「半夏厚朴湯で痩せる?ダイエット効果はホントにある?」
「半夏厚朴湯に禁忌の飲み合わせってある?」
と疑問に思われていませんか?
確かに、漢方薬にはダイエットに作用する種類もあり、医療機関から処方される場合もあります。
本記事では、半夏厚朴湯はダイエット効果があるのか、どのような漢方薬なのかを中心に解説していきます。
半夏厚朴湯についてお伝えする前に、まず知っていただきたいことがあります。
漢方薬によるダイエットは、BMIが通常のボディーメイクのための美容ダイエットには使用できません。
BMIが高く肥満状態といえる状態のダイエットに効果を発揮するので、押さえておきましょう。
半夏厚朴湯とは?
半夏厚朴湯とはどのような漢方薬なのかを解説します。
どんな人に用いられる?
半夏厚朴湯は、体力が中等程度で気分がふさいで咽喉や食道部に異物感があり、ときに動悸やめまい、嘔気などがある方に用いられる漢方薬です。さらにいうと、心身ともに疲れやすく冷え性で、繊細な方に処方されます。
小児や妊婦・授乳婦は安全性が確率されていないため、使用する際は必ず医師への相談が必要です。
効果効能
効果効能は漢方薬を出しているメーカーによって少し異なります。
メーカー | 効果効能 |
ツムラ | 気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症。不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症。 |
クラシエ・他 | 気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症。 不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声。 |
コタロー | 精神不安があり、咽喉から胸元にかけてふさがるような感じがして、胃部に停滞膨満感のあるもの。通常消化機能悪く、悪心や嘔吐を伴うこともあるもの。気管支炎、嗄声、咳嗽発作、気管支喘息、神経性食道狭窄、胃弱、心臓喘息、神経症、神経衰弱、恐怖症、不眠症、つわり、その他嘔吐症、更年期神経症、浮腫、神経性頭痛。 |
三和 | 精神不安があって咽喉から胸もとにかけて、ふさがるような感じがして胃部が重苦しく、不眠・恐怖感、食欲不振、咳嗽などを伴うものの次の諸症。気管支喘息、気管支炎、百日咳、婦人悪阻、嗄声、胃神経症、更年期神経症、神経性咽頭痛、ノイロ―ゼ。 |
副作用
半夏厚朴湯を飲み始め、次の症状が現れたら副作用を起こしている可能性があります。
- 発疹
- 発赤
- かゆみ
- 胃の不快感
- 食欲低下
- 吐き気
- 肝機能異常
上記の症状が現れたらただちに服用を中止し、薬剤師や医師に相談してください。
半夏厚朴湯で痩せる?ダイエット効果について
半夏厚朴湯でダイエットができるのかを解説します。
結論!直接的な効果はない
結論をお伝えすると、半夏厚朴湯には直接ダイエット・肥満改善作用はありません。
なぜなら、半夏厚朴湯には、脂肪を減らしたり水太りを改善したりする生薬が含まれていないからです。
しかし、痩せやすくするための土台を作る効果は期待できます!
半夏厚朴湯には気の巡りを整える作用があります。ストレスにより気が乱れ自律神経のバランスが崩れると、新陳代謝は低下し痩せにくい体質に。半夏厚朴湯は気を整えて新陳代謝を促すサポートをしてくれるので、痩せやすい体質へと変えてくれますよ。
ダイエットに使用される代表的な漢方薬
脂肪を減らすのを助ける作用や、水太りやストレスによる過食を改善する作用のある、代表的な漢方薬をご紹介します。
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
- 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
- 大柴胡湯(だいさいことう)
防風通聖散は、体力があり便秘がちでお腹周りに脂肪がついている方に効果的。
胃腸が弱く下しやすい方や冷え性の方は、体調を崩す可能性があるので服用は避けましょう。
防已黄耆湯は、体力が虚弱で疲れやすく、汗のかきやすい水太りの方に。
冷え性の方に向いているので、暑がりな方やのぼせがある方には適していません。
大柴胡湯は、比較的体力があり、便秘がちで上腹部が張って苦しく、耳鳴りや肩こりなどがある方に。
加えて、ストレスによる過食で肥満になった方、エネルギーとして代謝されず脂肪が蓄積した方にも向いています。
詳しく知りたい方は、以下の記事でご覧いただけます。
禁忌の飲み合わせはある?
