脂肪吸引をすると、どのような傷がどのくらいの期間残るのか、綺麗に治るのか心配になりますよね。
今回の記事では、部位別の傷跡とダウンタイム期間、痛みや内出血を早く治す方法を紹介していきます。
この記事を読んで、脂肪吸引の傷跡に対する不安を解消してください。
《この記事はこんな人にオススメ》
・脂肪吸引の傷跡が目立つのか知りたい
・ダウンタイム期間と症状を知りたい
・ダウンタイムを短くする方法を知りたい
【脂肪吸引の傷跡】部位別に実例写真つきで紹介
まずは、施術部位別の傷跡を紹介していきます。
- 顔
- 二の腕
- お腹
- 太もも
今回の傷跡はベイザー脂肪吸引の場合となります。
顔
顔をスッキリ見せたい、小顔にしたいときに頬やフェイスラインの脂肪吸引をおこないます。
また、年齢とともにたるみが出てきますが、その場合にも脂肪吸引で肌を引き締めることができます。目立ちにくい耳の裏や、顎の裏から施術するクリニックが多いです。かなり小さな傷のため、あまり目立つことはありません。
術後1週間
二の腕
揺れる二の腕やがっちりとした二の腕がコンプレックスである場合に脂肪吸引をおこないます。
華奢な二の腕を手に入れることがでます。肘の関節部分に傷跡ができますが、施術が上手い医師の場合には肘のしわと見間違うほど違和感がありません。
術後3ヶ月
お腹
痩せづらく、キュッとしたくびれを手に入れたい、産後の下腹が引っ込まない、そんな悩みを持つ方が施術を受ける部位になります。
施術の際は、おへその中や鼠径部と呼ばれる足のつけ根からおこないます。下の写真のように傷跡はほとんど目立ちません。
また、おへその両側から脂肪吸引をおこなう場合もありますが、その場合傷跡が目立ちやすくなってしまいます。
術後6カ月
太もも
すらっとしたモデルのような足にあこがれる方は多いのではないでしょうか。太ももの隙間や張り出した太ももに悩んでいる方が施術を受けることがあります。
足のつけ根の鼠径部やお尻と太ももの境目のラインに傷跡ができます。お尻や太ももの真ん中から施術をすると傷跡が目立つことがあります。
術後6カ月
【脂肪吸引のダウンタイム期間と症状】部位別に実例写真つきで紹介
脂肪吸引の傷跡のほとんどは目立たないことが分かったと思います。
しかし、施術後のダウンタイム期間中は、腫れや内出血・痛みを伴うことがほとんどです。
ここからは部位別のダウンタイム期間と症状を実例写真つきで紹介していきます。
ダウンタイム期間を把握しておくと、何日程度仕事を休む必要があるのか知ることができます。
顔
ダウンタイム期間は約1週間となります。腫れや内出血がみられることがあります。中には施術部分が突っ張るという症状がでる場合もあります。
DT10日目
— とっとこちゃん (@onikugasuki5) May 22, 2022
・感覚は戻った
・顎下と頬は軽く触れただけで痛い
・顎がボコついてきた pic.twitter.com/CwKa9oOF3M
二の腕
3週間~1カ月程度のダウンタイムが必要です。腫れ・内出血のほか、筋肉痛のような痛みをともないます。また、圧迫固定により指先などがむくむ場合があります。
DT 2日目
— 整形ひよっこ組🐣 (@bubo03) December 22, 2020
右腕のあざが濃くなってきた。むくみが肘下までおりてきてて、まだパンッパンって感じ〜
痛みもツッパリ感も慣れてきて、見た目はグロいけど、動かすには全然問題ない😇#脂肪吸引 #ダウンタイム #二の腕 #レポ pic.twitter.com/VkO9wWxDaf
お腹
1週間~2週間のダウンタイム期間となります。内出血や筋肉痛のような痛みのほか、施術部位がデコボコすることがあります。
もっとも痛みが辛いのは、施術後3日間となりますが、時間とともに痛みは落ち着いてきます。
DT 2日目
— 整形ひよっこ組🐣 (@bubo03) December 22, 2020
右腕のあざが濃くなってきた。むくみが肘下までおりてきてて、まだパンッパンって感じ〜
痛みもツッパリ感も慣れてきて、見た目はグロいけど、動かすには全然問題ない😇#脂肪吸引 #ダウンタイム #二の腕 #レポ pic.twitter.com/VkO9wWxDaf
太もも
1週間程のダウンタイムが必要です。太ももは比較的ダウンタイム期間が短いですが、痛みが強く現れる施術部位です。
約10日でここまで綺麗になる👏最初見た時は消えるか不安だった🥲人間の治癒力凄すぎる🥰!#脂肪吸引#ダウンタイム pic.twitter.com/ox8tsutcj4
— 🍋可愛くなりたい。 (@rarara_seikei) September 5, 2022
【施術後の注意点】ダウンタイムの症状を軽くする方法
ダウンタイムの症状は、できるだけ軽くしたいですよね。
ここでは、ダウンタイム中のつらい痛みを軽減する方法、内出血を少しでも早く治す・悪化しない方法を紹介します。
痛みを軽減する方法
- 痛み止めを内服する
- しっかりとアイシングする
- マッサージ
痛み止めを服用する
施術後に、痛み止めを処方してくれるクリニックがあります。
術後3日間は痛みが強く感じられることも多く、我慢せずに痛み止めを服用してください。
しっかりとアイシングする
施術部位に熱感があり痛みが強いときには、しっかりとアイシングをおこないます。
保冷剤をタオルやガーゼで包み、15分~20分程度の時間を目安に冷やすようにしましょう。冷やすことで血管が収縮し、痛みを和らげることができます。
ただし、低温火傷を防ぐ為にも、長時間のアイシングは避けるよう注意してください。
マッサージする
脂肪吸引をおこなうと、吸引した箇所が空洞となります。その空洞を埋めようと、体内の組織同士がくっつこうとします。
そうすると、皮膚がひっぱられてしまい、硬くなっていきます。この現象を拘縮と呼び、拘縮がおきると痛みへと繋がってしまいます。
そのため、施術後の痛みが落ちついてきたら、硬くならないようにマッサージをする必要があります。
内出血を早く治す方法
- 施術部位を心臓より高くする
- 入浴は控える
- 飲酒・喫煙はNG
施術部位を心臓より高くする
傷が治りきらない間に、施術部分に血液が集まると、内出血の範囲が広がります。
心臓に向かって血液が流れていくので、施術部位を心臓より高くすることで内出血の広がりを防ぐことができます。
入浴は控える
血流がよくなるので、内出血を早く治したい場合には入浴はさけてください。
どうしても湯船につかりたいときには短時間にするとよいでしょう。
飲酒・喫煙はNG
アルコールは血流が良くなるので、術後2日~3日はひかえるのがベストです。
また、たばこにはニコチンという成分が含まれています。この成分は、血管を収縮させます。喫煙している人は、非喫煙者に比べ、血液中の酸素が少ないと言われています。
血液や酸素は、傷を治す役割を果たすので、うまく循環しなければ傷や内出血の治りが遅くなってしまいます。
血液・酸素をうまく循環させるためにも術後の喫煙は控えましょう。
【まとめ】脂肪吸引の傷跡を残さないためにはクリニック選びが重要
今回は脂肪吸引の傷跡とダウンタイム期間、痛みや内出血の対処法を紹介しました。
腕の良い医師が在籍しているクリニックを選ぶことで、傷跡を小さく目立たないようにすることが可能です。クリニックでのカウンセリングをきちんと受けて、自分にあったクリニックを選ぶようにしてください。