【傷痕が目立ってしまう!?】人中短縮手術で後悔しないためにやるべきこと

人中短縮術とは、「リップリフト」や「鼻下短縮術」ともいわれており、鼻下の皮膚を切除することで鼻と唇の距離を縮め整った綺麗な印象を与えます。

ただし、人中短縮術は顔の中心にメスを入れるため「傷跡が大きく目立つんじゃない?」「リスクはある?」と心配される人もいるでしょう。

この記事では、人中短縮手術後に後悔する点と、後悔しないポイントについて紹介します。

人中短縮術で傷痕を残してしまったり、理想な顔に近づけなかったりといった後悔しないためには、傷跡を最小限にするために工夫された手術法と、経験豊富なクリニック・医師にて手術をすることをおすすめします。

目次

【AI解説】そもそも人中短縮とは?

人中短縮(じんちゅうたんしゅく)は、主に美容整形外科で行われる手術の一種で、顔のバランスを改善する目的で実施されます。この手術は、鼻の下の部分、特に上唇と鼻の間の領域(人中と呼ばれる)の長さを短縮することを目的としています。

  1. 顔のプロポーションの改善: 人中が長すぎると顔のバランスが崩れる可能性があり、人中短縮手術は顔のプロポーションを改善し、バランスの取れた外見を目指します。
  2. 若々しい外見の回復: 鼻と上唇の間の距離が短い方が若々しいと見えることがあるため、人中短縮手術はより若々しい外見を作り出すことができます。

人中短縮術で後悔するポイント

人中短縮で理想的な顔を手に入れたイメージ画像

人中短縮術は美容整形外科医の話をよく聞き、指導されたことを守れば、顔の印象を大きく改善することができる手術方法です。しかし、手術後に後悔するケースがあります。

人中短縮術で後悔する点は以下のとおりです。

  • 傷痕が大きく目立つ
  • 笑ったときに歯茎がみえる
  • たらこ唇になってしまう
  • 鼻の穴が大きく見えてしまう
  • 手術後の不快感に後悔する
  • 傷痕への配慮が大変

それぞれ順に説明していきます。

傷跡が大きく、目立つ

人中短縮術は顔の中心を切開するため、傷跡が大きくなり目立つ可能性があります。

傷跡を目立たなくするためには、鼻のラインに沿って隠すように切開するなどのテクニックが必要です。

また鼻と唇の間隔を短くしすぎたり、鼻の真ん中がそれほど長くないのに手術をしたりすると、傷跡の目立ちが大きくなってしまうことがあるので、注意が必要です。

笑ったときに歯茎が見える

人中を短くしすぎると、笑ったときに歯茎が見えてしまうことがあります。この状態はガミースマイルと呼ばれ、人中短縮術で後悔した人も多いです。

ガミースマイルは長期的な問題になりますので、人中を短くする手術が本当に必要なのか、担当医に確認することが大切です。

場合によっては、他の手術の選択肢を検討した方がよいかもしれません。

たらこ唇

たらこ唇は、人中短縮手術でよく起こる術後合併症です。

術後に起こるたらこ唇は、上唇が垂れ下がって口元が下向きになり、丸みを帯びた形になるのが特徴です。この唇の形は顔が老けた印象になってしまい、見栄えが悪くなります。

唇の大きさや位置は人それぞれで、生まれつき唇が厚い人もいれば、反対に唇が薄い人もいます。そのため、手術が唇にどのような影響を与えるかを正確に予測することは難しいかもしれません。

望ましい結果を得るためには、美容外科医との十分な相談が不可欠です。

実績のある美容外科医は鼻と唇の形を外観だけでなく中の組織から熟知しており、一人ひとりの唇の形と大きさに最も適したデザインを正確に検討することができるはずです。

鼻の穴が大きく見える

手術のやり方によっては、鼻の穴が大きく見えることがあります。鼻の下の組織を切除しすぎると、鼻の穴の側面が下に引っ張られるためより顕著になります。

手術後に鼻の穴が大きく見える場合、対処するためには以下の方法があります。

  • 腫れが引くまで待ち、鼻の穴が下のサイズに戻ることを期待する
  • 注入可能なヒアルロン酸を使用して、鼻の下のくぼんだ部分にボリュームをいれる
  • 上唇を持ち上げられる、より支持力を高める手術を行う。

不快感に後悔する

約3〜4ヶ月間は顔の表情に違和感が続くケースがあります。この違和感は、お客様の個々のケースによって、ちょっとした不快感から気になる痛みまで、さまざまなものがあります。

