美容医療の中でも手軽なイメージのあるヒアルロン酸注入。注射器ひとつの施術のため、所用時間も10分程度、ダウンタイムが少ないのもイメージ通りですよね。
ヒアルロン酸注入によって、唇をボリュームアップさせセクシーなイメージを持たせたり、唇の縦シワを伸ばすことで若々しいイメージを持たせたりすることができます。
ヒアルロン酸は、注入後一定期間経過すると体内に吸収されるため、しばらくすると効果が薄れてしまいます。初回の施術は特に体内に流れやすく、ある程度施術を繰り返すことで効果が持続すると言われています。そのため、効果が薄れてきたと感じた場合は、再施術を検討される方も多くいらっしゃいます。
しかし、ヒアルロン酸の入れすぎは、仕上がりの形や依存性、副作用などのリスクを高める可能性があります。
今回は、ヒアルロン酸の入れすぎによって高まるリスク、デメリットをご紹介します。
是非2回目以降の施術を検討されている方は参考にしてみてください。
ヒアルロン酸を入れすぎるとどうなる?
ヒアルロン酸は、注入後一定期間経過すると体内に吸収されるため、過剰注入しても体に影響が出るわけではありません。
しかし、過剰注入によるリスクが0という訳でもありません。
ここでは、ヒアルロン酸の過剰注入によるリスクについて解説します。
仕上がりが理想の形から離れてしまう
ヒアルロン酸を入れすぎてしまうと、イメージしていた理想の仕上がりから離れてしまうことがあります。唇の厚みに違和感が出てきてしまい、いわゆる「ヒアル口」と呼ばれる、不自然な見た目の唇になってしまうのです。
ヒアルロン酸だけでなく美容施術はほとんどがそうですが、自然な仕上がりには「適量」がポイントです。カウンセリングでは、悩みを解消でき、かつ自然に仕上がる適切なヒアルロン酸の量を希望しましょう。
施術に依存してしまうことも
ヒアルロン酸を入れる回数が増えてくると、最初は効果が感じられていたとしても、回数を重ねるごとに効果を感じにくくなってしまうことがあります。これは、自分の顔に見慣れてしまい、理想の唇の形がわからなくなってしまうことが原因のひとつです。理想を追い求めてしまった結果、施術に依存してしまうケースです。
まだ効果が残っているうちに追加で注入する際はどうしても1回の注入量が少なくなり、もちろんその分効果も薄れてしまいます。そのため、短期間で施術を繰り返したり、希望の注入量が増えたり、結果的にヒアルロン酸を入れすぎてしまう状況に陥ります。
ヒアルロン酸注入は、量が多ければ多いほど効果が持続するものではありません。自分の理想の唇の状態を保つための施術であると理解しておきましょう。
副作用のリスク
ヒアルロン酸はもともと人間の体に存在する成分のため、他の美容医療の施術に比べると副作用が起こる可能性は低いと言われています。
しかし、これも適量を守らずに必要以上にヒアルロン酸を入れすぎてしまうと、しこり等の副作用のリスクが高まってしまいます。
もちろんそうならないようにドクターが施術前に口元の状態を確認し、希望の仕上がりに合わせて適量を提案してくれますが、患者から注入量を増やしてほしいなど希望してしまうとこのリスクが高まってしまいます。必ずドクターの提案量を参考にし、副作用が生じないようにリスクを回避しましょう。
施術を繰り返すこと自体は問題ない
上記のようなリスクもありますが、ヒアルロン酸注入を繰り返すこと自体は問題ありません。
ヒアルロン酸の持続効果は半年から1年ほどで、時間をかけて徐々に体内に吸収されていきます。効果がなくなってしまう前に適量の注入を繰り返すことで、逆に施術を繰り返すことで理想の唇の状態に保つことができるのです。
ヒアルロン酸注入に依存してしまうと、この「適量」になかなか自分では気付くことができません。仕上がりが不自然になったり、しこりのようになったりと本末転倒にならないように、どれくらいの頻度で、どれほどの量を注入するのがいいのかを必ずドクターに相談してから決めましょう。
ヒアルロン酸を入れすぎてしまったら?
ヒアルロン酸の入れすぎで、自分の理想の形からは遠く離れてしまった後でも、改善する方法があります。
「ヒアルロニダーゼ」という薬剤を唇に注入することで、ヒアルロン酸を溶かすことができ、見た目を修正することができます。ヒアルロン酸には豊富な種類がありますが、ヒアルロニダーゼはメーカーや種類を問わず効果があり、持続効果が長いヒアルロン酸の種類にも効果があると言われています。
改めてヒアルロン酸を注入したい場合は、再施術まで3週間から1ヶ月ほどの休息期間が必要です。もちろん追加で予算がかかってしまうので、そうならないように上記の点に注意しましょう。
大阪駅で唇のヒアルロン酸注入におすすめのクリニック
上記の通り、ヒアルロン酸注入は適量を守ることでリスクを回避することができます。患者自身ではこの「適量」がわからなくなってしまうケースが多いため、クリニック・ドクター選びが最も重要になってきます。大阪駅周辺でヒアルロン酸注入におすすめのクリニックをご紹介します。
共立美容外科 大阪本院・梅田本院
共立美容外科は、オンライン診療対応のクリニックです。人気のクリニックだと特に、なかなかカウンセリング予約ができなかったり、クリニックまで遠方だと予定を合わせるのが大変だったりしますよね。
オンライン診療にて、自宅でドクターの診察を受けることができます。クリニック選びが重要な美容医療で、オンライン診療ができるクリニックを候補に入れていただくのはおすすめです。
もちろん、適量を守り、入れすぎないことが重要ですが、他のクリニックでヒアルロン酸を入れすぎてしまったとしても、ヒアルロニダーゼの対応を受け入れてくれます。
共立美容外科では、毎月お得なプランが発表されます。そのため、検討している施術がプランの対象になっていないか、是非チェックしてください。
水の森美容外科 大阪院
水の森美容外科は固定のプランとは別に量り売りプランがあるため、ドクターと相談した結果の必要量で注入をお願いできるため安心です。
値段も使用するヒアルロン酸の量に応じてになるため、施術を繰り返す場合も予算面も相談しながら決めることができます。
水の森美容外科の麻酔は、麻酔クリームではなく神経ブロックという方法で麻酔を行っています。麻酔クリームよりもしっかりと痛みを取り除くことができます。
個人差はありますがヒアルロン酸は痛みがあるケースも多くあるため、痛みが心配な方も施術を受けやすいクリニックです。
適量を守り、理想の唇をゲットしましょう
今回は、唇のヒアルロン酸の入れすぎによるリスク・デメリットについてご紹介しました。
症例経験の多いドクターと相談した上で、理想の唇の形を実現できる注入量を守り、魅力的な唇をゲットしましょう。自分で判断しないよう、ドクターと何でも相談できる関係性を築くことも重要です。
口元でお悩みの方は、その他デメリット、リスクをしっかりと理解した上で、実際にカウンセリングを受け施術を検討してみてください。