妊娠線とは、お腹の皮膚の急激な伸びに耐え切れず、皮膚が深く裂けてしまった状態。
妊娠線は、一回できると完全には消せないため、できないようにするための予防がとても大切です。
そこで今回は、「妊娠線を予防する最強の方法」について解説します。
記事の後半ではおすすめの妊娠線予防クリームを6つご紹介しています。
どのクリームを使えばいいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
妊娠線を予防するための4つのポイント
妊娠線を予防するポイントはいくつかあります。
- 急激な体重増加を防ぐ
- 保湿やマッサージ
- 適度な運動
- 妊娠線ができるタイミングに注意
一つずつ解説していきます。
急激な体重増加を防ぐ
妊娠中は7〜13kgほど体重が増えます。意識的に体重を増やすよう、産婦人科から指導されます。
目安は1週間で0.3~0.5kgほどの増加が理想です。
急激に体重を増やすと、お腹の皮膚の伸びが間に合わなくなります。
その結果、皮膚が裂けて妊娠線ができてしまうので注意が必要です。
保湿やマッサージ
クリームやオイルで保湿しながらマッサージすることで、妊娠線を予防できます。
皮膚が乾燥すると皮膚に柔軟性がなくなり、柔軟に皮膚が伸びなくなります。しっかりと保湿ケアをして皮膚を柔らかく保ち、皮膚を伸びやすくしておきましょう!
妊娠線用の保湿クリームやオイルは、ドラッグストアや通販サイト、西松屋などで購入可能です。肌に優しい成分をたっぷり配合しているものや無添加のクリームもあります。
適度な運動
体調が安定しているときは軽い運動をするのも、妊娠線の予防につながります。
適度な運動は血行を促し、新陳代謝を高める効果があるため、妊娠線の予防に役立ちます。また、急激な体重増加を防ぐによる妊娠線予防にも効果があります。
妊娠線ができるタイミングに注意
妊娠線予防の対策を行うタイミングも大切です。
妊娠線が最もできやすいのは、妊娠中期にあたる8か月頃だといわれています。
そのため、妊娠5〜6か月頃から対策をし、皮膚を柔らかく保っておくことが大切です。
妊娠線予防クリームの選び方
妊娠線予防のクリームを、どのような基準で選べばいいのかわからない方に向けて、クリームの選び方を紹介します。
妊娠線予防クリームにはたくさんの種類があるため、何を基準にして選べばいいのか迷ってしまう方もいると思います。
これから3つのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしながらこれからアイテム探しをしてみてください。
テクスチャーで選ぶ
保湿クリームは、さらっとした仕上がりのものからベタつきを感じるものまであります。
妊娠線のクリームには、オイル、クリーム、ローションタイプがあります。
さらっとした仕上がりが良い方はクリームまたはローションタイプ、しっかりと保湿したい方はオイルまたはクリームタイプがおすすめです。
なぜどちらの仕上がりにもクリームをあげたかというと、クリームタイプにはテクスチャーが軽いものから重ためのものまであるからです。
ですので、もしクリームタイプをお探しの際は、欲しいテクスチャーに合っているか確認してから購入しましょう。
保湿成分で選ぶ
保湿成分にはさまざまなものがありますので、主に使われている成分をご紹介します。
- ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド:人の体内にもある保湿成分。アレルギーや肌荒れを起こしにくい低刺激タイプ
- ホホバオイルやアルガンオイルなど:植物由来の高保湿オイル。肌を柔らかくしてくれる。
- シアバターやカカオバターなど:植物由来の油脂。高保湿で潤い成分の蒸発を防ぐ。シアバターは重ためのテクスチャーでカカオバターは仕上がりがさっぱりしている。
無添加のものを選ぶ
敏感肌の方や肌が弱い方は、無添加のものを選びましょう。
無添加のクリームは肌に優しい低刺激なタイプですので、生まれてきた赤ちゃんの保湿クリームとしても使用できます。
ただ一つ注意しなければならないのは「保存料が入っていないクリーム」です。保存料が入っていないクリームは傷みやすいので、開封後早めに使い切る必要があります。
最強の妊娠線予防はこれ!おすすめのクリーム6選
妊娠線の予防におすすめの最強クリームを6つ紹介します!
妊娠線を予防するクリームには、クリームタイプとオイルタイプがありますので、それぞれわけておすすめのクリームを紹介していきます。
クリームタイプ
クリームタイプのものは、水分と油分を肌に与えてくれます。
肌に水分を補給し、潤いを閉じ込めてくれる効果があります。
ニベア(青缶)
ワセリンやホホバオイル、グリセリンなどの保湿成分が配合されています。
それらの成分が肌に潤いを与え、水分の蒸発を防いでくれます。そのため、いつでもしっとりした肌になります。
また、家族みんなで使えるクリームで、赤ちゃんのボディクリームとしても使えます。
ナチュラルマーククリーム
保湿成分のほかにアルガンオイルやツボクサエキスなどが配合されています。
アルガンオイルやツボクサエキスは、弾力や柔軟性をサポートする成分です。
そのため、肌を柔らかくしながら保湿してくれます。
また、弱酸性で無添加なので、産まれたばかりの赤ちゃんにも使えます。
ママニックマタニティクリーム
ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドが肌をしっかり保湿しつつ、肌を柔らかくしてダメージを予防します。
クリームタイプですが、テクスチャーはサラッとしており、伸びがいいです。べたつかずに潤いが浸透し、夏や冬でも使えます。
オイルタイプ
オイルタイプは、肌の保湿をしつつ水分の蒸発を防いでくれます。
肌なじみや伸びがいいのも特徴です。
オーガニックマドンナセラムオイル
オーガニックの保湿成分が99%配合されています。
日本人の肌に合わせて作られているので、妊娠中だけでなく産後や敏感肌の方でも安心して使えるのが魅力です。ボディだけでなく顔にも使えます。
シアバターやアルガンオイル、さらにボディケアには珍しいオーガニックオリーブオイルが保湿成分として配合されています。
ヴェレダマザーズボディオイル
たくさんの植物オイルをバランス良く配合しています。アーモンドオイルやホホバオイル、アルニカ花エキスなどを配合しているので保湿しながら肌にハリを与えます。
植物は農薬を一切使わずに、自然の力を最大限に利用して育てています。
世界基準のオーガニック認証も獲得しています。
フレイオイル
ホホバオイルやコムギ胚芽オイル、アロエベラエキスなどを配合し、肌をしっかり保湿します。
それだけでなく、ビタミンEも独自に配合し、肌にハリやしなやかさを与えます。
無添加でヴィーガン由来の成分のみを配合しているので、肌が敏感な時期でも使いやすいです。
開発されてから約50年、今では世界中で販売されておりその実力は本物です。
【おわりに】妊娠線を予防してきれいな肌に
今回は、妊娠線を予防するポイントや予防するためのクリームをご紹介しました。
体重の増加をコントロールし、保湿ケアやマッサージ、無理しない程度の運動を行うことで妊娠線をグッとできにくくすることが可能です。
ただし、妊娠中は、体調も心も不安定になりやすいので、無理はせずにその日の体調を見ながら予防ケアを行ってください。
今回紹介したクリームは、ドラッグストアで買えるものから通販サイトで買えるものまで幅広く紹介していますので、ぜひお気に入りのものを見つけて使ってみてください。