ハイフは小顔効果があると期待される治療法ですが、中には小顔効果がないと感じる方もいらっしゃいます。
小顔効果を感じる方と効果がないと感じる方には違いがあるのでしょうか?
今回の記事では、ハイフによる小顔効果についての仕組みや、小顔効果がないと感じる方の特徴、治療のリスクや副作用などを詳しく解説します。
治療を検討されている方はもちろん、ハイフについて興味を持っている方にも、役立つ情報が満載です。
ハイフが小顔効果ないと言われる理由
皆さんが最も気になる小顔効果についてですが、ハイフによる小顔効果には個人差があります。
ハイフが小顔効果がないと言われる理由には、ハイフの仕組みと骨格や筋肉が関係しているのです。
ここでは、ハイフの仕組みとハイフが小顔効果ないと言われる理由を紹介します。
ハイフの仕組み
ハイフは、高周波超音波を用いて肌の奥深くに熱を加え、コラーゲンの再生を促進し肌の引き締めや小じわ・たるみの改善を図る施術です。
ハイフの治療に用いられる高周波超音波は、治療部位の奥深くに届くように調整されています。超音波が治療部位に届くと、周囲の組織にはほとんど影響を与えず、奥深くに熱を加えられます。
熱を加えるとコラーゲン繊維を収縮させ、新しいコラーゲンの生成を促進するため、肌の引き締めや小じわ・たるみの改善が期待でるためハイフは人気の施術です。
また、ハイフによる熱の刺激は、肌の表面に直接影響を与えず、奥深くの組織のみを刺激するため、治療後には肌に傷跡や腫れが残りません。
ハイフの仕組みを見ると、肌を引き締める効果により小顔を生み出していることが分かります。
小顔効果がない理由
ハイフの小顔効果がないとされる理由は、骨格と筋肉が顔の大きさに影響していると考えられているからです。
顔が大きく見える場合、咬筋(こうきん)と呼ばれるエラの筋肉が発達している可能性があります。
また、骨格自体が大きい場合にもハイフを施術しても小顔効果がないとされています。
ハイフは、皮膚に高周波超音波による刺激を与えてたるみを改善する方法のため、筋肉や骨格が原因の場合は残念ながら小顔効果が期待できません。
ハイフで小顔効果を感じる方と効果を感じない方の特徴
ハイフによって小顔効果を感じる・感じない方にはそれぞれいくつかの特徴があります。
個人差はありますが、特徴を知っておくとハイフの施術をするか、別の方法を選択するかの基準にもなるため参考にしてみてはいかがでしょうか。
ハイフの小顔効果を感じる方
- 脂肪が少ない
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ハイフは、高周波のエネルギーを集中的に照射して、顔の奥深くにある脂肪細胞を減少させます。そのため、顔にある脂肪が少ない人は、施術後に小顔効果を感じやすい傾向があります。
- 弾力性がある
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ハイフは、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、肌のハリや弾力を高める効果が期待できます。肌のハリや弾力がある人は、ハイフ施術後に小顔効果を感じやすい傾向があります。
- 顔にある骨格が小さく細い
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ハイフは骨格に対して直接的な効果はなく、肌に働きかけるため、骨格が小さく細い人は、施術後に小顔効果を感じやすい傾向があります。ただし、骨格の形状や位置によっては、小顔効果を感じにくい場合もあるでしょう。
ハイフの小顔効果を感じない方
- 顔の骨格が大きい
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ハイフ治療は、超音波を用いて奥深くの筋肉や組織に刺激を与え、コラーゲンの再生を促し、小顔効果が得られます。しかし、顔の骨格が大きい場合は、骨格自体が原因で顔が大きく見えるため、治療によって小顔効果を得るのは困難な可能性があります。
- アゴが前に突き出ている
