用すると目元がくすんで見える可能性があります。
マットなアイシャドウも素敵ですが、華やかさをだすにはラメの粒子が小さいアイシャドウがおすすめです。
アイラインはペンシルでまつ毛の隙間を埋めて、リキッドで目尻の跳ね上げラインをかくと良いでしょう。太いラインにならないよう注意が必要です。
チークとリップ
チークはピンク系を選ぶ方が多いですが、大人の女性にはオレンジやヌーディーな色合いが似合います。
クリームタイプのチークよりもパウダータイプを使用し、軽めに頬にのせます。
リップメイクも落ち着いたオレンジ系やくすみカラーがおすすめです。リップメイクをする前は唇の小じわが目立たないように、保湿をおこなうようにしましょう。
40代のエイジングケアポイント
オルチャンメイクはナチュラルな肌の美しがポイントです。
年齢を重ねると、シミ・シワ・たるみといった肌トラブルが増えてしまいます。肌トラブルを防ぐには日々のエイジングケアが必須です。
日常のスキンケアを見直す
40代になると肌のターンオーバーが遅くなるため、シミやシワ、たるみなどのトラブルが起こりやすくなります。
そのため、クレンジングや洗顔料、化粧水、乳液、美容液などの基本的なスキンケアを見直し、肌の状態に合わせたアイテムを使うようにしましょう。
クレンジングや洗顔は優しく丁寧におこなうのがポイントです。洗顔料を選ぶ際には、保湿成分であるヒアルロン酸やセラミドが配合されているアイテムを選ぶと乾燥を防ぎながらしっかりと肌の汚れを落とせます。
また肌のくすみを改善したい、毛穴の黒ずみが気になるなど自身のお悩みに合わせた洗顔を選ぶのも大切です。
化粧水や美容液は配合されている成分も重要ですが、規定量をしっかりと使う方が効果があるとされています。
高級なケアアイテムを少量使うよりも、手ごろな価格でエイジングケア成分が含まれている化粧水や美容液をしっかりと使う方がよいでしょう。
睡眠と栄養バランスの改善
ストレスや睡眠不足、栄養不足は肌の老化を促進する原因となります。ストレスや睡眠不足が続くとニキビなどの肌荒れがおきます。健康的な食生活を心がけ、十分な睡眠をとるようにしましょう。
エイジングケアに必要な栄養素は、動物性たんぱく質やミネラル、ビタミンです。
動物性たんぱく質は、肌を作るために必要な栄養素で肉や魚、卵、乳製品などに多く含まれています。
ビタミンは新陳代謝の働きをあげて肌の調子を健やかに整えます。
また、ミネラルには亜鉛や鉄分などがあり、皮膚や粘膜の維持やくすみ予防の効果が期待できるのです。
ビタミンやミネラルは体に必要な栄養素だけでなく、美肌効果にも期待ができる栄養素です。
日焼け対策
紫外線はUvaとUvbに分かれており、Uvaは地上の紫外線の約9割を占めています。
真皮までUvaのダメージは影響を及ぼし、皮膚の弾力を保つエラスチン繊維やコラーゲン繊維にダメージを与えるため、しわやたるみの原因になるのです。
アメリカの皮膚科学会では、老化の原因の約80%が紫外線だと考えられています。
日々の紫外線対策はエイジングケアには重要となるため、日焼け止めを小まめに塗ることや、日傘や帽子やサングラスなどのアイテムを使用し紫外線から肌を守りましょう。
紫外線対策の重要性は、こちらの記事で元美容看護師が解説しています。気になる方は目を通してみてくださいね。
まとめ【40代でもオルチャンメイクは取り入れられる！日々のスキンケアも重要】
今回は40代でもできるオルチャンメイクのポイントを紹介しました。ナチュラルさを意識すると、40代にも似合うオルチャンメイクになります。
また日々のスキンケアや食生活、紫外線対策でも美しさに磨きがかかるので、できることから少しずつはじめてみてはいかかでしょうか。
