みなさんはスマイルリップを知っていますか?
スマイルリップとは簡単に言うと、唇のボリュームと形を整える美容整形のことです。
唇のボリュームだけでなく口元の形も変えられるので、近年人気の施術となっています。
人気の施術ですが、どんなリスクがあるのかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、スマイルリップで起こりうる失敗と、その回避方法を解説していきます。
スマイルリップとは
スマイルリップとは、唇のボリュームを変えるだけではなく、なりたい形に整えることのできる新しい美容施術です。
これまでの唇整形と言えば、薄い唇をぷっくりとした厚みのある唇にしたり、逆に薄くしたりと「唇のボリュームを変える」ことが主流でした。しかし、「スマイルリップ」では口角を上げたり、若々しく立体的な唇にしたりすることもできます。
2種類の施術方法
スマイルリップの施術方法は主に2種類あります。
- 口元にヒアルロン酸とボトックスを注入する注入法
- 口元の皮膚を切除する切開法
それぞれくわしく説明します。
注入法(ヒアルロン酸+ボトックス)
ヒアルロン酸を唇に、ボトックスを口角に注入する方法です。
ぷるぷるした愛らしい口元になるので近年人気の高い施術となっています。
切開法
口角付近の皮膚を切開し、口角を持ち上げる方法です。
注入法よりも効果が長く続くのが特徴です。
スマイルリップが向いている人
唇が薄い人、口角が下がっている人におすすめです。
不機嫌そうに見られることが多く、それをコンプレックスに感じている人にも向いています。
スマイルリップは、口角を自然な形で上げることができるので、上品に微笑んでいるように見えます。
また、唇の印象が薄い人にも人気の施術です。
スマイルリップのメリット
スマイルリップの主なメリットは2つあります。
- ボリュームアップ
- 口角があがる
それぞれくわしく説明していきます。
ボリュームアップ
唇のボリュームアップが期待できます。
薄い印象の唇がボリュームのある魅力的な唇になるのがメリットです。
口角があがる
スマイルリップはキュッと口角をあげる施術です。
口角をあげることで自然と愛らしい口元になります。
さらに、笑った時の口角もあがりやすくなります。
ボトックスで筋肉を緩めているので、口元が動かしやすく、より口角が上がります。
口角が上がることで、笑顔も魅力的に見えるのはスマイルリップの大きなメリットです。
スマイルリップで起こりうる失敗
スマイルリップは、一見すると失敗がほぼないような施術です。
しかし、少ないとは言え実際は失敗するケースもあります。
主な失敗例としては3つ挙げられます。
- 傷跡
- 左右非対称
- 不自然
それぞれくわしく説明します。
失敗例①傷跡がなかなか消えない
切開法に限らず、ヒアルロン酸注入でもしばしば見られる失敗です。
口角にできた傷跡が、目立って残ることで失敗と判定されます。
通常は、施術の傷跡は徐々に時間をかけて薄くなります。
しかし、傷跡が残ったままになったり薄くなるまでに時間がかかってしまうケースがあります。
失敗例②唇が左右非対称になる
本来は左右対称となるように丁寧にデザイン・施術を行っていきます。
しかし、筋肉の動かし方などによって左右差がでてしまう場合があります。
仕上がりのイメージがしっかり共有できていなかったり、技量の少ないドクターが担当することで起こりやすいです。
失敗例③口角が上がりすぎて不自然に見える
大幅に口角をあげすぎて、不自然な口元になってしまうこともあります。
ヒアルロン酸を大量に注入したり、仕上がりのイメージをしっかり共有できていないことで起こる失敗例です。
デザインの段階で手を抜くことでも起こり得ます。
「焦って施術をして失敗した…」ということにならないよう、施術前のカウンセリングもしっかり受けましょう。
スマイルリップの失敗を防ぐ3つの方法
スマイルリップで失敗しないために気をつけることを解説していきます。
デメリットを理解する
「ダウンタイムが短いからヒアルロン酸」「効果が半永久的だから切開法にしよう」と安易に施術法を選ぶと失敗する可能性があります。
それぞれの施術のメリット・デメリットを理解することで、失敗する確率を減らせます。
さらに、事前に知識を増やしていれば、万が一失敗したとしても、焦らず落ち着いて対処できます。
アフターケアや保証が整っているクリニックを選ぶ
万が一失敗したときのためにアフターケアや保証が整っているクリニックを選ぶと良いでしょう。
保証があることで失敗しても再施術してくれたり、元に戻してくれます。
さらにアフターケアがあると施術後に鎮痛剤を処方したり、ケアの方法も指導してくれます。
カウンセリングが丁寧なクリニックで施術を受ける
患者さんに寄り添ったカウンセリングを行うクリニックだと失敗しにくいです。
良いクリニックはドクターが細かく悩みや希望をヒアリングします。
そして、その内容を基に施術を提案していきます。
カウンセリングが適当だと患者さんに合っていないデザインや施術になります。そうなると仕上がりがイメージと違う形になって、失敗したと感じてしまいます。
カウンセリング時間は、30分~1時間のクリニックが多いです。
【おわりに】スマイルリップで理想の唇を手に入れよう
今回は、スマイルリップの主な失敗例と失敗を回避する方法についてご紹介しました。
スマイルリップは、唇のボリュームだけでなく、形を整えることができる人気の施術です。
唇の形にコンプレックスがある方は、スマイルリップを受けることで、その悩みから解放され、自信をつけることができるかと思います。
しかし、形を大幅に変えてしまうのは危険です。
不自然な唇になって後々後悔する可能性があるからです。
失敗するリスクを最小限に抑えるためにも、焦らず事前のリサーチやクリニック選びに時間をかけることをオススメします。
また、クリニックではカウンセリングをしっかり行い、仕上がりのイメージをドクターと共有しながらデザインをしてもらいましょう。保証やケアも確認しておくと、万が一失敗した際も焦らず対応ができるかと思います。
この記事が参考になれば嬉しいです。