半夏厚朴湯には、禁忌とされている飲み合わせはないため、医薬品との飲み合わせはそれほど気にしなくても大丈夫です。
しかし、漢方薬との併用には注意しなければなりません。
生薬が被らないかチェック!
別の漢方薬と併用する場合、生薬が被らないか必ずチェックしてください。
生薬の過剰摂取は、副作用を起こしたり、作用が強く出過ぎてしまったりするリスクがあります。
漢方薬だけでは痩せない!実践すべきこと
漢方薬は、体質から改善することにより肥満を改善する効果が期待できますが、飲むだけでは痩せません。
そのため、さらに痩せやすくするために以下の3つも意識することが大切です!
睡眠を十分にとる
食べるもの・食べる時間に気をつける
適度な運動を
しっかり眠って脂肪燃焼!
痩せやすくするためには睡眠が非常に重要です。
というのも実は、睡眠時に300kcal消費するといわれています!
睡眠時は成長ホルモンが盛んに分泌され、その成長ホルモンが脂肪を分解してエネルギーに変換しています。
ただし、空腹時に寝るのが絶対条件。
満腹で寝ると睡眠の質が低下し成長ホルモンの分泌量が減ります。よって、食事は就寝3〜4時間前までに済ませておきましょう。
食べるもの・食べる時間に気をつけよう!
食事制限は、正しい知識とやり方が必須です。
例えば、白ご飯を食べない(炭水化物抜き)ダイエットがありますが、絶対にダメです!
炭水化物は体のエネルギーになり、完全に抜くとエネルギー不足で体調不良を起こします。
最初は順調に体重は落ちるかもしれませんが、徐々に代謝が下がり痩せにくい体質に。よって、朝・昼は必ず白ごはんを食べましょう。
脂質や糖質は、食べる時間を気にすれば食べても問題ありません。
脂質や糖質は体のエネルギーになるので、朝または昼なら食べてOK!
夜の摂取は、エネルギーとして消費されず脂肪として蓄積しやすいので控えましょう!
1日5分でもOK!軽い運動を毎日継続
一度に長時間の運動時間を取れない方や運動が苦手な方は、短時間でも良いので適度な運動を取り入れましょう!
筋肉をつけていくと、代謝がアップして脂肪が燃えやすい体になります。
そして、有酸素運動は脂肪燃焼できるので、筋トレと併せて行うのがベストです!
速く痩せたいなら美容医療の力を借りるのもあり
共立美容外科では、漢方薬は肥満治療薬を使ったダイエットや痩身術を使った医療ダイエットを受けられます。
ダイエットピル
・ゼニカル
・サノレックス
・漢方薬(防風通聖散・防已黄耆湯・桃核承気湯)
【ゼニカル】
食欲抑制や脂肪吸収の阻害効果が認められている治療薬で、FDA承認済み。
副作用として、急な便意や頻繁な便意、胃腸の膨満や放屁、油分・脂肪分を含んだ排便などが挙げられます。
【サノレックス】
食欲抑制効果が期待できる治療薬。
副作用として、口渇感、便秘、口中苦味感などが挙げられます。
【漢方薬(防風通聖散・防已黄耆湯・桃核承気湯)】
患者さん一人ひとりに合った漢方薬を処方。
脂肪を減らしたい方や水太りの方、がっちり体型の肥満体質の方に適しています。
→共立美容外科のダイエットピルの詳細はこちら
痩身術
・共立式KB脂肪吸引
・脂肪溶解注射
・ボツリヌストキシン注射
・冷凍脂肪溶解
【共立式KB脂肪吸引】
共立美容外科独自の技術を駆使して行う脂肪吸引。
脂肪細胞を減らしリバウンドを防ぎながら痩せられます。
太ももや二の腕、お腹周りなど脂肪がたくさん付きやすい部位の部分痩せが可能です。
【脂肪溶解注射】
BNLSとメソセラピーの2種類を用意。医師が患者さんの希望や体質などに合わせて選択しています。
脂肪細胞を溶かすためリバウンドはありません。
二の腕や下腹部など狭い範囲での部分痩せが可能です。
【ボツリヌストキシン注射】
筋肉太りに効果的なボツリヌストキシン注射。
共立美容外科では、エラ張り改善やふくらはぎ痩せの施術が可能です。
【冷凍脂肪溶解】
脂肪を専用のマシーンを使って凍らせて破壊する痩身術。
脂肪細胞を破壊するためリバウンドの心配がありません。
→共立美容外科の痩身術の詳細はこちら
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