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Feel the Music vol.12
今、明かされる…DJ MAKIDAIのすべて - MAKIDAI (EXILE) MAKIDAI (EXILE)
■インタビュー/文:大野ケイスケ ■デザイン:SQIP Inc. 更新日:2007.8.22 / 掲載日:2007.5.25
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彼らはまだ誰も見たことのないステージへ向かって、とどまることを知らない勢いと着実に人々の心をとらえる優しさを兼ね備えながら、日々多岐にわたる精力的な活動を続ける。それがEXILEだ。
なかでもパフォーマーのMAKIDAIは、EXILEの両翼のひとつであるダンスをメインに、バラエティ番組への出演(「クイズ!ヘキサゴンⅡ」「踊るさんま御殿」などなど)、ラジオナビゲーター(J-WAVE EXILE MAKIDAIのOH MY RADIO)、そして俳優と(すでに主演作2本!)、活動の範囲を着々と広げつつある。そして実はMAKIDAIにはもうひとつ、DJとしての顔もある。そのキャリアをスタートさせたのはダンサーとほぼ同時期で、知られざるもうひとつの顔においても、実績十分。何よりもDJ MAKIDAIの凄いところは「フロアでかける曲すべて自ら踊って盛り上がり実証済」という点だ。今回はそんなDJ MAKIDAIのルーツを巡ってみよう。今明かされるDJ MAKIDAIの歴史は、EXILEの知られざる歴史をもうかがい知ることになるだろう。
--DJをスタートさせたきっかけをうかがう前に、ダンサーとしていかにこの曲で踊れるかっていうアタマとカラダから始まってるわけですよね?
そうです。まずダンスありきでした。DJを始めたのも自分たちのショータイムの音を自分で作りたいって思ったことなんです。だから最初からターンテーブルを持っていたわけではなくて、ファーストツールはラジカセ(笑)。カセットテープの一時停止で曲と曲をつないでいくから、必ず「プツ」ってノイズが入って(笑)。切磋琢磨して相当うまくなったんだけど、やっぱり「プツ」が切れることはなかった(笑)。だからターンテーブルを手に入れたときは感動しましたね。「プツ」ないし(笑)。針を落とした瞬間に踊ってた(笑)。今でもそうです、針を落とした瞬間が最高に楽しみですね。
--ニューヨークにダンス留学もしてるんですよね?その時の体験たるや、とんでもないインパクトだったんじゃないですか??
ヤバかったですよ、全部そこにあるわけだし(笑)。ダンサーの隠し撮りVTRっていうのがあって、日本ではそれを苦労して入手して見てたんですけど、もうそこにいるんですよ(笑)。その時知ったのが、クラブでのアンダーグラウンドの世界もあれば、マライアの横で高級なスーツ着てマジソンスクエアで踊ってる世界もある。メジャーでの顔もありつつ、地元行けば友達がたくさんいる人気者でもある。両面あるんですよ。リャン面性というか。活動をしていくうえで、そんな彼らのやり方はとても参考になったし、今でもそれを目指してます。
--そんな豊富な経験の中から、DJ MAKIDAIの10曲はいかがですか?
正直10曲は無理です(笑)。一曲一曲に様々な思い出と体験が詰まってますからね、選曲というのはまさに人生的な(笑)。生放送のラジオのナビゲーターも3年目を迎えましたが、毎回選曲には頭を悩ましているんです。それまでその曲を知らなかったリスナーの方から、「すごいいい曲だった」というリアクションが返ってくると、時代と時代をつないだ実感があるんです。DJもそういう仕事だなって思います。
--第二弾もよろしくお願いします。
もちろんです。
Her / GUY
HER / GUY
 この曲がまさに僕のルーツです。当時中学生で「ペーパームーン」っていうドラマの中でこの曲に合わせてZOOのメンバーが踊るんですよ。そのシーンがカッコよくて。ある意味初期衝動ですよね。「この曲なんだ?」って、すぐにレコード屋に行って、メロディーしか知らないからその場で歌って店員に聞いてもらって。そんな努力の末にようやく見つけました。時代はニュー・ジャック・スイング。ブラックミュージックというものに初めて触れて、初めてお金を出して買ったアルバムです。
そして初めて人前で踊った曲でもあるんです。中学校の卒業式でした。一生忘れることのない僕のダンスの原点。まわりは全然こういう音楽を知らなくて、まだまだバンドブームだったんです。でもバンドの演奏と入れ替わりで僕らがこの曲をかけて踊ったら「あれなに?」って周囲が騒ぎ始めて…すごいヤバかったですね、ヤバいくらいうまくいった。会場が「なんじゃこれ?」的な驚きでドカンと爆発して、全員すっかりバンドのことは忘れて騒いでた。これをきっかけに踊りに火がついたんです。
Baby Don't Cry / Lalah HATHAWAY
Baby Don't Cry / Lalah HATHAWAY
 ダニー・ハサウェイの娘ですね。91年当時のシーンはロスが熱かったんですけど、ニューヨークが盛り上がってるって言われてきた時期で、この曲のプロモーションビデオにはニューヨークを支えていたダンサーたちが勢揃いしていて、彼らがマライア・キャリーみたいな一流どころのバックダンサーをやるようになってきたんです。それまでのロスというのは激しくて大技なんだけど、ニューヨークはスローでクールな見たことないダンス。スタイルが全然ちがうんですよ。バラードでこんな踊りができるんだ的な衝撃があって。
16歳のときにZOOのダンススクールに通うようになって、現在はリーダーであるhiroさんが、女の子の生徒たちに向かって「ロマンティックな曲かけてやるよ」っ言ったのをよく覚えているんです(笑)。のちにそのこと言ったら笑ってました。当時の僕は本当にかっこいいって感動したんです。高校のときに好きだった先輩に思いを馳せながら、登校時にこの曲を聴いていた思い出…というのもありますけど(笑)。
Pop Life / Prince
Pop Life / Prince
 これは年代的に古い楽曲なんですけど、僕と現在メンバーのまっちゃんとUSAとかでベイビーネイルというダンスチームを組んで、初めてショータイムをやったときの記念すべき一曲目です。それまでヒップホップばかり聴いてたんですけど、ニューヨークの隠し撮りVTRっていうダンサーたちの流出ビデオ(笑)があって、マライアのバックダンサーがこの曲ですごい盛り上がって踊ってたんです。この曲は王道のポップチューンという先入観があったから、とても衝撃的で、これもありなんだと考えさせられましたね。ヒップホップを超えた新しい尺度っていうのが、これでわかったというか。踊るってことに対してもっと自由になれたかも。聴くほどにいい曲で、テーマはポジティブだし、ジャケットもポップなカラーリングで、ポップライフって響きもいい。そんなはじけた人生を送りたいって思うようになりました(笑)。夢中になっていたダンスが仕事になったらいいなって思ったんです。のちにジャルールとかがサンプリングしてサグライフっていう曲を出してますね。
North On South St. / Herb Alpert
North On South St. / Herb Alpert
 これはインストです。この曲のプロモーションビデオがモノクロのラインダンスで、のちにファーサイドになったメンバーとか有名なダンサーが出ていて、声ありきじゃなくて、決して音としてもゴリゴリじゃないけど、インストのこういう音でもこんな踊りができるんだと気づかされました。インストだから色褪せないし今でもかけますね。
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MAKIDAI (EXILE) リリース情報
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