また、身体的な不快感だけでなく、手術の傷跡が消えるまでに半年ほどかかることも、人によっては後悔する要因になるかもしれません。

そのため、手術前のカウンセリングでリスクや合併症についてよく話を聞くこと大切です。

瘢痕(はんこん)への配慮が大変

正中線は顔の中で最も目につきやすい部位の一つであり、傷跡には細心の注意を払う必要があります

瘢痕がどのくらい残るのかというと、手術の過程、縫合技術、体調、治癒過程における瘢痕の両側からの引っ張り具合など、いくつかの要因に応じて異なります。

また人は常に自然と顔を動かしており、術後も傷口を動かしたり伸ばしたりすることになります。

上記の要因によって肥厚性瘢痕と呼ばれる赤く腫れ上がった傷跡ができるリスクがあります。

このリスクを減らすためには、皮膚だけを切除するのではなく、その下にある筋肉(口輪筋など)も手術し、治癒過程での緊張を緩和することが重要です。

人によっては、瘢痕部分の周囲にボツリヌストキシンを投与して筋肉の動きを制限し、肥厚性瘢痕ができる可能性を最小限に抑えることができます。

また、体がぶつかるようなコンタクトスポーツや水泳、過度の発汗など、傷口を傷つけ、治癒を遅らせる可能性のある行為や物事に注意することも重要です。 

人中短縮手術で後悔しないためにすべきこと

人中短縮手術前のカウンセリングイメージ

人中短縮手術を成功させるためには、手術に対するイメージが明確にでき、高度な手術を約束できるクリニックを選ぶことがポイントです。

医師の技術が低かったり、古い技術を扱うクリニックでは、期待通りの結果を得られないリスクがあります。後悔しないためにも、手術前にクリニックとそのサービスについて知っておくことが大切です。

カウンセリングは重要

ほとんどのクリニックでは、手術前にカウンセリングを実施しています。手術の内容や仕上がりのイメージなどを確認する大切な機会です。

カウンセリングでは、病歴や希望などの情報収集、体調の確認などが行われるのが一般的です。カウンセリングは通常、プライバシーが守られた診察室で行われ、手術や術後のケア方法について医師が説明します。

カウンセリングに参加する際には、手術内容や期待される結果について理解を深めるために、医師に質問をすることが大切です。

質問したほうがいい内容は以下のとおりです。

  • どのような種類の手術が提案されているのか、またその理由は明確か
  • リスクや安全性について
  • 手術にはどのくらいの時間がかかり、どのような回復期間がかかるか
  • 成功する確率はどのくらいか

また、クリニックの料金や支払い方法について理解することも重要です。手術を受ける前に、支払いプラン、保険適用、その他のオプションについて必ず確認してください。

もう一つ重要なのは、クリニックや手術を行う医師の経験です。医師の資格(専門医、経験、トレーニング、認定など)を確認することが重要です。

クリニックのサービスや評判をよりよく理解するために、クリニックをリサーチしておくとよいでしょう。

また、クリニックが提供するアフターケアサービスについて調べることも重要です。ほとんどのクリニックでは、術後の経過を確認し、手術後の適切なケア方法についてアドバイスするために、フォローアップの予約を取ることができます。

またアフターケアサービスに関連する追加費用があるのかを確認することが重要です。

人中短縮で後悔しないためにするべきこと

人中短縮手術 手術

今回は、人中短縮手術で後悔しないためにやるべきことについてまとめました。

後悔しないためにやるべきことは以下の通りです。

・信頼できる医師を選び、相談と説明を徹底する。

・現実的な期待を持ち、手術リスクを理解する。

・アフターケア指示に従い、冷静な判断を心掛ける。

・自分自身の満足度を重視し、他人の意見に左右されない。

以上のことを踏まえた上でカウンセリングを行い、後悔のない手術を行いましょう。

人中短縮手術はこちらの記事でも解説しています。興味のある人は読んでみてくださいね。

宮古はな

総合病院に7年、訪問看護に3年従事した看護師。 現在はライターとして活動中。 「キレイになりたい!」ための情報を発信しています♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

-本日のおすすめ美容クリニック-



確かな実績と歴史がある共立美容外科は、大手美容クリニックの中でも、常にトップを走り続ける美容クリニックです。
美容整形に関する不安や心配があるという方こそ、「安心感と安定感」のまずは共立美容外科がおすすめです!

項目評価
総合評価★★★★★
メニューの数★★★★★
料金★★★★☆
親切丁寧★★★★★

この記事を書いた人

総合病院に7年、訪問看護に3年従事した看護師。
現在はライターとして活動中。
「キレイになりたい!」ための情報を発信しています♪

この記事の監修者

オオクボタカユキ
びよう研究所所長
薬剤師・博士(薬学)
メーカーにて医薬品の適正使用に関する業務に従事した後、総合病院にて臨床薬物治療に携わる。大学院博士課程にて多数の研究論文を執筆し博士号を取得。現在は人の幸福感を上げるための美容医療の研究を行っている。
目次