みなさんは、毛穴とは何かわかりますか?
よく
「毛穴悩みが…」「毛穴をなくしたい」
といった、毛穴に関する悩みを聞きますよね。
毛穴は全身どこにでもあり、誰しもにある器官です。
しかし、人によっては毛穴が目立ち、容姿が気になってしまうことも…。
本記事では、毛穴とはそもそも何か、毛穴悩みの種類と原因、毛穴を目立たせる悪習慣についてお話しします。
毛穴とは
肌の表面にある毛の出口が「毛穴」です。
毛穴には、毛を生やしたり皮脂を出したりして肌を守る役割があります。
「皮脂は悪者」と思う方もいますが、決してそうではありません。
皮脂によって作られる膜により、肌の潤いが守られたり細菌の増殖を防いだりしてくれるのです。
また、毛穴には体温調節の役割もあります。
「立毛筋」と呼ばれる、自分の意思では動かせない「平滑筋」があります。
その立毛筋が毛穴を収縮させ、体温を逃がさないようにします。
毛穴は、健やかな肌の維持や体温調節に欠かせません。
毛穴悩みの種類と原因
大切な役割を果たす毛穴は、ときに容姿に関わる悩みを引き起こすこともあります。
黒ずみ毛穴・メラニン毛穴
毛穴が黒ずむ主な原因は、”皮脂の過剰分泌”と”毛穴周りの色素沈着”そして”産毛”です。
男性は男性ホルモンの影響で常に皮脂が出やすく、女性の場合は思春期に皮脂が多く出やすくなります。
毛穴に詰まった皮脂が空気中の酸素によって酸化し、黒くなって目立つのが黒ずみ毛穴です。
メラニン毛穴が起こるのは、頻繁に強い刺激を与え続けることが原因です。
肌は刺激を受けるとメラニンを作るため、シミ対策しないでいると毛穴周りで色素沈着を起こすことがあります。
上記の原因に該当しない黒ずみに「産毛」があります。
顔に生えた細かい産毛が毛穴の黒ずみのように見えている状態です。
改善するには、脱毛しかありません。
開き毛穴
開き毛穴の主な原因は、”過剰な皮脂の分泌”や”肌の乾燥”です。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に角栓ができます。
その角栓が放置されて大きくなると、毛穴が押し広げられ、開き毛穴となるのです。
反対に、肌の乾燥が原因になることもあります。
肌は、乾燥すると潤いを与えるために皮脂の分泌が活発化します。
その結果、毛穴が詰まって開き毛穴になります。
たるみ毛穴
たるみ毛穴は、皮膚のたるみにより毛穴が楕円形に広がって目立っている状態です。
皮膚のたるみは、肌にハリをもたらすタンパク質が減少することで起こります。
ハリを保つタンパク質には「コラーゲン」や「エラスチン」が挙げられます。
毛穴悩みを悪化させる習慣
毛穴悩みを悪化させる習慣には
- 保湿ケアをしない
- 睡眠不足ぎみ
- 脂質の摂りすぎ
- メイクを落とさない
- ゴシゴシ洗う
といったことが挙げられます。
「乾燥」「ホルモンバランスの乱れ」「脂質の摂りすぎ」は、皮脂の分泌を活発化させます。
保湿ケアや生活習慣を見直し、皮脂の分泌量をコントロールしましょう!
また、角栓を無理やり押し出したり、クレンジング時や洗顔時に強く擦りつけたりするのもいけません。
肌にダメージを与え色素沈着を促し、メラニン毛穴を作る可能性を高めます。
角栓はオイルクレンジングや酵素で長期的にケアし、洗うときは優しく撫でるようにがポイントです!
メイクを落とさず寝る習慣がある方も要注意!
メイク汚れは毛穴に詰まりやすく、角栓を作りやすくします。
一度角栓ができ黒ずむと、長期的なケアが必要です。
オイルクレンジングの長期的ケア、毛穴を引き締めることを意識しましょう!
まとめ
今回は、毛穴とはなにか、毛穴悩みの種類・原因・悪化させる習慣について解説しました。
毛穴悩みの種類と原因を以下にまとめます。
- 黒ずみ毛穴:詰まった皮脂の酸化、産毛
- メラニン毛穴:毛穴周りの色素沈着
- 開き毛穴:角栓の成長による毛穴の広がり、乾燥による皮脂のつまり
- たるみ毛穴:ハリの減少
毛穴悩みは、日々の過ごし方が原因であることが多いです。
今回の記事を見て
「悪い習慣に当てはまってた!」
という方は、ぜひ過ごし方を意識してみてくださいね。
毛穴以外の肌悩みもある方は、こちらの記事もおすすめです。
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