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アゴが前に突き出ている場合も、骨格自体が原因で顔が大きく見えるため、ハイフ治療による小顔効果を得るのは難しくなります。
- 脂肪が多い
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ハイフ治療は、コラーゲンの再生を促すことで、肌の引き締めや小顔効果を得られます。しかし、脂肪が多い場合は、脂肪層の厚さが影響して効果が得にくい場合があります。
ハイフ以外で小顔になる方法
ハイフの小顔効果を感じない方に当てはまった場合はハイフ以外の方法を試してみてはいかかでしょうか。
ハイフ以外で小顔効果を得られる方法は以下になります。
ボトックス(ボツリヌストキシン)注射
ボトックス注射とは、一般名称ではボツリヌストキシンと呼ばれます。
ボトックス(ボツリヌストキシン)は筋肉を麻痺させる作用を持っており、注射した部分の筋肉の働きが抑制されます。
特に、エラが張って顔が大きく見えている場合には、ボトックス(ボツリヌストキシン)を注入すると筋肉の働きが弱まるため、エラの張りが軽減し顔が小さく見える効果が期待されます。
施術は15分程で終わり、持続効果は個人差もありますが4ヶ月~8ヶ月です。
矯正する
骨格が原因の場合は、矯正を行うと小顔になれる可能性があります。
顔だけの矯正ではなく、骨盤の矯正をするとむくみが取れて顔がスッキリと見える効果が期待できます。
また、むくみが取れるだけでなく頭痛や肩こりの軽減にも繋がるので、シワやアゴ下のもたつきなどが気にならず、小顔をメインに施術を考えている方におすすめです。
適度な運動やエクササイズを行う
適度な運動は、代謝を上げて、むくみや脂肪を燃焼させる効果があります。特に、顔の筋肉を鍛えるエクササイズを行うと、顔を引き締めて小顔効果が得られる可能性が高まります。
簡単にできる小顔エクササイズは以下になります。2分でできるので毎日継続して行ってみてはいかがでしょうか。
ストレスを減らす
ストレスは、身体に悪影響を与えます。自分が気付かない間に、歯ぎしりをしていたり、歯を食いしばっていたりすると、体に力が入り、筋肉も固まります。
また、血流も悪くなるためむくみの原因にもなってしまい、顔が大きく見える可能性があります。
ストレスを減らすには、適度な運動やマッサージ、美味しい物を食べるなどでストレスを発散しましょう。
ハイフ施術のリスクと副作用
ハイフの施術により小顔効果があるか・ないかを判断したうえで、ハイフの施術を受けたい方は、リスクや副作用を知っておくことが大切です。
ハイフの施術はメスを使用しないため、手軽に行え施術当日に帰宅できますが、施術にはリスクや副作用も存在しています。
ハイフの施術には、軽度の痛みや違和感を感じる場合がありますが、通常は治療後すぐに軽減されます。
また、超音波の熱で熱感や皮膚の赤みが生じます。熱感や赤みは一時的なもので施術後すぐに軽減されますが、違和感が続く場合には、担当医に相談しましょう。
まれに、腫れや痛みを感じる方もいらっしゃいますが、1週間程度で症状は落ち着いてきます。
ハイフの施術は、妊娠中や授乳中の人、肌に炎症を起こしている人、日焼けしている人は治療を受けられません。
肌の炎症や日焼けをしている場合にハイフ施術を行うと、さらに症状が悪化する恐れがあるため注意が必要です。
施術前には、必ず医師と相談し、自身に合った治療方法を選ぶようにしましょう。
【ハイフによる小顔効果がない方はボトックスや骨格矯正も検討してください】
ハイフは、超音波を用いた美容治療法で、顔や身体のたるみやしわの改善効果が期待できます。
特に、ハイフは小顔効果が期待されていますが、実際には小顔効果が期待できない場合もあります。
骨格やアゴの形状、筋肉の発達によっては、ハイフの効果が期待できない可能性が高いため、ハイフ以外の施術法も検討してみてはいかかでしょうか。
ボトックスや矯正、生活習慣の見直しにより小顔になる可能性もあるため、自分に合った方法で小顔をゲットしてください。