ダイエットとBMIと体脂肪率について解説します。

ダイエットBMI体脂肪率

ダイエットを頑張ってもリバウンドする、BMI標準だけど太って見えると悩んでいませんか?

今回は、リバウンドする原因やBMIが標準なのに太って見えてしまう原因を知っていただくために、ダイエットの考え方やダイエットのために大切なことを紹介します。

目次

BMI指数について

BMI指数は「BodyMassindex」といい、厚生労働省が病気になりにくい指標を数値として定めたものです。つまり、BMI指数は見た目に関するダイエットとはほとんど関係ありません。

BMI指数は、体重÷身長÷身長で求めることができ、もっとも病気になりにくい理想値を22としています。

よって、BMI指数は理想的な体型の標準を数字で示しているわけではないため、見た目を変えるダイエットの指標として利用するのは違うといえます。

BMI指数が役立つのは、医師に「体重が多すぎるから痩せなさい」と指導されているような方です。

健康的にダイエットするために使える!

ただただ体重を落とすだけのダイエットは、BMIの理想値である22からかけ離れ、病気になりやすい数値になることも少なくありません。

つまり、病気になりにくい健康的な体重でスラっと体型を目指すために使えるといえます。

パリコレのモデルを例に挙げると、実はBMIの数値が低すぎるモデルは起用しないというルールが定められています。
細ければ細いほどいいという美しさに疑問を感じているからです。

つまり「細さを手に入れるために体重を落とす」ではなく「健康的な体重かつ美しい見た目である」ことが求められているのです。

では「体重を落とすことにこだわらず、どのようにスラっと体型を目指すのか」という話ですが、体脂肪率を減らし筋肉量を増やすことが重要です。

ただし、体脂肪率を減らし筋肉量を増やす点についても注意が必要です。

体脂肪率について

体脂肪率とは、体の中の脂肪の割合をさします。

体脂肪率の理想値は、男性は10〜19%、女性は20〜29%と設定されています。女性のほうが元々皮下脂肪がつきやすいので、男性に比べて理想値が高めになっています。

体脂肪率もBMIと同じ健康的に過ごせる指数を表した数字です。

体脂肪率1桁台は果たして痩せているといえるのか

ダイエットをしている方の中には「体脂肪率を5%以下にしたい」など、1桁台を目標にしている声が聞かれます。

ですが、果たして「本当に1桁は痩せているといえるのか」というところは疑問が残ります。

ボディービルダーなどの体を鍛えている方は、筋肉量が多く脂肪が少ないので体脂肪率は1桁です。

つまり、体の中の脂肪量と筋肉量のバランスが悪いと、たくましいしっかりとした体型になる可能性があるわけなんです。

ですので、理想の体型と体脂肪率の数字はある程度切り離して考えたほうがいいと思います。

ダイエットするために重要なこと

ダイエットするために重要なことを2つ紹介します。

ダイエットを成功されるためのポイントとしてぜひ押さえていただきたいのが

  1. 3つの要素を押さえることが大切
  2. リバウンドなしで痩せたければ脂肪細胞の数を減らす

の2つです!

成功するポイント①:3つの要素を押さえることが大切

ダイエットを成功させるためのポイント1つ目は「3つの要素を押さえることが大切」です。

3つの要素というのは「摂取カロリーを減らす」「消費カロリーを増やす」「リバウンドを抑える」のことです。

どれだけ運動しても、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば痩せることはできませんので、カロリーのコントロールは必須といえます。

成功するポイント②:リバウンドなしで痩せたければ脂肪細胞の数を減らす

3つの要素の1つであるリバウンドについてですが、リバウンドなしで痩せたければ「脂肪細胞の数を減らす」ことが重要です!

太っている状態というのは、脂肪細胞が大きく肥大している状態なんです。
通常のダイエットは、大きくなった細胞を小さくすることで細い体型を手にいれる方法になりますので、また細胞が大きくなれば太ります。いわゆるリバウンドです。

リバウンドなしで痩せるには、脂肪細胞を減らすしかありません。しかし残念ながら、脂肪細胞の数を減らす方法は脂肪吸引やクールスカルプティング、脂肪注射といった美容施術でなければ不可能ですので、通常のダイエットでは脂肪細胞を減らせません。

理想的な体型を手に入れるには

ダイエットを成功させるには、BMIや体脂肪率といった数字は切り離して考えるべきなので、数字ではなく見た目をどう変えていくかを考えることが重要です。

したがって、どこの部位をどのように痩せたいのかを明確にする必要があります。
例えば、顔痩せといってもフェイスラインなのか、頬の肉を落としたいのかでアプローチの方法が全く違います。よって、どこの部分をどのように痩せたいのかを明確にすることが大切です。

今回お話しした内容を動画でも視聴できますので、興味ある方はご視聴いただけますと幸いです。

オオクボ

編集長のオオクボです。知って得するアッと驚くような美容情報をたくさんお届けします。お仕事のご依頼は各SNSにご連絡下さい!

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この記事を書いた人

編集長のオオクボです。知って得するアッと驚くような美容情報をたくさんお届けします。お仕事のご依頼は各SNSにご連絡下さい!

この記事の監修者

オオクボタカユキ
びよう研究所所長
薬剤師・博士(薬学)
メーカーにて医薬品の適正使用に関する業務に従事した後、総合病院にて臨床薬物治療に携わる。大学院博士課程にて多数の研究論文を執筆し博士号を取得。現在は人の幸福感を上げるための美容医療の研究を行っている。
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