【溶けない糸リフトのメリット・デメリット】クリニック選びのポイントも解説

みなさんは「溶けない糸リフト」を聞いたことはありますか?

現在、糸リフトの施術では溶ける糸リフトが主流です。
そのため、溶けない糸リフトのデメリットを知りたいと思っても、なかなか検索でヒットしません。

しかし、綺麗になるための妥協はしたくないもの。
糸リフトの施術を受けるにあたって、それぞれの施術のデメリットはしっかり知っておきたいですよね。

そこで今回は、なぜ溶ける糸リフトが今主流となっているのか、溶けない糸リフトのデメリットを説明していきたいと思います。

目次

溶けない糸リフトとは

溶ける糸とは違い、不溶性の素材を使用したリフトのことになります。
文字通り溶けにくいのが特徴です。

今の美容整形では、安全面を考慮して溶ける糸リフトが主流です。

しかし、なりたいイメージや悩みによっては溶けない糸リフトを選択することもできます。

溶けない糸リフトの特徴(メリット)

1番の特徴は、高い効果と持続性です。

溶けない糸リフトは引き上げ効果が高く、リフトアップが長く続きます。
溶ける糸の効果が1~2年ほどに対し、溶けない糸は3~5年ほど続きます。

また、体内に残るため、たるんだ皮膚を支えてくれるのも特徴です。

溶けない糸リフトのメリット
・引き上げ効果が高い
・高い持続力(3〜5年が目安)
・たるんだ皮膚を支えてくれる

参考:第5回 溶ける?溶けない?糸リフトの種類について|糸リフト|銀座長澤クリニック (ginzanagasawa.jp)

溶けない糸リフトのデメリット

高い効果と持続性が期待できる溶けない糸リフトですが、デメリットもあります。
溶ける糸リフトと共通するデメリットもありますが、中には溶けない糸リフト特有の重篤な症状に繋がる可能性を秘めたものもあります。

デメリットには、以下の5つが挙げられます。

  1. ダウンタイム
  2. 違和感
  3. 体内に残る
  4. 感染症
  5. 切開リフトより効果が薄い

それぞれくわしく説明していきます。

ダウンタイム

痛み腫れ内出血など、溶ける糸リフトでも見られるダウンタイムが現れます。

また、挿入する際、こめかみから入れるため傷ができます。
小さいので外見ではわかりにくく、痛みもそこまで強くないです。チクチク、ピリピリといった痛みを感じます。

腫れ・内出血もパンパンに腫れたりしません。「ちょっと腫れたかな」という程度なので、マスクなどで対処できます。
ダウンタイムは2~3週間ほどで自然に解消するので、激しい運動や長風呂は控えて安静にしてください。

違和感

こちらもよく見られるデメリットになります。
溶けない糸リフトと共通する症状です。

糸を入れた直後はまだ顔が慣れていないため、引きつりや口を開けにくい違和感を感じます。

1ヶ月ほどで徐々に慣れていきます。それまでは大きく口を開けないよう気をつけてください。

体内に残る

こちらは溶けない糸リフトのメリットでもあり、デメリットでもあります。

ドクターが引っ張りすぎると、見た目が引きつったような印象になります。
また、皮膚が薄いと糸がうっすら見えてくるケースもあります。

このような場合、修正が難しくなり、糸を1回取り出す必要があります。

溶けない糸を取り出す場合は手術になるため、跡が残ってしまうケースがあります。

感染症

最悪の場合、感染症を引き起こす可能性があります。
もし感染症に罹ると糸を取り出さなければなりません。

主な症状は、挿入箇所の赤みや熱感、異常な痛みなどがあげられます。
このような場合は抜糸が必要となります。抜糸したあとはクリニックから抗生物質が処方されます。きちんと用量用法を守れば徐々に治りますので、安心してください。

しかし、1番のデメリットは抜糸のために肌を切開することです。切開後はしばらく傷跡が残ってしまいます。

切開リフトより効果が薄い

皮膚を切開する切開リフトより効果や持続が短いのもデメリットです。
切開リフトより効果や持続性が劣ってしまいます。

特にたるみの強い人には溶けない糸リフトでも効果を感じにくい可能性があります。

3~5年ほど持続する溶けない糸に比べ、切開リフトは半永久的に効果が続きます。

糸が体内に残ると言っても、リフトアップの力は徐々に薄くなってきます
効果を継続させるために定期的に挿入しなければならないのがデメリットです。

参考
糸リフトのデメリットとメリットは?|プライベートスキンクリニック (private-skin.clinic)
【初心者向け】糸リフト(スレッドリフト)の効果とは?デメリット・ダウンタイムも紹介 – 表参道メディカルクリニック (om-clinic.com)

失敗しないためのクリニックの選び方

溶けない糸リフトのデメリットを説明してきました。

ここからは糸リフトで失敗しないために重要なクリニックの選び方を説明します。

  • 経験が豊富なクリニックを選ぶ
  • カウンセリング・アフターケアなどが充実しているクリニックを選ぶ

上記2つを意識してクリニックを選ぶと、失敗する確率が減ります。

経験が豊富かなクリニックを選ぶ

糸リフトの失敗は、ドクターの技術不足が原因で起こりやすいです。

各クリニックの公式サイトでは、ドクターの経歴が確認できるようになっています。
ドクターが糸リフトの施術を多く行っていると、失敗する確率は下がります。

クリニックの公式サイトでは症例写真も見られるので、クリニック選びの参考にすると良いでしょう。

カウンセリング・アフターケアなどが充実しているクリニックを選ぶ

カウンセリングやアフターケアが充実しているクリニックでは、失敗が少なくなります。

失敗する要因として、ドクターの技術不足のほかに、ドクターと患者の認識のズレが挙げられます。
そのため、クリニックを選ぶ際は、カウンセリングをしっかり行うクリニックを選ぶと良いでしょう。

アフターケアが充実しているクリニックだとなお良しです。
万が一失敗しても、適切に処理してくれるので安心です。

参考:糸リフトの直後のダウンタイムや失敗例や経過、注意点を医師が解説共立美容外科【公式コラム】|美容整形、美容医療専門クリニック (kyoritsu-biyo.com)

【おわりに】溶けない糸リフトを受ける際は慎重に

いかがでしたか。
溶けない糸リフトのデメリットが分かり、なぜ今溶ける糸リフトが主流となっているのかご理解いただけたかと思います。

しかし、たるみが強い場合や希望するイメージによっては、溶けない糸リフトを選択する場合もあるかと思います。
溶けない糸リフトには様々なデメリットがあることを理解した上で、今回ご紹介した失敗しないためのクリニック選びをしてください。

この記事が参考になれば嬉しいです。

Marin

元OLの美容ライターMarinです。美容やオシャレが大好き!皆様のキレイに役立つ美容情報をお届けします♪

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この記事を書いた人

元OLの美容ライターMarinです。美容やオシャレが大好き!皆様のキレイに役立つ美容情報をお届けします♪

この記事の監修者

オオクボタカユキ
びよう研究所所長
薬剤師・博士(薬学)
メーカーにて医薬品の適正使用に関する業務に従事した後、総合病院にて臨床薬物治療に携わる。大学院博士課程にて多数の研究論文を執筆し博士号を取得。現在は人の幸福感を上げるための美容医療の研究を行っている。
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